お酒を飲んではいけない時期(状況)

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お酒は嗜む程度ならば身体にも良いと言われていますが、飲み方を誤ると、深刻な問題を引き起こしてしまう場合もあります。そんなお酒を飲んではいけない時期(状況)についてまとめました。

未成年時

日本では、20歳未満の飲酒は法律(未成年者飲酒禁止法)で禁止されています。それは、きちんとした医学的な理由があるからです。

人間の脳や臓器は、20歳くらいまではまだ発達途上の状態にあります。その大切な時期にアルコールが体内に入ると、脳の発達が妨げられたり、性ホルモンを作り出す機能が抑制されたり、骨の発達に悪影響が出たりします。未成年者はアルコールの代謝機能も低いため、大人に比べて急性アルコール中毒になる危険性も高いといえます。大人に比べて飲酒したときに行動抑制ができにくく、危険な行動をとるリスクも高まります。

また、未成年のうちからお酒を飲み始めると、将来、危険な多量飲酒をするリスクが高まり、飲酒に関連した事故を起こしやすくなることも知られています。さらに、アルコール依存症になるリスクが高まることもわかっています。
未成年者とお酒 | 知っておこう!上手な飲み方、付き合い方 | サッポロビール

妊娠中

産婦人科医は、妊娠中に積極的にお酒をすすめることはまずありません。アルコールがお母さんの体内に取り入れられると、胎盤を通って赤ちゃんに直接届いてしまうからです。

胎盤はお母さんと赤ちゃんの間にあるフィルターの役目を持ちますが、アルコールは有害物として遮断されず、そのまま入ってしまうのです。つまり赤ちゃんはお母さんと一緒にお酒をたしなんでいる事になるのです。

また、妊娠中のお酒は赤ちゃんを奇形にしたり、未発達児や未熟児、あるいは健康を損なった状態で産まれてくるリスクを増やします。
妊娠中の飲酒が胎児に与える影響と妊婦さんとお酒の付き合い方

運転前(飲酒運転)

一般的に、飲酒運転と呼ばれる状況は「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の二種類あります。

酒気帯び運転よりも悪質なのが酒酔い運転であり、こちらはアルコール濃度とは関係なく「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」が該当します。酒酔い運転の罰則は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金と、違反点数35点・免許停止3年という、非常に重い処分が科せられます。

しかし、アルコールは時間が経つに連れて体内で分解され濃度は下がってくるので、飲酒後ある程度間を空ければ、運転も出来るようになります。

一般的な成人男性の場合、ビール中瓶(500ml)一本を飲んで、飲酒の反応(血中アルコール濃度)が完全に無くなるまでは、平均で3時間程度は必要と言われています。二本なら倍の6時間、三本なら三倍の9時間といった具合に、摂取量によって分解時間は長くなります。ただし、これはあくまで目安でしかありませんし、研究機関によっては缶ビール一本(350ml)で3時間は必要、と更に厳しい基準を言う所もあります。
飲酒運転にならない為には、何時間空ければよいか?| 初心者の自動車選び大辞典

入浴時(直前)

人はお酒に酔うと、体温調節が難しくなります。そうすると環境の変化に対応できなくなってしまうんです。のぼせたりして気分が悪くなり吐いてしまうというような事態が。自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまいます。そして、足元がおぼつかなかったり、または脳内に血流が減少すると脳貧血を起こしたりして浴室で転倒して頭をぶつけてしまう可能性もありますし、浴槽でおぼれてしまうことも。

さらに、飲酒した状態で温泉に入ると、不整脈が起こりやすくなります。不整脈が起きると、心臓発作を引き起こしてしまうこともあるそうです。とても血行がよくなっている状態での飲酒は、急に酔いがまわってしまう原因になることがあります。

もちろん泥酔している場合は絶対に入らないこと。本人が判断できないようなら周りの人が絶対に止めてあげてください。命に係わることです。実際に飲酒後の入浴で命を落とす方もいます。晩酌程度の飲酒なら1時間~2時間くらいあけばよいと思います。ただし、気分が悪いようであれば翌日に入浴してください。
お酒×お風呂の相性は最悪です | ナステビュウ湯の山 しのぶろぐ

薬を飲む時

アルコールが分解されるのは肝臓。実は、薬も同じ肝臓で分解されるらしいのです。つまり、薬を飲んでお酒を飲むと、肝臓にダブルで負担をかけることに。その結果、長時間からだに薬の影響が残り、場合によっては生命に関わる事態も起こり得ます。逆に、アルコールが分解されずに悪酔いすることも。だから、薬とお酒を一緒に飲むのは良くない、というわけです。肝臓がキーワードとなるこの真実、「肝に銘じて」おきたいですね。
薬を飲んだら飲酒禁止?知っておきたい薬とお酒のこわ〜い関係 | NOMOOO(ノモー)

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2015年06月18日