鉢の上に小さな自然!四季を感じる盆栽

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日本の伝統でもある盆栽は、お年寄りの趣味というイメージが定着しており、若者で盆栽をするイメージがあまりありません。しかし、外国ではちょっとした盆栽ブームになっているんです。日本でも伝統を守るべく盆栽の育て方についてまとめてみました。

小さくて趣のある鉢を思い浮かべる人もいれば、大事そうに盆栽を育てるおじいちゃんを思い浮かべる人もいるかもしれません。盆栽は普通のガーデニングと比べて、仕立てるのに長い時間がかかります。愛好者は自分の盆栽をより赴き深い姿にするために、天候や気温まで気を配りながら盆栽の面倒を見るのです。
盆栽とは | 盆栽妙

意外かもしれませんが、近年世界中で盆栽が注目されています。高尚な趣味として楽しむ人が増えてきたのです。小さな苗が毎日少しずつ変化していく様に愛着を感じるのは、どうやら日本人だけではないようです。
盆栽とは | 盆栽妙

どういう盆栽が良い・悪いと評価されたりするの?

例えば枝の剪定や根の切り詰め、針金で枝を曲げる、などが挙げられるでしょう。しかし仕上がりに人工的な部分が見えてしまってはいけないというのが盆栽の難しいところです。ありのままの自然をそのまま見せるのではなく、自然の美しさや厳しさを凝縮して魅せることができているものが、良い盆栽と言われます。
盆栽とは | 盆栽妙

山内総一郎bot@soukun_bot

僕はずっと始めたいと思っていることがありまして、盆栽なんです。
なんか新しい趣味でも始めたいのう〜盆栽とか良いな

オオサワ ミヅホ@holeintheair

そろそろ趣味で盆栽を始めたい。

海外でも盆栽ブームが来てる!!

近年、欧米では老若男女を問わず盆栽がブームに。ガーデニングが盛んな欧州には「BONSAI FOCUS」をはじめ、盆栽専門誌が28誌あるといいます。年間約1万人の外国人観光客が訪れるという隠れた名所、江戸川区の「春花園BONSAI美術館」には、海外からやってくる修業者が後を絶たないそう。この夏からは、はとバスに外国人向けの盆栽ツアーも登場。
欧米で本格ブーム海外からの修業者も続出/外国人観光客が見たTOKYO – シティリビング特集|シティリビングWeb東京版

一心不乱にシャッターを切る外国人たち。その先にあるのは盆栽です。去年11月に開催された日本初の盆栽世界大会には1000人を超える外国人が来場。本場の盆栽を競い合うように買い求めていました。
“和の心”を輸出せよ ~世界に広がるBONSAI~ – NHK クローズアップ現代

「盆栽は自然そのものがアートです。日本で失われヨーロッパでは見直されています」そうした中海外のブームに活路を見いだそうとする日本の盆栽農家も現れてきました。磨き上げた技を披露するなど猛アピールに打って出ます。日本ならではの伝統文化盆栽。
“和の心”を輸出せよ ~世界に広がるBONSAI~ – NHK クローズアップ現代

初心者にオススメの盆栽

初心者にオススメの松柏盆栽

松柏盆栽は五葉松、黒松、とど松などの松系の盆栽。自分好みの造型にしやすく、一年中楽しむことが出来ます。一番、オススメなのは五葉松。初心者にも育てやすく、盆栽の基本を学べる盆栽です。もっともポピュラーで、検索で育て方もかなりヒットします。黒松も頑丈で素人さんにとてもオススメの盆栽。荒々しい幹が男らしくて、こちらも人気の松ですよ。

盆栽の魅力

魅力1:生涯の趣味にできる
盆栽の魅力

盆栽の手入れは肉体的な負担が小さいので、年を取っても楽しむことができます。むしろ身体を動かして日々の手入れを行うことで、健康にもいいと言われています。

魅力2:癒しとストレス解消
盆栽の魅力

植物と触れ合うことで、心が癒されてストレス解消にもなります。イライラすることの多い現代、盆栽に取り組むことで気持ちをすっきりさせることができます。

魅力3:健康にいい
盆栽の魅力

盆栽は枝を切ったり水をあげたりと、軽作業を行います。適度に身体を動かすため、健康維持にも繋がります。また手先を使うので、ボケ防止にも効果があります。

魅力4:お金が稼げる
盆栽の魅力

盆栽は単なる園芸趣味ではなく、芸術でもあります。そのため作った作品を販売することも可能です。時には数十万円、数百万円以上の価値が生まれることもあります。

魅力5:仲間に出会える
盆栽の魅力

盆栽という共通の趣味を通じて、様々な人に出会うことができるはずです。年齢や性別に関係なく、同じ趣味を持った人達と交流を深めることができます。

必要な道具

【盆栽を始めるために必要な道具】
・盆栽……花や実をつけるサクラやモミジなども人気です
・肥料……固形の置き肥(おきひ)が盆栽では使われます
・殺虫剤……害虫や病気の対策に殺虫剤も用意しておきましょう
・剪定鋏……枝を切るための盆栽用の鋏(はさみ)。
・その他……ジョウロや霧吹き、ピンセット
盆栽の始め方

盆栽の育て方のコツ

・どこに置くか
盆栽の育て方のコツ

盆栽の置き場所というと庭をイメージするかもしれませんが、ミニ盆栽であればベランダで育てることも可能です。アスファルトの上に置くと熱にやられてしまうので、盆栽棚の上に置くのが理想。乾燥するエアコンの室外機近くも避けましょう。

水やり
盆栽の育て方のコツ

表面が乾いて白っぽくなってきたら、水をあげます。分量は鉢の底から水が出る程度。春と秋は1日1回、夏は1日2~3回、冬は週に2~3回が目安と言われています。

肥料
盆栽の育て方のコツ

盆栽は狭い鉢の中で育てるため、水や光合成の養分だけでは不足です。そのため肥料が重要です。肥料には液体と固形の2種類がありますが、盆栽の場合は固形の「置き肥」が一般的です。養分が不足しがちな春と秋に肥料は与えるといいでしょう。

植え替え
盆栽の育て方のコツ

盆栽を育てる際には、定期的に植え替えが必要です。植え替えをしないと鉢の中で根が回りきってしまい、水はけが悪くなります。2~3年に1回は植え替えをしましょう。

剪定
盆栽の育て方のコツ

剪定は、伸びすぎた枝を切って形を整える、というのが基本的な考えです。伸びた枝や大きな葉をこまめに切りますが、あまりいじりすぎると植物にストレスを与えるので注意しましょう。

https://matome.naver.jp/odai/2143442570579874601
2015年06月16日