【衝撃】群馬県で突風が・・・ 被害相次ぐ

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群馬県全域に竜巻注意報

●突然の出来事・・・

気象庁によると、関東甲信の上空約5500メートルに氷点下9度、東北にも同じく氷点下12度以下の寒気が流入。一方、地表付近の最高気温は30度以上の真夏日となる地点が相次ぎ、温度差で大気の状態が非常に不安定になった。関東北部を中心に東北にかけて局地的に積乱雲が発達、雷が発生したほか激しい雨が降った。突風の原因にもなったとみられる。
群馬で突風、車横転でけが人も 被害相次ぐ、大気不安定 – 西日本新聞

住民の声

「(空が)真っ黒になって、ひょうが降ってきた。ゴーと鳴っていた。(風が)渦を巻いていた。ここら辺、ウワーって巻いていた」(住民)
「群馬で突風、車横転で2人けが 建物被害相次ぐ」 News i – TBSの動画ニュースサイト

「風で家が揺れた」「こんな経験初めて」と、驚きを隠せない。
吹き飛ぶ屋根、車横転…群馬突風「家が横に揺れた」(1/2ページ) – 産経ニュース

●被害が続出

伊勢崎市赤堀の住宅街にある資材置き場では、金属製の囲いが数10メートルにわたって傾き、パイプなどの資材が散乱したほか、伊勢崎市下触町の公園では高さが、およそ6メートルある野球用のネットが支柱とともにおよそ30メートルにわたって倒れました。また、伊勢崎市市場町にある高齢者向け福祉施設では、窓ガラス20数枚が割れるの被害がありましたが、けが人がいないということです。
群馬県内各地で突風被害相次ぐ NHKニュース

公園でフェンスが飛ばされるなど10数件の被害が出ているという。(
群馬で突風被害、車が横転(2015年6月15日(月)掲載) – Yahoo!ニュース

「高さ6メートルの野球ネットが倒れた」「落雷で畑で火災が起きた」
群馬で突風被害 3000軒超の停電も(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース

「突風で屋根が飛んだ」「電線が切れた」などという110番通報が相次いでいるということです。
「屋根飛んだ」「電線切れた」 群馬で“突風被害”

三和町では太陽光発電のパネル約600枚が飛ばされました。
群馬で突風被害相次ぐ 太陽光パネル600枚が…

ソーラーパネル所有者:「まだ1カ月経ってないんですよ、これが完成して。まさか、こんなことになっているとは思わなかった」
群馬で突風被害相次ぐ 太陽光パネル600枚が…

●今後の見通しは?

気象に詳しい専門家は「関東の上空に強い寒気が南下して大気の状態が非常に不安定になったため積乱雲が急激に発達し、竜巻などの局地的な突風や、上空の冷たい空気が一気に吹き下ろすダウンバーストが起きた可能性もある。北日本や東日本ではしばらくの間、落雷や竜巻などの突風、ひょうなどに注意が必要だ」と話しています。
群馬県内各地で突風被害相次ぐ NHKニュース

●原因は何?

前橋地方気象台は16日にも職員が現地調査し、竜巻やダウンバースト(積乱雲から吹き下ろす突風)の可能性も含め突風の原因を調べる。
群馬で突風被害!太陽光パネルや屋根など吹き飛ばされる被害!竜巻やダウンバーストの可能性も | NDS編集長のまとめニュース

【竜巻・ダウンバースト】

●竜巻とは?

竜巻とは、積乱雲や積雲に伴って発生する強い上昇気流(上空へ向かって吹く風)をもった激しい渦巻きです。

雲の底からたれ下がるように、漏斗状や柱状の雲(漏斗雲)ができ、海面や地面から巻き上げた水滴やちりや砂などが尾のように立ち上がります。これらが繋がって、漏斗状の雲の軸がまっすぐ、または曲がりくねった形で見えるのです。
竜巻とはなにか – 竜巻の危険性

●竜巻の現象・被害の特徴

◎竜巻の移動とともに風向が回転する。
◎発生場所付近に対応するレーダーエコーがある。
◎気圧が下降する。急激な気圧低下に伴って、耳に異常を訴える場合がある。
◎被害地域は細い帯状となることが多い。
◎残された飛散物や倒壊物は、ある点や線に集まる形で残る。
◎重量物(屋根・扉など)が舞い上がったように移動する。
◎漏斗雲を目撃したり、飛散物が筒状に舞い上がっているのを目撃する。飛散物が降ってくる。
◎「ゴー」というジェット機のような轟音がする。
竜巻

●ダウンバーストとは?

ダウンバーストとは・・・

積雲や積乱雲から爆発的に吹き降ろす気流およびこれが地表に衝突して吹き出す 破壊的な気流をダウンバーストといいます。 ダウンバーストはその水平的な広がりの大きさにより2つに分類することがあり、 広がりが4km以上をマクロバースト、4km以内をマイクロバーストと呼んでいます。
福岡管区気象台|ダウンバーストのはなし

●ダウンバーストの現象・被害等の特徴

□ 強風の吹き始めから終わりまでほぼ風向が一定である。
□ 発生場所付近に対応するレーダーエコーがある。
□ 気圧が上昇する。
□ 強風の開始と同時に気温が下降し、湿度が上昇する。
□ 被害地域は竜巻のように「帯状」ではなく、「面的」に広がる。
□ 残された飛散物の飛散方向や倒壊物の方向は同じか、ある点から広がる形となる。
□ 竜巻の時のようなゴーという音はしない。
福岡管区気象台|ダウンバーストのはなし

https://matome.naver.jp/odai/2143437121145150701
2016年05月31日