米国防総省による炭疽たんそ菌の誤送付問題で、同省は12日、神奈川県座間市と相模原市にまたがる米陸軍基地「キャンプ座間」にも送付していたことを明らかにした。
同省のウォレン報道部長によると、炭疽菌は2005年、米西部ユタ州の同省ダグウェイ実験場からキャンプ座間に送られた。生物テロ対策のための検知訓練に使用後、09年に処分し、現在は日本国内に炭疽菌は存在しないという。
本来は不活性化した炭疽菌を送る予定だったが、誤って生きた炭疽菌を送付した。同省が米疾病対策センター(CDC)と合同で原因を調べている。
これまでに米国内19州と首都ワシントンの研究所のほか、韓国、オーストラリア、英国、カナダの米軍基地などへの誤送付が判明しているが、感染例は確認されていない。
米国防総省の炭疽菌誤送付、キャンプ座間にも : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【5月28日 AFP】(一部更新)米軍の研究所が、炭疽(たんそ)菌の生きたサンプル少なくとも1個を誤って送付した問題で、米当局は、韓国にある米軍基地で最大22人、米国内の研究所で4人の計26人が菌に接触した可能性があると発表した。
米ユタ州の陸軍施設から生きた炭疽菌のサンプルが米国内17州と首都ワシントン、韓国、カナダ、オーストラリアの政府や民間の研究施設、合計51カ所に送付されていた問題で、国防総省は6月3日、記者会見で菌をどのように梱包して安全対策をとっているか説明しました。
https://matome.naver.jp/odai/2143417141576455701
2015年06月13日