日本で16番目の車メーカー「日本エレクトライク」が誕生

杉之進
電気自動車(EV)を開発・製造するベンチャー企業、日本エレクトライク(神奈川県川崎市)は2015年6月8日、主力商品の三輪電気自動車について、量産のために必要な型式認定を国土交通省から受けた。

電気自動車(EV)を開発・製造するベンチャー企業、日本エレクトライク(神奈川県川崎市)は2015年6月8日、主力商品の三輪電気自動車について、量産のために必要な型式認定を国土交通省から受けた。型式取得は、1996年の光岡自動車(富山市)以来19年ぶり。日本では16番目の自動車メーカーの誕生となる。


https://matome.naver.jp/odai/2143387177912518701/2143387432213179003

これまで型式認定を受けた15社って?

いすゞ自動車株式会社
川崎重工業株式会社
スズキ株式会社
ダイハツ工業株式会社
トヨタ自動車株式会社
日産自動車株式会社
日野自動車株式会社
富士重工業株式会社
本田技研工業株式会社
マツダ株式会社
三菱自動車工業株式会社
三菱ふそうトラック・バス株式会社
ヤマハ発動機株式会社
UDトラックス株式会社
株式会社光岡自動車

見た目が昔懐かしいオート三輪車。ネット上では早くも注目が集まっている。

見た目はかつて日本中を走り回った「オート三輪」にそっくりだ。日本では戦後、ダイハツやマツダが三輪自動車を量産、1980年代までは市中を走り回る姿が見られた。だが、カーブで急ハンドルを切ったり、雨道でスリップしたりすると、簡単に横転。1980年代には軽自動車が台頭し、オート三輪は姿を消していった。

ところがEVの時代を迎えれば、ラリードライバー出身の松波社長が2008年、次世代の自動車メーカー設立を目指して、日本エレクトライクを立ち上げた。松波社長は国内自動車メーカーのOBの技術者らを同社に登用。三輪自動車を復権すべく、改良を重ねていった。懸案の安定性に関しては、左右の後輪を別のモーターで駆動させ、曲がる時には回転差をつけるなどの工夫で解決した。

どんな会社なのか!?

2008年創業の同社はオート三輪車によく似た見た目の三輪EV「エレクトライク」を主力商品に据える。社長の松波登さんは大学卒業後、トヨタ自動車のワークスドライバーとして活躍し、モンテカルロ・ラリーにも出場したラリードライバーだった。

社長の松波登さん
東海大学工学部動力機械科卒業。後にトヨタ自動車のワークスドライバーとして活躍し、モンテカルロラリーにも出場する。その後父親の会社を引き継ぎながらも、車への思いが忘れられず2008年に日本エレクトライクを創立。三輪電気自動車に初めてアクティブホイールコントローラーを搭載したエレクトライクを誕生させる。

なぜ三輪車で勝負を仕掛けたのか?

「ベンチャーなので従来の自動車メーカーがやっていないことをしたかったんです。ニッチ戦略ですね。三輪車はパンクしにくいし、新しいモビリティになりえます」

生産の拠点はインドと冨山

バジャジ・オート

生産はインドの大手メーカー、バジャジ・オートから車体を輸入し、電動自動車に改造する手法で試みる。13年4月より受注を開始し、15年2月からは富山工場(富山市)も稼働し始めた。現在は年間100台を生産目標とする。

価格は100万円以下で!

これまで100万円~200万円の間で販売してきたが、型式取得後は政府補助金の対象となり得るため100万円以下の価格を目指す。

車の性能・仕様は!?

実際に走ってみた

エレクトライクを見たネット民の反応

欲しい欲しい(^^)100万切るとなおろよろし
“@juichiogi: 日本で16番目の車メーカー誕生 日本エレクトライクのEV車が話題 #ldnews news.livedoor.com/article/detail… これはちょっと欲しい(*ё_ё)”

リジェネス@Mr2Ft86

日本で16番目の自動車メーカー誕生。
日本エレクトライクというメーカー。
今年は東京モーターショー2015があるので出るかもしれない。
是非とも頑張ってもらいたい。 pic.twitter.com/P98msqj297
https://matome.naver.jp/odai/2143387177912518701
2015年06月10日