延命治療の中止が選択肢になる状態は？病院会が6ケースを例示

延命治療の中止が選択肢になり得る時の状態を例示した
延命治療の中止が選択肢になる状態は？病院会が6ケースを例示｜ケアマネタイムスbyケアマネドットコム

全国約2,400の病院が加盟する日本病院会は27日、回復する見込みがないとみられる患者などの終末期医療について、延命治療の中止が選択肢になり得る時の状態を例示した。

1.高齢・寝たきりで認知症が進み、周囲と意志の疎通がとれない

2.高齢で口から食べたり飲んだりできない

3.胃ろうがつくられたが口から食べるまで回復せず意思の疎通がとれない

4.高齢で誤嚥性肺炎をおこし意識もなく回復が難しい

5.がん末期で寿命を伸ばす有効な治療法がない

6.脳血管障害で意識の回復が望めない

こうした例はあくまでも参考という位置づけで、最終的な判断は各病院がケースバイケースで行うべきだとした。
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実際に延命治療を続けるべきかどうか判断する時は、複数の職種によるチームであたるよう勧めている。
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本人の意思が確認できない場合は、家族などの身近な人が考えている患者の気持ちを尊重し、本人にとって最善と思える方針をとるよう指導した。
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