歯がしみるという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。それは知覚過敏かもしれません。知覚過敏は日本人の3人に1人が経験したことのあるほどです。
知覚過敏/自宅でできる5つの改善法と歯医者で行う8つの治療法
実は自分で歯や歯茎を傷つけ、知覚過敏を起こしてしまっていることも多いのです。また、知覚過敏の放置で神経を取らなくてはいけないこともあります。
知覚過敏/自宅でできる5つの改善法と歯医者で行う8つの治療法
知覚過敏の人、意外と多い?
日本人の約3人に1人が経験しているとされ、歯科医における患者数も年々増加傾向にあるという。その原因としては、ストレスによる歯ぎしり・噛みしめの増加のほか、過度のブラッシングにより歯の表面(エナメル質)が傷つくことでも起こる。
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知覚過敏ってなに?
歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
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知覚過敏の原因
歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。つまり象牙質は痛みを感じる部分です。
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通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありませんが、極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が内部の象牙質に伝わって、歯が痛みを感じることもあります。しかし、様々な理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。
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知覚過敏を治す方法 4選
1.歯ブラシの圧を弱くする
手の指の爪の根元を、いつもの歯磨きと同じように磨くんです。爪の根元が痛いと感じたら、それは強過ぎです。ではどれくらいが最適なのかというと、150gの圧力が目安になります。料理で使うキッチンスケールに歯ブラシを押しつけて、目盛りに150gと表示される程度の力加減ですね。自宅に秤があれば、自分の歯ブラシの圧力を計測して、適切な圧力で磨くようにするといいですよ。
歯科衛生士に聞く、知覚過敏への具体的な対処法 | ライフハッカー[日本版]
2.キシリトールガムをかむ
キシリトールガムは予防に繋がります。キシリトールは虫歯菌を増殖出来なくする効果があり、ガムを噛む事により多くの唾液が分泌して歯の再石灰化を促進します。再石灰化は、溶けた歯の表面のエナメル質を戻すだけでなく、より硬くて強いエナメル質に変化させます。そのきるため、丈夫な歯になります。
虫歯がしみる!?知覚過敏との違い
3.知覚過敏用歯磨き粉「シュミテクト」を使う
知覚過敏用の歯磨き粉は、硝酸カリウム(カリウムイオン)という薬用成分が含まれています。この成分が歯の神経の周りにバリアを作り、知覚過敏を軽減させます
知覚過敏/自宅でできる5つの改善法と歯医者で行う8つの治療法
4.フッ素のジェルを塗る
フッ素は歯の表面のミネラルと結びついて歯を硬くすることができます。歯磨き後にフッ素のジェルなどを塗り込むと知覚過敏が軽減します。
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