【画像まとめ】JR北海道の鉄道車両【気動車編】

yushi48
JR北海道で主に使用されている気動車をまとめました。

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特急形

キハ183系
キハ80系82形の老朽化に伴い、更なる高速化と耐寒性の強化を目的に開発・投入された車両。
列車の分割併合を前提とせず、先頭車は特急形電車同様の高運転台式非貫通型で、着雪防止のため、直線と平面で構成され正面中位が前方に突出した「スラント形」と称される独特の前頭部形状をもつ。
「オホーツク」等に使用されている。
N183系、NN183系
国鉄分割民営化後のJR北海道の経営基盤整備を主目的とし、機器類は最高速度 120 km/h に対応した設計としている。高運転台非貫通構造をやめ、増結・切離しが臨機応変に行える貫通型の前頭部構造とされた。
特急「スーパー北斗」運転開始に合わせ、本系列を使用する一部の「北斗」で最高速度 130 km/h 運転を実施するための改造が行われた。
「北斗」「サロベツ」等で使用される。
キハ261系
宗谷本線・石勝線系統の特急列車高速化に対応した車両として開発され、大出力のディーゼルエンジンと前述の車体傾斜装置を搭載し、最高速度130km/h運転および曲線通過速度の向上を可能とした。
その後、キハ183系気動車の老朽化に伴う置き換えおよび石勝線系統の特急列車高速化のため、一部の仕様を変更した1000番台が製造された。
「スーパー宗谷」「スーパーとかち」に使用される。
キハ281系
函館駅 – 札幌駅間の高速化事業にあわせてJR北海道が開発した特急形振子式気動車であり、日本国内の在来線気動車において、最高速度130km/hでの営業運転を初めて行った系列である。
「スーパー北斗」に使用される。
キハ283系
石勝線・根室本線(南千歳駅 – 釧路駅間)の高速化事業に合わせ、281系気動車の発展形として開発された振子式気動車である。
「スーパーおおぞら」に使用される。

一般形

キハ40系
日本全国の非電化路線に投入され、現在でもJR旅客鉄道各社に多数が在籍し、主に普通列車用として広く用いられている。
国鉄から計157両が承継され全車が酷寒地形である。ほとんどの車両が、ワンマン運転対応、エンジン換装、冷房装置搭載など、線区の事情に応じた改造が実施され、それに伴う改番が行われた。
キハ54系
経営困難が予想された「三島会社」(北海道・四国・九州)の経営基盤整備を目的として、民営化直前の1986年に製作された車両群の一形式である。耐候性に優れるステンレス製軽量車体の採用、勾配や積雪に耐える性能を得るためのエンジン2基搭載など、地域の実情に応じた装備が施されている。一方、台車や変速機・運転台機器等には在来車の廃車発生部品を再利用し、一部の機器にはバス用の汎用部品を用いるなどの策で、製作コストの適正化に留意している。
キハ143系
電車や気動車への置き換えで余剰となっていた50系客車(オハフ51形)を改造して製作された。(キハ141系) 客車 (Passenger Car) 改造のディーゼル動車 (Diesel Car) であることからPDCとも呼ばれる。
増備する際、キハ150形気動車の駆動システムを用いて性能強化した形式がキハ143系である。
側面行先方向幕はLED式行先表示器として再設置された。
キハ150系
積雪急勾配線区における単行運転を考慮して開発された、高出力機関装備の両運転台式気動車であり、北海道の一般形気動車で初めて冷房装置を搭載するなど接客設備の改善もなされたほか、ワンマン運転設備の搭載、バス用汎用部品の採用など製造コスト削減も考慮された。
側面帯と客用扉の配色は配置箇所によって異なり、旭川運転所の車両はラベンダーをイメージしたライトパープル、苗穂運転所の車両はスカイブルー+萌黄色である。

通勤形

キハ201系
札幌都市圏の中でも最も混雑する函館本線・小樽駅 – 札幌駅間の輸送改善において、非電化区間である小樽以西からの札幌駅直通列車の混雑緩和・スピードアップを図るため、1997年3月22日のダイヤ改正から営業運転を開始した。同時期に導入された731系電車と併結し、現在日本で唯一の電車と気動車による協調運転を行っている。
車両性能は協調運転を行う731系電車とほぼ同等であり、電化区間でも電車と同等のダイヤで走行することができる。
https://matome.naver.jp/odai/2143128524222214201
2015年05月14日