どこかで見たぞ…バトルシップの宇宙人が地球製珍兵器を使用していた

5月3日夜にテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」で地上波初放送された映画「バトルシップ」。放映が決定した2週間前の時点で、作品名がTwitterでトレンド入りするなど注目を集めていました
「バトルシップ」放送でツイート実況が大爆発　「チキンブリトー」もトレンド入りする謎のGWに – ねとらぼ

『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ジュラシック・パーク』など世界的名作を世に送り出してきたユニバーサル映画が、100周年記念作品として威信を賭けて制作・公開し、浅野忠信も出演している映画
日米で正体不明のエイリアンに立ち向かえ！5/3、浅野忠信出演ハリウッド超大作『バトルシップ』地上波初放送！予告動画 – ナビコン・ニュース

ある種のB級映画好きからは異様に愛され、ネット上の一部では同作の熱狂的ファンを「バトルシッパー」と呼ぶほど人気なのだとか
「バトルシップ」放送でツイート実況が大爆発　「チキンブリトー」もトレンド入りする謎のGWに – ねとらぼ

いざ始まるや実況や感想が続々とツイートされ、一時はトレンドワード10個のうち半分が同作関連となるなどTwitterはバトルシップ祭りに
「バトルシップ」放送でツイート実況が大爆発　「チキンブリトー」もトレンド入りする謎のGWに – ねとらぼ

1943年、イギリスを含む連合国は大陸反攻のため、フランスのノルマンディー海岸への上陸作戦を計画していたが、同地の海岸地帯にはドイツ軍によって大西洋の壁と呼ばれるコンクリート製の防護陣地が構築されており、これが上陸作戦時の大きな障壁の一つとなっていた。
パンジャンドラム – Wikipedia

そこで、上陸用舟艇から射出して防護壁まで自走させ、これを破壊する自走爆雷が考案された
パンジャンドラム – Wikipedia

海岸に構築されたドイツ軍の強固な防御陣地を破壊するため上陸用舟艇から発進して時速100km/hの速度で敵陣地へ突入し陣地を破壊するのが目的
1/144　自走爆雷パンジャンドラム イギリス,アクセサリパーツ・その他 の販売 DAMEYA-NET

約1.8tの爆薬を内蔵した円筒形の本体の両側に直径約3mの車輪を備え、この車輪の円周状に配置された多数のロケットモーターにより加速して移動するという方式がとられていました
1/144　自走爆雷パンジャンドラム イギリス,アクセサリパーツ・その他 の販売 DAMEYA-NET

だが実験の結果、砂浜での摩擦や凹凸により空転したり、急に予測不能な向きへ方向転換、ロケットが脱落するなどの問題が多発して開発は難航、直進すら叶わず不成功に終わった。
パンジャンドラム – Wikipedia

安定性を増すために本体を大型化、トルクを増すためにロケットモーターを増強・脱落防止のため補強するなど、幾多の改良を行いながら実験は繰り返されたが、根本的な構造上の問題や、当時の技術的限界もあって問題点を解決できず、開発は中止された。
パンジャンドラム – Wikipedia

ちなみに、キャタピラで走る自走爆雷ビートルがヴィッカース社により1939年から1943年に研究されているが、さまざまな実験に成功しているもののキャンセルされている。
パンジャンドラム (いぎりすばんたいくうたけやり)とは【ピクシブ百科事典】

なぜ電気モーターで駆動する構造のこちらがキャンセルされ、パンジャンドラムのほうが採用されたかは謎である。
パンジャンドラム (いぎりすばんたいくうたけやり)とは【ピクシブ百科事典】

ユーモラスな発想と動き（実験中の動画が残っています）で今も人気の大失敗兵器
パンジャンドラム

クーゲルパンツァー（Kugelpanzer）は、第二次世界大戦中のドイツで開発された装甲戦闘車輌である。「クーゲル（Kugel）」とはドイツ語で「ボール」を意味するので、直訳すると玉戦車となる。
クーゲルパンツァー – Wikipedia

非常に奇妙な戦車ですが、ペーパープランではなく実車が存在し、ロシアのクビンカ戦車博物館には日本へ輸出され、大戦末期に当時のソ連軍によって満州で鹵獲されたものが展示されています
1/144 クーゲルパンツァー ドイツ,戦車・装甲戦闘車両 の販売 DAMEYA-NET

性能や来歴については少なくとも下記の5つの情報がある。
ドイツ製で、日本に輸出された。
1人乗りの軽偵察車輌。
ソビエト軍が1945年に満州にて鹵獲。
装甲厚は5mm。
動力は単気筒の2ストロークエンジン。
クーゲルパンツァー – Wikipedia

豆戦車を極限まで簡略化したような仕様であり、およそ戦闘の役には立ちそうにはなく、もっぱら偵察用として作られたと想定される。
クーゲルパンツァー (たませんしゃ)とは【ピクシブ百科事典】