ゴールデンウィークに突入し、全国的にバーベキューを行う機会が増えている。
しかし、バーベキューにも危ない落とし穴が・・・
生肉には高い確率で食中毒原因菌が付着しています。
夏場に発生する食中毒の多くは、細菌によるものです。一般に細菌は10度以上で増殖しますので、気温が高くなると増殖のスピードも速くなります。
<GW>バーベキューシーズン到来 食中毒を防ぐには?
また、手には黄色ブドウ球菌がいることがあり、素手でおにぎりを握ると、黄色ブドウ球菌が作り出す毒素が食中毒を引き起こすこともあるそう
<GW>バーベキューシーズン到来 食中毒を防ぐには?
気温が高い屋外での調理は、普段以上に気を使わなければならない。
食中毒の恐ろしさ・・・最悪の場合は死に至る可能性もある。
福岡市南区の市立横手中学校の教諭から「生徒が吐き気や腹痛を訴えている」と119番があった。
「机に突っ伏して声も出せないほど苦しんでいた子もいた」
空知管内栗山町の焼き肉店で食事後、食中毒症状を訴えて入院した同町の中学3年の女子生徒(14)が1日に死亡した問題
原因究明難航か 食中毒症状で北海道・栗山の中3死亡 | どうしんウェブ/電子版(社会)
但し、この事件に関して、死因と食中毒との関連性がはっきりとしていない。
せっかくの楽しい思い出を台無しにしない為にも、守りたいこと
◎食材は中まで十分に加熱する
<GW>バーベキューシーズン到来 食中毒を防ぐには?
まず何よりも、十分な加熱が一番大事な気がします。
◎生の肉などを扱ったトングや箸で調理済みの食材に触れない
<GW>バーベキューシーズン到来 食中毒を防ぐには?
生肉を触れたトングや箸には、細菌が付いている可能性があります。
そこから細菌が調理済み肉に付いてしまっては、生肉を食べることと同じになってしまいます。
◎クーラーボックスから食材を出したら、すぐに調理
<GW>バーベキューシーズン到来 食中毒を防ぐには?
高温の中、生の食材を放置してしまうのは細菌を増殖させてしまう原因に。
お酒も入ると、どうしても細かいことは気にしなくなりがちです。
ですが、事が起こってからでは時すでに遅しになってしまいます。
せっかくのイベントを、安全に楽しむためにも
こういった知識を備えていってはいかがでしょうか。
バーベキューを楽しむことは
最高の思い出作りになる。