嘘だろ・・・バイエルンがPK全員失敗でドルトムントに敗北

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現地28日に行われたDFBポカール準決勝。バイエルン・ミュンヘンはホームでドルトムントと対戦した。そこでのPK戦、なんとホームバイエルンは全員がPKをはずして敗北してしまった。

試合はバイエルン優勢だったが・・・

DFBポカール準決勝が現地28日に行われ、バイエルン・ミュンヘンはホームでドルトムントと対戦した。
何が起きた!? ホームのバイエルン、まさかの全員PK失敗でカップ戦敗退(フットボールチャンネル) – Yahoo!ニュース

序盤から良さを消されてチャンスを作れないドルトムントに対し、バイエルンはサイドからの展開を中心にゴールまで迫るシーンを何度も作る。
バイエルンキラー・ランゲラク躍動! PK戦を制したドルトムントがカップ戦決勝進出 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

試合は、バイエルンがポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで30分に先制し、主導権を握っていた。しかし、75分にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンにゴールを許し、ドルトムントに追いつかれて90分を終了。その後、延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦となった。
バイエルン、ノイアー含む4選手全員がPK失敗…3冠の夢破れる(SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

ドルトムントは後半になんとか一点を返す


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試合はバイエルンが前半に1点を先制するも、後半ドルトムントが同点に追いついて延長戦へ。しかし、120分でも決着がつかずPK戦に突入する。
何が起きた!? ホームのバイエルン、まさかの全員PK失敗でカップ戦敗退(フットボールチャンネル) – Yahoo!ニュース

ファーサイドの角度のないところからオーバメヤンが押し込み、ドルトムントは残り15分で同点に追いついた。
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そして試合は運命のPK戦へ・・・

先攻のバイエルンは1人目のラームが軸足を滑らせて外してしまう。ドルトムントは1人目のギュンドアンが成功させてリードを手にする。
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そしてバイエルンの2人目はシャビ・アロンソ。しかし、またしても軸足を滑らせて外してしまった。
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同じ場所でスリップしたX・アロンソとラーム【写真:Getty Images】

3人目のキッカーは古巣対戦となったマリオ・ゲッツェ。今度はしっかりとしたシュートを放つが、GKミッチェル・ランゲラクがコースを完璧に読んでおり、セーブされてしまった。
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マリオは枠内にしっかりと決めていきましたが、キーパーの好セーブに阻まれます。

そしてバイエルンの4人目はノイアーが自ら務める。外したら敗戦の中、ノイアーのシュートは無情にもクロスバーに直撃。4人連続で失敗となった瞬間、ドルトムントに軍配が上がり、バイエルンの準決勝敗退が決定した。
バイエルン、ノイアー含む4選手全員がPK失敗…3冠の夢破れる(SOCCER KING) – Yahoo!ニュース


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なぜこのような事態に?

今季バイエルンのPKキッカーを務めていたのはトーマス・ミュラーとアリエン・ロッベンだった。それぞれ3得点、2得点を挙げている。

だが、その2人はともに途中交代でピッチを後にしていたため、PK戦をベンチから見守るしかなかった。
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長らく実戦でPKを蹴っていない選手ばかりがキッカーを任され、ストライカーのロベルト・レバンドフスキも延長戦で頭に衝撃を受けて蹴ることができなかった。
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王者バイエルンといえども、圧倒的すぎるが故の“経験不足”が敗因になってしまったのかもしれない。
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バイエルン・キラー ランゲラクの気迫にやられたか?

ドルトムントのゴールを守っていたランゲラクは自身がプレーしたバイエルン戦4試合全勝。バイエルン・キラーぶりを見せつけた。
バイエルンキラー・ランゲラク躍動! PK戦を制したドルトムントがカップ戦決勝進出 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!


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これによりバイエルンは三冠を逃すこととなった。

26日に3連覇となるブンデスリーガ優勝が決まっていたバイエルンは、DFBポカールとチャンピオンズリーグとともに3冠の可能性もあった。だが今回DFBポカールから敗退が決まり、2シーズンぶりの3冠達成の夢は破れている。
バイエルン、ノイアー含む4選手全員がPK失敗…3冠の夢破れる(SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

PK戦の末に敗れ肩を落とすバイエルンGKノイアー(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images

かつては香川真司もバイエルン・キラーと呼ばれていたが・・・

香川が加入する前のドルトムントの対バイエルン戦の成績

007年10月 △ドルトムント 0-0 バイエルン
2008年04月 ●ドルトムント 0-5 バイエルン
2008年04月 ●ドルトムント 1-2 バイエルン
2008年08月 △ドルトムント 1-1 バイエルン
2009年02月 ●ドルトムント 1-3 バイエルン
2009年09月 ●ドルトムント 1-5 バイエルン
2010年02月 ●ドルトムント 1-3 バイエルン

7試合累計 0勝2分け5敗 5得点19失点
香川真司の対バイエルン・ミュンヘンの成績が凄いと俺の中で話題に【動画あり】 | Myフットボールあんてな【マイフト】

香川加入後のドルトムントのvsバイエルン成績

2010年10月 ○ドルトムント 2-0 バイエルン (香川先発出場75分交代)
2011年02月 ○ドルトムント 3-1 バイエルン (香川出場無し)
2011年11月 ○ドルトムント 1-0 バイエルン (香川先発出場89分交代・1アシスト)
2012年04月 ○ドルトムント 1-0 バイエルン (香川先発出場74分交代)
2012年05月 ○ドルトムント 5-2 バイエルン[DFBポカール(ドイツ杯)決勝](香川先発出場81分交代・1ゴール1アシスト)

5戦合計 5勝0敗 12得点3失点
香川真司の対バイエルン・ミュンヘンの成績が凄いと俺の中で話題に【動画あり】 | Myフットボールあんてな【マイフト】

そして、香川退団後のドルトムントのvsバイエルン成績

2012年08月 ● ドルトムント 1-2 バイエルン
2012年12月 △ ドルトムント 1-1 バイエルン
2013年02月 ● ドルトムント 0-1 バイエルン
2013年05月 △ ドルトムント 1-1 バイエルン
2013年05月 ● ドルトムント 1-2 バイエルン[UEFA CL決勝] 2013年07月 ○ ドルトムント 4-2 バイエルン
2013年11月 ● ドルトムント 0-3 バイエルン

7戦合計 1勝2分4敗 8得点12失点
香川真司の対バイエルン・ミュンヘンの成績が凄いと俺の中で話題に【動画あり】 | Myフットボールあんてな【マイフト】

香川選手の有無により、ドルトムントのバイエルン戦の結果に大きな違いがありますね。

しかし、今回は・・・

香川は地元メディアから、チーム最低タイの採点をつけられるなど、厳しい評価を下されている。
独紙評価:決勝進出も香川は地元メディアから酷評 チーム最低タイの評価で「違う形で主役になった」(GOAL) – Yahoo!ニュース

「ポカールの試合においておそらく重要な役割を担うはずだった。しかし、想像していた事とは全く逆の結果になってしまった。失点の前も、絶好のカウンターシーンを潰すことが1度だけではなく、4から6回はあった。(ロベルト・)レバンドフスキのシュートシーンでもミスを犯している。1対1でも、競り合わず、受け身だった」と、失点場面以外も酷評している。
失点に絡んだ香川に独各紙は酷評「多くの場面で切り替えが遅かった」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

「ドルトムントの攻撃にはためらいが目立ち、考えすぎなところも多く、あまりにもスピードが遅いこともしばしばで、香川も動きが硬かった。頻繁に切り替えを逃し、特にパス出しを長く待ち過ぎた挙句、最悪の選択肢を取ってしまった失点の場面がそうであった」
独メディア、失点に絡んだ香川を酷評「パス出しを長く待ち過ぎた」(SOCCER KING) – Yahoo!ニュース

バイエルンの先制点は、香川のパスがインターセプトされたところから生まれた。失点の起点となってしまったことが評価に響いたようだ。『ルールナハリヒテン』、『WAZ』といずれのメディアも、香川に5をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
独紙評価:決勝進出も香川は地元メディアから酷評 チーム最低タイの評価で「違う形で主役になった」(GOAL) – Yahoo!ニュース

失点のきっかけとなってしまったことを酷評されています。

一方で、クロップ監督は仕方がないと擁護。


https://matome.naver.jp/odai/2143026892167016801/2143027154069892703

前半はバイエルンの方が完全に上回っていた。もっと勇敢にプレーできることを望んでいたよ。でも、我々にとって良い場面から、あの失点が生まれてしまった。カウンターで4対3という状況をつくったが、パスが届かなかったんだ。前に行っていたから、仕方ない
クロップ、香川が絡んだ失点場面は「仕方がない」と擁護 バイエルンのPK失敗は「訳が分からない」(GOAL) – Yahoo!ニュース

「延長戦では退場者が出たり、クレイジーな展開だった。PK戦では、(相手が)2人も足を滑らしたけど、ピッチに問題があったのかどうか、正直訳が分からなかったよ。いずれにしても、こういう結果となった。我々が決勝に進出したことは、それはそれでOKだろう」

「両者ともタイトルを勝ち獲ろうと意気込んでいるのが明らかだったね。最終的には、我々が決勝に向かうことになったよ。そういうことだ」
クロップ、香川が絡んだ失点場面は「仕方がない」と擁護 バイエルンのPK失敗は「訳が分からない」(GOAL) – Yahoo!ニュース


https://matome.naver.jp/odai/2143026892167016801/2143027154069893203

ところで、PKのピッチの状態が悪い状況と言えば、こちらを思い出す人も多いのではないでしょうか

我が日本の誇る名将、宮本選手のアジアカップ ヨルダン戦での交渉です。

この試合は日本サッカー史に残る名勝負として記憶されていますが、
皆さんはあのPK戦を覚えていますか?
【特別掲載】ヨルダンとの死闘、伝説のPK戦の舞台裏[vol.13より抜粋]|福西崇史の「考えるサッカー」 公式ブログ – 有料メールマガジン via Number

レフェリーに交渉して、PK戦が途中であるにも
かかわらず、何と使うゴールを変更してしまった。
【特別掲載】ヨルダンとの死闘、伝説のPK戦の舞台裏[vol.13より抜粋]|福西崇史の「考えるサッカー」 公式ブログ – 有料メールマガジン via Number

準々決勝、日本-ヨルダン戦は同点のままPK戦にもつれ込んだ。日本の第一キッカー中村俊輔、第二キッカー三都主アレサンドロはいずれも枠を外してしまったが、これはPKスポット付近の芝が荒れており、軸足が滑ったためである。これを見かねた主将の宮本恒靖は「こんなPK戦はフェアではない」と主審に詰め寄り英語で交渉、主審の判断によりPKサイドが変更されるという珍事が発生した[2]。
AFCアジアカップ2004 – Wikipedia

http://www.youtube.com/watch?v=4nAfxcxBKdA

日本とヨルダンがともに悪いピッチでのシュートを同数にしてからピッチを変えるべきだと主張していました。
後攻のヨルダン(サウスポー)の番が終わっていないのにピッチが変えられてしまったので、日本にとっては不利でした。
アジアカップで宮本は審判に何を交渉したのですか?

実際の交渉話術はこう読むひともいます。

このままでは、あなたは、大衆迎合した審判として、日本人の記憶に残るだけです。ここはひとつ、歴史的な試合の審判として、世界の人々の記憶に、そしてアジアのサッカーの記録にも、その名を残しましょうって、交渉してた。。。。。。唇の動きを読みました
アジアカップで宮本は審判に何を交渉したのですか?

後に宮本さんはこう語っています。

あの時点で審判に「今ならあなたの判断で逆サイドに変えられるはずだ」と言って。
楽天ブックス|著者インタビュー – 平田竹男さん×宮本恒靖選手『サッカーという名の戦争 日本代表、外交交渉の裏舞台』

審判が僕の意見を取り入れてくれた、と思ったら今度はジーコが「何をしている」と怒り出したので、説明したら「そんなことあり得ないから、今の場所でやり続けろ」と(苦笑)。
楽天ブックス|著者インタビュー – 平田竹男さん×宮本恒靖選手『サッカーという名の戦争 日本代表、外交交渉の裏舞台』

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2015年04月29日