【将国のアルタイル】美麗な画、魅せるストーリー、練りこまれた世界観!

silver-ivy
漫画「将国のアルタイル」犬鷲使いの少年将軍、乱世に挑む! 二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚!色々な要素がどれも高レベルでまとまった漫画です。おすすめしたい要素が盛りだくさんなので、まとめていきます。

◆将国のアルタイルとは

犬鷲使いの少年将軍、乱世に挑む! 二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚! ――かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、2つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!

『将国のアルタイル』(しょうこくのアルタイル)はカトウコトノによる日本の漫画作品。『月刊少年シリウス』(講談社)にて2007年9月号より連載中。時代は文明水準としては中世風の世界で、戦略とアクションが織り成すストーリーとなっている。
将国のアルタイル – Wikipedia


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547835103

ここ最近読んだマンガで1番面白い。アラブ系の国とヨーロッパ諸国をモチーフにしたような国との戦記もの。主人公マフムートは頭も回るし努力家なんだろうけど、1人で何でもしがちなところがあるかな。絵も綺麗でかなり好み。
将国のアルタイル 1巻 感想 カトウ コトノ – 読書メーター

◆あらすじ

ここではない世界、いまではない時代。将軍(パシャ)と呼ばれる為政者たちの治める草原と砂漠の国・トルキエ将国。隣国・バルトライン帝国との戦争から12年、交易で得た巨万の富をもって復興を遂げたトルキエに、再び帝国の魔の手が迫る・・・。
「将国のアルタイル」のレビュー / 漫画レビュー.com

冒頭の物語のシーン
ルイ大臣はバルトライン側の主要人物。様々な策略を巡らせてくる。マフムートがバルトラインを訪れるところから大きく話が動き出す。

史上最年少でトルキエ将国の将軍になったマフムートは友人が国家反逆の嫌疑をかけられたことを聞き、助けに行く。しかし、その事件は13人の将軍の一人であるザガノスの思惑が隠されていた。帝国との戦争が迫る気配の中、マフムートは勝手な行動を咎められ将軍降格を言い渡され、国内外様々な経験を積む決心をし旅に出る。
将国のアルタイル – Wikipedia

マフムート一行
旅の中で出会ったキュロスやアビリガらと共にトルキエの内乱を鎮圧したマフムートは、その功績によって将軍に復帰する。

折りしも、ルメリアナ大陸では西方の軍事国家バルトライン帝国による侵略戦争が始まろうとしており、マフムートは戦争を回避するために周辺諸国に赴くが、遂にバルトライン帝国が侵略を開始し「ルメリアナ大戦」が勃発してしまう。
将国のアルタイル – Wikipedia

◆魅力的なキャラクターたちが多数登場する

巻数に比べて登場人物が非常に多い。でも、敵国の登場人物も含めて、みんなキャラが立ってる。使い捨てのキャラクターなんておらず、物語を盛り上げてくれる。

この漫画、面白い。少年将軍の知恵と力と身体を張った信念に敬服。イスカンダル格好良い。飼いたい。さらに述べるならば、カリル爺様、お茶目過ぎます。
将国のアルタイル 1巻 感想 カトウ コトノ – 読書メーター


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547836403
犬鷲のマフムート将軍(トゥグリル・マフムート・パシャ)
本作の主人公。史上最年少の16歳で将軍に昇進する。出身部族であるトゥグリル族の伝統に従って犬鷲のイスカンダルを使役しており、犬鷲の性質に詳しく戦闘時に彼らを使うこともしばしばある。

お墓入ろう@kfria_1227

将国のアルタイル:マフムートさんの目つきと表情がとても好みな予感

https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547836603
ビルヒリオ・ルイ
バルトライン帝国筆頭大臣(帝国宰相)。帝国随一の資産家で、帝室や国庫を財政的に支援しており、その財力を背景に帝国の外交・軍事政策を指揮している。

膨大な数の地図を暗記しており、毎朝皇帝に地図を献上している。腕利きで形成されるロットウルムを配下に持つ。
将国のアルタイル – Wikipedia

バルトライン帝国の、「敵としての魅力」もなかなかのものです。帝国宰相ルイの「帝国とは飽くことのない怪物です。食わせ(他国を侵略し)続けなければ死んでしまうのです。」という台詞にはドキッとしました。
Amazon.co.jp: 将国のアルタイル(1) (シリウスKC): カトウ コトノ: 本


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547839003
洋梨のアイシェ(アルムト・アイシェ)
バルタ将国の将姫。ファトマの息女。アビリガやキュロスも感心する美女。

序盤のシャラちゃんがメインのエロ担当になるのかと思っていたら、アイシェちゃんが一番エロかった。あと花の都のカテリーナ・デ・ロッシさん。史実のメディチ家の当主も、こんなエロスな美女だったら、間者籠絡されまくりだな間違いない。
架空のトルコとヴェネツィアがローマと戦うよ!「将国のアルタイル」 現在位置を確認します。/ウェブリブログ

アルタイルはアイシェ派。すごい意志が強くて頭もいいのに可愛いしポテンシャル高いしカッコイイ

◆世界観


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547837503
トルキエ将国
圧倒的な書き込みで感動します。ぶっちゃけ、背景を見ているだけで世界旅行が出来てしまう漫画ですよ。国のモデルはトルコ。

舞台はトルコ辺り、かつてのオスマン帝国の支配が及んだ地域っぽい。どこかまったく別の星の架空のファンタジーではなく、実際の史実をイメージしつつ物語が組み立てられている・・・ような、そんな感じ。
将国のアルタイル 1巻 感想 カトウ コトノ – 読書メーター


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547837603
ヴェネディック(海の都)共和国
ベネツィアがモデルの干潟に作られた国ヴェネディック。

登場する国々のモデルとなった(と思われる)実在した国々を想像しながら読むのも楽しいですし、主人公マフムート君の成長も見ていて楽しい。
Amazon.co.jp: 将国のアルタイル(1) (シリウスKC): カトウ コトノ: 本

アビリガ@abiriga_bot

ヴェネディックの選んだ男が将軍に復帰した後最初の仕事で何を為すのか その顛末を見届けさせてもらうとしますよ

◆戦略とアクション

これまでは個人戦闘がほとんどでしたが、今回は「戦記」というに相応しい巻でした!軍隊同士がぶつかる戦闘シーンは圧巻。以前のマフムートならば、祖国の思惑を知ったところでショックを受けて立ち止まっていたでしょう。
将国のアルタイル(7) (シリウスKC) カトウ コトノ 感想・レビュー 2ページ目 – 読書メーター


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547837903
マフムート対バラバン
戦記物として、大規模な戦闘シーンもあり、力押しだけではない、駆け引きと戦略を用いたバトルは必見の価値ありです。

兵を率いるものとしての戦場での冷酷さも遺憾なく発揮し、その戦いぶりには迷いがない。過去の出来事を糧に成長したんだなぁと感慨深い。
Amazon.co.jp: 将国のアルタイル(7) (シリウスKC): カトウ コトノ: 本

マフムートの戦闘スタイル
出身部族であるトゥグリル族の伝統に従って犬鷲のイスカンダルを使役しており、犬鷲の性質に詳しく戦闘時に彼らを使うこともしばしばある。

葛藤と成長こそ、少年漫画の醍醐味さ!
鎖の構造というか仕組みが気になる そしてシャムシールは素敵すぐる!はぁはぁ
雲雀の宿り木 2008年05月


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547838803
ヴェネディック対リゾラーニ
将国のアルタイル13巻 海戦と会戦の開戦

伝統のエキゾティック帯がおかしなダジャレをかましている。海戦と海鮮を掛けるとは……エキゾティック海鮮って、熱帯魚の活け作りとか?外国人にとっての日本料理が、そんな感じかもしれない。
将国のアルタイル13巻 海戦と会戦の開戦:360度の方針転換

◆サービス要素も


https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209547840203
風呂回
11巻冒頭の温泉はやばかったね…
皆に狙われるのがよくわかる
マフ君の身体が美味しそうすぎたわ

https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001/2142977209647840403
マフムート女装
マフ君美しすぎでしょう。
https://matome.naver.jp/odai/2142976689639241001
2015年07月10日