■まず、母の日の起源。日本では1950年頃から普及。
日本の母の日はアメリカの習慣からきていますが、初めて母の日が行われたのは1907年5月10日です。女性参政権運動家だったジュリア・ウォード・ハウの娘、アンナ・ジャービスが亡き母の追悼式にてカーネーションを捧げたことがきっかけとなり、翌年の1908年にシアトルの百貨店で母の日の催しをはじめたことにより全米に広がっていきました。
日本では、1914年頃から教会など一部で実践され始めますが、一般的になりはじめたのは1950年頃からだと言われています。
1910年:ウエストバージニア州で「母の日」が認定されます。
1914年:アメリカ連邦議会が、5月の第2日曜日を「母の日」とする法律が生まれます。
1915年:世界で初めて「母の日」が祝日となりました。
■5月の第2日曜日を母の日とする国は、世界にも多くあります。
母の日が5月第2日曜日という国は、日本だけではありません。母の日発祥の国であるアメリカのほか、カナダ、デンマーク、ベルギー、イタリア、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、トルコ、中国なども、5月第2日曜日を母の日にしています。
■ウェストヴァージニア州から広がったアメリカの母の日。
5月の第2日曜日が母の日です。
母の日が始まったのはアメリカで、ある女性が亡くなった母親を追悼したいという思いからカーネーションを贈ったことが、母の日の始まりと言われています。この風習は、ウェストヴァージニア州の知事が5月第二日曜日を母の日にすると宣言し、 アメリカ全土に広まっていき、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。
■イギリスはイースターの2週間前の日曜日が、母の日です。
母の日は、イースター・サンデーの2週間前の日曜日に行われています。
(具体的には3月21日から4月24日の間)イースター(記念祭)は、毎年日付が変わる祝祭日です。しかも、単純に2週間前に日曜日に行うのではなく「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」が正確な母の日だそうです。
母の日もイースターに関連した行事とされ、毎年日にちが変わります。
イギリスの母の日は、もともと”Mothering Sunday”(里帰りの日曜日)。
イースター・サンデーから40日前にあたるアッシュ・ウェンズデーから数えて四番目の日曜日となっている。私の計算が正しければ、イースター・サンデーの2週前の日曜日になります。
1600年代、主人が使用人に里帰りをさせる日としたのが始まり。贈り物としてはMothering Cakeなどが一般的でした。
■お隣 韓国では「父の日」と「母の日」を一緒に。
5月8日は「父母の日」です。
韓国語では「オボイナル」といい「父の日」と「母の日」を一緒に行ないます。日本と同様でカーネーションをプレゼントする文化もあるそうですが、韓国で1番喜ばれる人気のプレゼントは「お金」だそうです。
韓国で1番喜ばれる人気のプレゼントは「お金」だそうです。
■水色の一色に染まるタイの母の日。
タイ・シリキット国王妃の誕生日(8月12日)。
タイでは、この日を母の日としています。
王妃がお生まれになった金曜日の色は、『水色』と決められており、母の日にはタイ国民は、自分の母親や王妃さまへの尊敬や感謝の気持ちを表すために、こぞって水色の服を着ます。当日は、主要な建物の入口に王妃の写真が大きく掲げられ、水色の旗を掲げ、新聞の一面にはお祝いの言葉が踊ります。母の日に、お母さんに贈る花は、ジャスミンです。
日本と違う意味を持つのは、この母の日が、現シリキット王妃の誕生日だということです。
■菊の花を贈るオーストラリアの母の日。
5月の第2週の日曜日が「母の日」です。
母の日に贈る花といえば日本では、カーネーションが一般的ですが、オーストラリアでは、なんと菊の花です。 母の日は、オーストラリアでは一大イベントで ホテルなどでも母の日プロモーションブレックファストやランチなどがあります。母の日には、道路沿いに花束を売っている人の姿がみられます。
なぜオーストラリアは菊なのか?
一つは季節が逆ということもあり、オーストラリアは秋で菊の季節なのです。
そして菊を英語で言うと、、”chrythanthemum”.略して「mum(マム)」というんです。
■6月の第1日曜日、フランスの母の日。
5月最後の日曜日が母の日です。
ただし、キリスト教の精霊降臨の主日(Pentecot)が同じ日曜日となってしまう年には、6月の第1日曜日が母の日となります。
フランスでも、この日に母親にプレゼントする人が多いのですが、母の日とカーネーションとの結びつきに関しては、日本ほど強くないようです。プレゼントはカーネーションという決まりはありませんが、日頃お世話になっている母に感謝の気持ちを表すという点では、日本と違いはありません。
■アザレアの花を掲げる、イタリアの母の日。
5月10日の第2日曜日が母の日です。
近年、イタリア国内の主な広場では、母の日になると”AIRC”による”アザレアの花の鉢植え”が販売され、その収入の一部はがん研究のために使われるといった催しが毎年のように開かれています。(母の日=”アザレア”と定着しているわけではありませんが、この催しが定着すれば、イタリアでは”アザレア”が母の日の花と言われる日がいつの日か来るのかも知れません)
■国民的なイベント、エジプトの母の日。
母の日は3月21日です。
3月になると、街角にはコップ一式、お盆やスカーフなど母の日のプレゼントになりそうなものが並び始めます。そして、イベント を開催する学校が多く、子ども達の踊りの発表会がありベリーダンスからヒップホップ系、アラブの伝統的な踊りなどいろんな踊りを披露するそうです。母の日の幼稚園や小学校では園から風船とアラブ菓子などのプレゼントがもらえたり、先生にもケーキの差し入れがあったりと国民的なイベントです。
※ちなみに父の日はないそうです。
■季節の花束を贈る、アルゼンチンの母の日。
10月第三日曜日が、母の日 です。
日本では、母の日のお花はカーネーションというイメージがありますが、
アルゼンチンではカーネーションにこだわらず、季節の花束、その他の贈り物をします。また、子どもに限らず、知人同士がお互いに「母の日おめでとう!」とお祝いを言い合う習慣があります。
■最後に、母に贈りたい曲の上位にランクインする「母賛歌」をお届けします。
「母賛歌」(ははさんか)は、日本のレゲエ歌手Metisの楽曲。彼女の4枚目のシングルとして、2008年2月20日発売された。
Metisは母親に女手一つで育てられた。母親は7年間乳がんとの闘病生活を送っており、Metisはその母親に感謝の気持ちを伝えるためにこの曲を制作した。「母賛歌」はオリコンの週間ランキングでは87位までしか記録できなかったが、母の日になると「母に贈りたい曲」の上位にランクインする人気曲となった。
Metis(メティス、1984年3月28日 – )は、日本の女性レゲエシンガーソングライター。広島市中区出身。
アーティストネームはギリシア神話に登場する知恵の女神メーティスに由来している。
3歳の頃に両親が離婚し、以降母子家庭で育つ。その経験は2008年に発表された楽曲「母讃歌」に反映されている。その母はかねてよりガンを患っており、Metis自身のブログでも度々登場していたが、2008年12月12日に死去したことが所属事務所より発表された
kosuke-t@takahakosu
日和@王国民、キンスパ2日目@sakura_hiyorhi
母の日@mothersdayweek
ポテトサラダ@kasumi_mka
母賛歌本当に泣けるいい歌(;_;)
励ましてくれてありがとう。
すくいあげてくれてありがとう。
わたしを産んでくれてありがとう。
めっちゃいい歌(;_;)
好きな言葉bot@fv_wrd
くるみるく@kurumilk0616
【母の日は英語では何?】Happy Mother’s Day!
日本では、5月の第2日曜日が母の日です。世界各国で母の日を祝う行事はありますが、
日にちや習慣は少しずつ違っているようです。
世界と日本の母の日の違いを知ろう。