兵庫県立西脇高等学校に通うミコ(大島みち子)は、顔に軟骨肉腫ができる難病に冒されていた。阪大病院に入院した際、同じ病棟で長野県出身の浪人生マコ(河野実)と出会い、互いに18歳のタイガース・ファン同士で意気投合し、文通を始める。ミコの病気が再発して再入院した後も、マコとの文通が闘病生活の大きな支えになっていく。マコはその後もアルバイトをして長距離電話で励ましたり、旅費を工面して阪大病院を訪れるなどし、2人の愛は深まるばかり。しかしミコは手術で顔の半分を失い、さらに病気は悪化していく。
愛と死をみつめて – Wikipedia
甲子園を目指し練習に取り組む楊志館高等学校、そしてチームを全力で支え続ける2年生の野球部女子マネージャー・「あっこ」こと大宮耀子。しかし、地区大会直前にあっこに進行性の上咽頭癌が見つかり、再びグラウンドに戻る日を目指して闘病を続け、ナインも彼女を支えるべく甲子園を目指して快進撃を続ける。翌年夏、大宮は自らの判断でがん治療を中断し、グラウンドに戻ってくる。生きる希望を捨てず、野球部を懸命に支えようとする彼女のため、ナインが一丸となって再び甲子園出場を目指す。
あっこと僕らが生きた夏 – Wikipedia
25歳で「数十万人に一人」と言われる悪性腫瘍に侵され、その後も急性骨髄性白血病など幾度の大病に見舞われた栄作の闘病生活と、栄作を支え続けた家族・友人への思いを綴った手記。2011年8月20日・21日に放送された『24時間テレビ34「愛は地球を救う」』内で実写ドラマ化された。
生きてるだけでなんくるないさ – Wikipedia
愛知県豊橋市に住む木藤亜也(きとう あや)は中学3年の時、頻繁に転んでしまうなどの体の不調を訴え、医師から手足や言葉の自由を徐々に奪われながら、最後には体の運動機能を全て喪失してしまう難病「脊髄小脳変性症」と診断される。彼女は、体の自由が利かなくなることと自分の意識が変わることのない現実の狭間で生き抜いていく。
1リットルの涙 – Wikipedia
白血病と闘った安積成美が恋人の藤保秀樹と2年半に渡ってやりとりした約500通の手紙がまとめられている。安積は高校1年時の体育祭をきっかけに、当時生徒会役員だった藤保と交際するようになる。交際も学業も順調に進んで充実した日々を送っていた。ただ、時々安積が貧血の症状を訴えて体調を崩すことがあり懸念されたため、検査を受けることになる。その年に安積は白血病と診断され長期入院を余儀なくされる。
永遠の愛を誓って – Wikipedia
大原まゆによる自伝エッセイ作品。札幌市教育委員会に勤めていた2003年9月に右胸のしこりを発見、乳がんの宣告を受けた。翌年より闘病をつづったブログを開設し、2005年にはそれらを書籍化した『おっぱいの詩』を講談社より出版した。2007年9月、『おっぱいの詩』が映画化され『Mayu-ココロの星-』というタイトルで公開された。
大原まゆ – Wikipedia
川崎フーフによる闘病ブログ、およびそれをまとめた書籍。ライターの清水浩司とその妻が「川崎フーフ」の筆名で、2009年9月よりアメーバブログにて公開している。ブログは出会ってから17年目に結婚し、直後に妊娠が発覚するも妻に第3期の直腸がんが見つかった夫婦の育児と闘病生活を綴ったドキュメントであり、清水の発案で手術前日から友人たちへの伝言板、そして自身の備忘録として開始された。
がんフーフー日記 – Wikipedia
広島東洋カープの炎のストッパーとして活躍し、「弱気は最大の敵」の言葉を信条とした津田恒実の、選手時代の栄光と病魔に襲われてからの2年以上にわたる闘病生活を、妻であった津田晃代が綴った作品。メインタイトルの由来は、彼の命日がちょうどオールスターゲームの第1戦当日となった巡り合わせを、死期の「コントロール(制球)」に見立てての称。
最後のストライク – Wikipedia
先天性胆道閉鎖症によって14歳でこの世を去った著者のさと子が小学校入学の頃から死の間際まで書き綴った日記を、著者の死後、書籍としてまとめ、出版されたものである。「生きること」を正面から捉えて日々を書き綴った本書は、出版された1982年3月から同年9月までに39万部、総計100万部を超えるベストセラーとなった。
さと子の日記 – Wikipedia
主人公「北原和憲」の母「北原美貴子」原作のノンフィクション、及びそれを原作としたテレビドラマ。駒場東邦中学校・高等学校の学生だった主人公が難病と闘いながら、高校を卒業し東京大学に入学し、亡くなるまでのストーリー。
少しは、恩返しができたかな – Wikipedia
ダウン症の障害をかかえて生まれた息子・秋雪の生涯を母・加藤浩美が記した写真作品、手記、および手記をもとにしたテレビドラマである。2001年8月、写真作品が明治生命のコマーシャルに採用され、2004年には松田聖子、船越栄一郎主演でドラマ化された。
たったひとつのたからもの – Wikipedia
川上の長男・浩輔は開成高校合格後に、脳腫瘍ができていることを知る。のちに病気は治ったと思われたが、大学受験を控えた高校3年の時に病気が再発してしまう。大学を受けることもできず、途方に暮れる毎日。そんな中、彼は自分の生きてきた理由を考えていた。彼を支えていく家族愛と、23歳で浩輔が没するまでを描いた物語。
にぃにのことを忘れないで – Wikipedia
『薔薇族』編集長として知られる伊藤文學と、その妹の伊藤紀子(みちこ)の共著によって発表されたノンフィクション。心臓病のための紀子の闘病生活と、その縁で伊藤兄妹が知り合った「芳っちゃん」をはじめとする心臓病の患者達との交流、また心臓病の子供たちのために「豆の木会」を創立する経緯が描かれている。
ぼくどうして涙がでるの – Wikipedia
25歳の時、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー (CIDP) と診断された山口による闘病エッセイ作品。入院から退院後の生活までの周囲の環境の変化・家族との交流・自身の心境などの体験に基づいた事実を、自分目線で描いている。2008年度『24時間テレビ』中で実写ドラマ化された。
みゅうの足パパにあげる – Wikipedia
芽生(めい)による日本のノンフィクション書籍。幼い子供たちを抱えながら乳癌と診断され、間を置かず夫も肺癌の宣告を受けた女性が、闘病や家族のことについて書き綴ったブログの内容をまとめた作品。2014年11月、この作品を原案としたテレビドラマが放送された。
私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。 – Wikipedia
出版年:1963年