◆デュマ・フィス「椿姫」
歓楽の生活をなげうち、真実の恋に生きようとする娼婦マルグリットと青年アルマンとの悲恋の物語。
椿姫 (岩波文庫) | デュマ フィス, Alexandre Dumas Fils, 吉村 正一郎 |本 | 通販 | Amazon
岩波文庫の紹介文より。
ヴェルディ作曲の歌劇としても知られる恋愛小説、不朽の傑作である。
椿姫 (新潮文庫) | デュマ・フィス, 新庄 嘉章 |本 | 通販 | Amazon
新潮文庫の紹介文より。
美貌の高級娼婦マルグリットは、パリの社交界で金持ちの貴族を相手に奔放な日々を送っていた。ある日、青年アルマンと出会い、初めて誠実な愛を知る。
マルグリットは享楽的な生活を捨て、パリ近郊の別荘で二人の幸福な生活が始まる。
だが、噂を聞いたアルマンの父が駆けつけて…。
椿姫 (光文社古典新訳文庫) | アレクサンドル デュマ・フィス, Alexandre Dumas fils, 西永 良成 |本 | 通販 | Amazon
光文社古典新訳文庫の紹介文より。
◆ディケンズ「二都物語」
物語のラストは、愛する人とは結ばれないのに思いは成就するという、悲劇的でありながら幸福な、矛盾に満ちた結末を迎える。
愛し抜く、とはこういうことか。
時代のうねりの中で愛と信念を貫く男女を描いた、ディケンズ文学の真骨頂。
二都物語 下 (古典新訳文庫) | ディケンズ, 池 央耿 |本 | 通販 | Amazon
光文社古典新訳文庫の紹介文より。
フランスの暴政を嫌って渡英した亡命貴族のチャールズ・ダーネイ、人生に絶望した放蕩無頼の弁護士シドニー・カートン。二人の青年はともに、無実の罪で長年バスティーユに投獄されていたマネット医師の娘ルーシーに思いを寄せる。
折りしも、パリでは革命の炎が燃え上がろうとしていた。時代の荒波に翻弄される三人の運命やいかに?
二都物語 (新潮文庫) | チャールズ ディケンズ, Charles J.H. Dickens, 加賀山 卓朗 |本 | 通販 | Amazon
新潮文庫の紹介文より。
◆三島由紀夫「春の雪」
まずもって文章が美しく、日本語を読める幸せを実感させられる。「恋愛小説」の枠に括ってしまうには無理がある、日本文学史上の傑作。
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。
春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫) | 三島 由紀夫 |本 | 通販 | Amazon
◆フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」
本稿は「ロマンチックな恋愛」をテーマにしているけれど、フィッツジェラルドはよく「幻滅」や「失望」を題材にした作品も書いている。そういう意味ではリアルとロマンの境界にある作品と言えるかも。
過去は取り返せる―そう信じて夢に砕けた男の物語。
グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫) | F.スコット フィッツジェラルド, F.Scott Fitzgerald, 小川 高義 |本 | 通販 | Amazon
光文社古典新訳文庫の紹介文より。
ニューヨーク郊外の豪壮な邸宅で夜毎開かれる絢爛たるパーティ。
シャンパンの泡がきらめき、楽団の演奏に合わせて、着飾った紳士淑女が歌い踊る。
主催者のギャツビーは経歴も謎の大富豪で、その心底には失った恋人への焦がれるような思いがあった…。
グレート・ギャツビー (新潮文庫) | フィツジェラルド, 野崎 孝 |本 | 通販 | Amazon
新潮文庫の紹介文より。
フィッツジェラルドの代表作であると同時に、現在ではアメリカ文学を代表する作品の一つであると評価されており、Modern Libraryの発表した英語で書かれた20世紀最高の小説では2位にランクされている。
グレート・ギャツビー – Wikipedia
◆シェイクスピア「ロミオとジュリエット」
若い二人が不幸な結末を迎えることは、冒頭で示唆されており、それでも展開に目が離せない。
ちょっとしたことで悲劇は避けられたのではないか、と思わせるターニングポイント(運命の分かれ道)が各所にあり、それがまた切なさを引き立てる。
この悲しい結末が、決して必然ではなかったということが、この物語の真骨頂なのだ。
世界恋愛悲劇の代表的傑作。
ロミオとジュリエット (新潮文庫) | シェイクスピア, 中野 好夫 |本 | 通販 | Amazon
モンタギュー家の一人息子ロミオは、ある夜仇敵キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、一人の娘と劇的な恋に落ちる。
が、彼女はまさしくその仇敵の一族の一人娘ジュリエットだった。
固く永遠の愛を誓いあう二人だが、運命は逃れようのない破滅へと加速してゆく…
新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫) | シェイクスピア, 河合 祥一郎 |本 | 通販 | Amazon
角川文庫の紹介文より。
◆エミリー・ブロンテ「嵐が丘」
荒れた古城を舞台に展開するはげしい愛と憎しみの世界。人間のおそろしさ、悲しさをあますところなくあばき出す、イギリス文学に名高い傑作。
嵐が丘―改訳 (角川文庫) | E.ブロンテ, 大和 資雄 |本 | 通販 | Amazon
角川文庫の紹介文より
「世界の三大悲劇」や「世界の十大小説のひとつ」などと評されている。
嵐が丘 – Wikipedia
ヨークシャの荒野に立つ屋敷“嵐が丘”。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。
しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて…。
嵐が丘〈上〉 (光文社古典新訳文庫) | E・ブロンテ, Emily Bront¨e, 小野寺 健 |本 | 通販 | Amazon
光文社古典新訳文庫の紹介文より。
浮浪児であった主人公ヒースクリフの悪魔的な性格造形が圧倒的な迫力を持つ.
嵐が丘(上) (岩波文庫) | エミリー・ブロンテ, 河島 弘美 |本 | 通販 | Amazon
岩波文庫の紹介文より。
◆ポール・ギャリコ「ジェニィ」
二匹の冒険の先に待つものは・・・。
イギリスを舞台にした動物文学にして、恋愛ファンタジー。
クライマックスの見せ場はページをめくる手がとまらず、終幕はとにかく切ない。
動物文学としてもおもしろい。
筆者自身が猫になったことがあるのではないか、と思わせるほど、猫の習性や心理(?)について細かく描写され、なんだか猫に親近感がわいてくる。
突然真っ白な猫になってしまった少年は、大好きなばあやに、冷たい雨のそぼ降るロンドンの町へ放り出された。
無情な人間たちに追われ、意地悪なボス猫にいじめられ―でも、やさしい雌猫ジェニィとめぐり会って、二匹の猫は恋と冒険の旅に出発した。
猫好きな著者ギャリコが、一匹の雌猫に永遠の女性の姿を託して、猫好きな読者たちに贈る、すてきな大人の童話。
ジェニィ (新潮文庫) | ポール・ギャリコ, Paul Gallico, 古沢 安二郎 |本 | 通販 | Amazon
新潮文庫の紹介文より。










愛し合いながらも立場の違う二人が、相手のためを考えるがゆえに行き違ってしまうという切なさ。
内容はロマンチックだが、「愛するとはどういうことか」というテーマは常に普遍的で、今日の私たちの胸にも迫ってくるものがある。