「クールジャパン機構」が出資する事業、いくつ知ってる?

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2013年に設立されたクールジャパン機構は多額の予算を抱え、多くの事業へ出資を行っています。しかし、何にいくら出資しているかは意外と知られてはいないようです。ここで挙げる事業をみなさんはいくつ知っていますか?

■クールジャパン機構って?

クールジャパン機構は、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓に関連する支援・促進を目指し、2013年11月、法律に基づき官民ファンドとして設立。
クールジャパン機構とは | クールジャパン機構について | クールジャパン機構

正式名称は、株式会社海外需要開拓支援機構。
国が500億円出資する「クール・ジャパン推進機構」って、どんな組織?

日本経済の持続的な成長をはかることを目的として、日本における衣・食・住に関わる生活文化の特徴・特色を生かした魅力ある商品・サービスを海外展開することを支援・推進していく。
海外需要開拓支援機構 – Wikipedia

支援基準は、「海外においての日本の魅力を高める」「海外市場開拓の先駆けとなる」など。
クールジャパン機構がTokyo Otaku Modeなど4件に投資決定 – タイムアウト東京ブログ

安倍首相は日本のアニメやファッション、日本食などを国際展開することを成長戦略の重要な柱と位置づけている。
「クール・ジャパン推進機構」設立法が成立 事業予算は500億円

日本の魅力を高めることが目的

■日本茶カフェ

日本文化を海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」は、日本茶などの輸出を手がける「マエタク」(長崎市)やカステラ製造販売「文明堂総本店」などとともに、米国で日本茶カフェ事業を展開すると発表。
クールジャパン機構、米で日本茶カフェを展開へ : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

日本茶カフェでは、日本産の茶葉を使用した各種ドリンクを長崎県の波佐見焼の茶器などで提供。菓子、皿、雑貨にも長崎県をはじめとした地域名品を使用し、日本の文化を体験できるような店舗とする。
クールジャパン機構、米国での長崎県発「日本茶カフェ」事業へ出資 | マイナビニュース

約2.6億円を出資。2015年中を目処にカリフォルニア州に1号店を出店し、今後10年間で50店舗の展開を目指す。
日本茶カフェが米国出店 クールジャパンや長崎県内企業が出資 | Fashionsnap.com

1杯3~4ドルで提供

■海外でのクリエイター育成

クールジャパン機構は、海外でマンガやアニメなどのクリエイター育成事業を展開する「カドカワ・コンテンツ・アカデミー」に最大4億5000万円出資すると発表。
クールジャパン機構、KADOKAWAの海外クリエイター育成事業に4・5億円を出資へ – 産経ニュース

運営会社は角川書店で知られる「KADOKAWA」の子会社で、日本のアニメの海外展開を支える人材の育成を目指す。
クールジャパン機構、アニメ学校運営会社に出資 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

総事業費は約10億円で、KADOKAWAが5億円を出資するほか、紀伊国屋書店とパソナグループも出資。紀伊国屋書店は卒業生の作品販売やイベントを、パソナは卒業生の就職支援などを担う。
クールジャパン機構、KADOKAWAの海外クリエイター育成事業に4・5億円を出資へ – 産経ニュース

人材育成と就職支援

■東南アジアでの日本番組の放送

クールジャパン機構と有料多チャンネル事業を提供するスカパーJSATが、総合エンタテインメント・チャンネル「WAKUWAKU JAPAN」への出資を発表。
クールジャパン機構が海外放送事業に出資 70億円の売上創出目指す | Fashionsnap.com

出資金は110億円、スカパーJSATが60%、クールジャパン機構が40%という割合。
スカパーJSAT、新会社WAKUWAKU JAPANを設立。日本コンテンツの海外浸透を促進 – PRONEWS

「WAKUWAKU JAPAN」は、日本のドラマやスポーツ、ドキュメンタリーなどのテレビ番組を海外に発信する専門チャンネル。
スカパー、日本の番組を海外で現地語放送「WAKUWAKU JAPAN」 – AV Watch

2014年2月にインドネシアで放送をスタート。6月にはミャンマーでのサービスも開始している。
スカパー×クールジャパンが日本のアニメ、ドラマを海外へ–海外放送事業で新会社 – CNET Japan

JKT48のコンサートなどを放送
JKT48は「WAKUWAKU JAPAN」開局当初からチャンネルサポーターとして番組に出演している

■アメリカ字幕会社の買収

クールジャパン機構は、映像関連事業の国内大手イマジカ・ロボットホールディングスや住友商事と共同で、米国の吹き替え・字幕の世界最大手SDIメディアを約190億円で買収すると発表。
世界最大手の米字幕会社を買収 クールジャパン機構など – 西日本新聞

SDIメディアは米国カリフォルニア州に本社を持つ映像吹替え、字幕に特化した企業。世界37ヵ国に拠点を持ち、80言語以上の映像コンテンツの多言語吹替や字幕を行う。
イマジカ・ロボット、世界最大の映像ローカライゼーション企業買収 日本コンテンツの海外展開も期待 – 夕刊アメーバニュース

イマジカは、SDIが持つ最先端の翻訳ノウハウや事業展開力を活用、日本の映画やテレビ番組などの映像コンテンツの海外販売拡大を狙う。
クールジャパン機構など字幕世界最大手を買収 – SankeiBiz(サンケイビズ)

企業買収にも投資

■博多ラーメンの海外アピール

クールジャパン機構は、博多ラーメン店チェーン「一風堂」の運営会社、「力の源ホールディングス」(福岡市)に対し、約7億円の出資と最大13億円の融資枠を設定し、支援することを決定。
博多ラーメンを世界に売り出すのに「官」の支援は必要か 世界市場の需要獲得を掲げるクールジャパン機構の意義と課題

「寿司と同じようにラーメンを世界中に広めたい」と積極的な海外展開を図る姿勢と、現在の進出状況などが評価された。
なぜ「博多一風堂」だけ特別支援? クールジャパン機構に疑問の声も : J-CASTニュース

飲食分野への投資は博多一風堂が初めての事例。
博多一風堂の海外展開、成功の鍵は? | THE PAGE(ザ・ページ)

これまで出店ハードルの高かった欧米豪への日系外食企業の進出を促すのが狙い。
一風堂の海外展開に支援金20億円?クールジャパン機構の決定に疑問の声 – IRORIO(イロリオ)

飲食分野への投資は初

■シンガポールでの日本食アピール

クールジャパン機構は、シンガポールで行うジャパンフードタウン事業へ最大で7億円を出資すると発表。
クールジャパン機構/シンガポールのジャパンフードタウンに出資 | 流通ニュース

ジャパンフードタウン事業は、シンガポールの中心地オーチャード地区にある「シンガポール伊勢丹」の4階に面積約1,980平方メートルの「Japan Food Town」を展開。
日本食を世界へ クールジャパン機構が食プロジェクトに出資 | Fashionsnap.com

そば、うどん、ラーメン、丼、焼き鳥のほか、オムライスなどの日本風アレンジ洋食も含め、日本国内で実績のある中小企業を2015年初頭まで公募し、3月末ごろまでにテナントを決定。同年10月にはオープンにこぎつけたい考え。
シンガポール発★クールジャパン機構、オーチャードの日本食街に7億円出資 – 電通報

「クール」な日本食をアピール

■吉本興業への出資

吉本興業は、合弁会社「MCIPホールディングス」を設立して、ノウハウを生かしてアジア各地で日本のコンテンツを創造、発信することを発表。クールジャパン機構が11億円を出資。
吉本興業がアジアでコンテンツ創造、発信 – お笑いニュース : nikkansports.com

吉本が旗振り役で、電通、ドワンゴ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、学校法人滋慶学園グループ、イオンモールといった異業種6社が共同で事業運営する。
日刊ゲンダイ|吉本興業社長が熱弁した“クールジャパン20年構想”の勝算

伝統文化、技術までを含めたクールジャパンコンテンツを中核として、台湾、タイ、インドネシア、ベトナムを皮切りにエンタテインメント・コンテンツを創造・発信していく。
吉本興業が電通、ドワンゴら民間6社と合弁会社設立海外展開見据える | ORICON STYLE

ガールズプロジェクトや料理人プロジェクト、ボーカロイドプロジェクト、アイドルプロジェクト、物産プロジェクト、アジアでアニメソングのスターを発掘するオーディションも予定。
吉本興業ら6社が参画 アジア全域で日本のエンタメを推進する合弁会社を設立 | Fashionsnap.com

現地に吉本の若手芸人を移住させて地域密着型のエンターテインメントを提供する策は「画期的でこれまでなかった試み」(MCIPホールディングス横手社長)と胸を張る。
日刊ゲンダイ|吉本興業社長が熱弁した“クールジャパン20年構想”の勝算

MCIPHD横手志都子社長

■海外で日本アニメを配信

アサツー ディ・ケイとバンダイナムコHD、アニプレックスの3社は、共同出資により、正規版の日本アニメを海外向けに動画配信する新会社「アニメコンソーシアムジャパン」を設立すると発表。
ADKら、海外向け動画配信展開するアニメコンソーシアムジャパンに共同出資 | ファインドスター広告ニュース

クールジャパン機構からの出資を受け、日本の代表的な文化である「アニメーション」をオールジャパン体制で世界に発信すべく、2015年4月より本格的に事業を開始する予定。
ADKら、海外向け動画配信展開するアニメコンソーシアムジャパンに共同出資 | ファインドスター広告ニュース

日本の正規版アニメを時差の無い形での新作アニメサイマル配信に取り組むほか、過去作品の配信を多言語で提供予定。アニメ関連商品やデジタルコンテンツの販売を行うECサイト運営も行う。
日本アニメの海外向け配信で新会社–DAISUKIと統合、クールジャパン機構も出資 – CNET Japan

株主は3社とクールジャパン機構のほか、東映アニメーション、サンライズ、トムス・エンタテインメントのアニメ配給企業3社と、日本アドシステムズ、電通。
バンダイナムコ、ADK、アニプレックスが新会社「アニメコンソーシアムジャパン」設立 海外向けにサイマル配信 – ITmedia ニュース

往年の名作も海外へ

■中国での商業施設開発事業

クールジャパン機構はエイチ・ツー・オー・リテイリング、杉杉集団公司を中心とするコンソーシアム、寧波市が進める大規模商業施設事業に対して、110億円を上限として出資。
クールジャパン機構が出資する4プロジェクト決定、三越伊勢丹HDなど4社に最大約140億円 | トラベルボイス(公式)

大規模な新都心を形成する東部新城開発の中心地「寧波中心」プロジェクトに出店し、開業は2018年秋を予定。
H2Oが中国で百貨店事業展開へ 合弁会社設立に合意 – ライブドアニュース

日本企業100社以上の参加を目標にし、「モノの紹介だけにとどまらない『体験』ができる仕掛け」を取り入れていく。
クールジャパン機構が投資先を決定 サブカル分野では「Tokyo Otaku Mode」に出資 – ねとらぼ

延床面積約16万㎡の施設建設を予定

■マレーシアへの三越伊勢丹進出

三越伊勢丹ホールディングスは、クールジャパン機構と共同出資して新会社を設立すると発表。
三越伊勢丹とクールジャパン、マレーシアで日本の魅力発信 | レスポンス

出資比率は三越伊勢丹が51%で約10億円を、残りを機構側が出資。
三越伊勢丹、「クール日本」発信拠点に、マレーシアの店改装。 | JAPAN SHOP

マレーシア・クアラルンプールにおける三越伊勢丹の連結子会社が所有する店舗を再構築し、「日本の優れたモノ・サービス」を発信・提供する新たな店舗モデルとするプロジェクトを、クールジャパン機構と共同でスタートする。
三越伊勢丹HD/クールジャパン機構とマレーシアで新企画 | 流通ニュース

食品、レストラン、ファッション衣料・雑貨、リビング用品などの、百貨店が扱う品物やサービスを通して、全館で「クールジャパン」を表現していく。
三越伊勢丹HDS×クールジャパン、マレーシアに新会社設立。日本の魅力を打ち出す新百貨店 | ファッショントレンドニュース|FASHION HEADLINE

2015年10月に改装予定

■ベトナムの大型倉庫

クールジャパン機構は、川崎汽船と日本ロジテムと組み、ベトナム・ホーチミン郊外で官民合計で15億円出資。冷凍・冷蔵できる大型の倉庫を2016年までに建設する。
クールジャパン投資、第1弾発表 若者文化の輸出後押し  :日本経済新聞

このプロジェクトは、ホーチミン郊外に延床約9,300㎡の3温帯(冷凍・冷蔵・定温)倉庫を建設するもの。
クールジャパン機構が出資する4プロジェクト決定、三越伊勢丹HDなど4社に最大約140億円 | トラベルボイス(公式)

日本からの食品・食料品保管に最適な質の高いサービスを提供するほか、ベトナムで20年以上にわたり物流事業を行っている日本ロジテム社の知見を生かし、配送手配などの付帯サービスも提供していく。
[ベトナム株]川崎汽船ら3社、冷凍冷蔵倉庫事業の合弁会社設立 2014/09/29(月) 18:34:32 [サーチナ]

日本の高品質な食品を輸出・保管する

■オタク文化の世界発信

Tokyo Otaku Modeとクールジャパン機構は、今後3年間で最大15億円の投資枠の設定に合意。
Tokyo Otaku Mode、クールジャパン機構から最大15億円の資金調達 | Musicman-NET

Tokyo Otaku Modeは、各種ソーシャルメディアを通じて、日本のポップカルチャー情報を世界に発信しており、Facebookページは現在1600万いいね!を超えている。
オタク文化を世界発信する「Tokyo Otaku Mode」が15億円を調達–クールジャパン機構から – CNET Japan

ECサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」では、アニメ等の関連グッズをはじめ、クリエイターとのコラボしたオリジナル商品も販売、世界85ヶ国以上のユーザーに利用されている。
Tokyo Otaku Mode、クールジャパン機構から最大15億円の資金調達 | ガジェット通信

「日本のポップカルチャーの情報発信や収益化のための中心的な役割を担う」ことを期待しており、市場拡大や若手クリエイターの育成促進につなげたい考え。
クールジャパン機構が投資先を決定 サブカル分野では「Tokyo Otaku Mode」に出資 – ねとらぼ

ECサイトでグッズ通販を行う
https://matome.naver.jp/odai/2142838513435128901
2015年04月07日