もっと楽に勉強できる。本当に正しい勉強方法、効率の良い暗記方法

arthur304

机の前に1時間は座る。勉強前に計画を立てる。こういった以前なら正しいと思われてたことが実は間違っています。正しい勉強方法で有効に時間を使いましょう。

■暗記する時は体を動かしながら

机に座っての勉強。
実は集中できていない。

カリフォルニア大学で次のような実験が行われました。

81人の女性を無作為にA,B,Cのグループに分け、3グループともある言語の単語を覚えてもらいます。
ただし、A,B,Cグループは以下のような方法で、それぞれ取り組みます。

Aグループ:座ったまま静かに覚える（運動なし）
Bグループ:30分間おだやかに自転車をこいでから座って覚える（運動後に記憶）
Cグループ:おだやかに自転車をこぎながら覚える（運動中に記憶）

二日後に、覚えた内容を思い返してもらいます。

すると、再現率がもっとも良かったのはCグループ。
次にBグループ、最下位がAグループでした。
特に、CとAの差は圧倒的だったそうです。
暗記には自転車！が新しい常識。スキマ時間活用＋暗記効率アップ＋運動不足解消の最高の勉強法 | Study Hacker スタディーハッカー

歩きながら勉強していると、大変そうに見えます。
しかし、記憶効率は、いいのです。
椅子に座っているより､歩きながらのほうが､勉強ができる｡

体を動かすと、体全体の血液の流れがよくなり、脳へ循環する血流量も同時に増えるため、記憶力、発想力、想像力が高まります。
椅子に座っているより､歩きながらのほうが､勉強ができる｡

portal.nifty.com

二宮金次郎も、まきを背負って、歩きながら勉強していた。

■暗記する時は書かない

lineq.line.me

いっぱい書いてるのに覚えられない・・・そんな経験ありませんか？

書かなくていいので短い時間で多くの項目を見て下さい。そして、その繰り返しに使う時間を増やしてください！
効率よく暗記する方法

書くのは時間のロス。
書く必要があるのは漢字を覚える時ぐらいです。

短時間で何度も繰り返すこともコツです。暗記するために何度も何度も繰り返し紙に書いて覚えようと思っている人もいるかもしれませんが、これは効率がいい暗記の方法とは決していえないのです。書かずに短い時間で沢山のことを見て、その繰り返し二時間を費やします。
暗記法 | 正しい勉強法教えます

■暗記は短時間で何度も繰り返す

ダラダラと暗記するよりも集中して短時間で暗記したら、それを繰り返すことが大切
【短時間暗記テク】小範囲でも繰り返すと勝手に覚える | 暗記方法ガイド

時間を区切って勉強したほうが、集中力が高まることが脳科学ではわかっています。
効果的な勉強法の正解とは？

何度も繰り返し行なう勉強法として間違ってはいけないのが、同じ事を短時間で繰り返す事です。
効率のよい暗記方法 | 正しい勉強法教えます

短期記憶から長期記憶に移行させる為には、何度も何度も繰り返し、脳に覚えこませる必要がありますよね。
暗記をするときは紙に書いてはいけない | 効率よく時間を使う会

短期記憶：今、聞いたこと、見たことの一時的な記憶
長期記憶：ほぼ半永久的な記憶

■計画は立てない

多くの人が計画を立てる段階で失敗している。
先延ばし – Wikipedia

なぜ、計画を立てている時はやる気にあふれているのに、最後までそれが「続かない」のか？
ケリー・マクゴニガル『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』｜松田良仁の日々是読書

Amazon
スタンフォードの自分を変える教室

計画を立てた時点で達成感。しかし、その通りに進まずやる気ダウン

“サラダを見るとジャンクフードを食べてしまう”
「え、まさか！？」と思うかもしれない。
しかし、これはニューヨーク市立大学バルーク校のマーケティング・グループが導き出した、れっきとした研究結果だという。
我々は、＜良いことをした＞と満足した直後に、ちょっとくらいは＜悪いことをしてもいい＞あるいは自分にはその権利（ライセンス）がある、などと思い違いをしてしまう
Amazon.co.jp：スタンフォードの自分を変える教室: ケリー・マクゴニガル, 神崎朗子: 本

目的達成への道筋が見えた時点で何も進んでいないのに達成感が沸いてしまう。
そして、自分にご褒美。これが一番ダメパターン。