▼ルフトハンザドイツ航空傘下のジャーマンウィングスのエアバスA320が墜落
ロイター通信などによると、ルフトハンザドイツ航空系の格安航空会社「ジャーマンウィングス」のスペイン・バルセロナ発ドイツ・デュッセルドルフ行きエアバスA320が3月24日、フランス南部ディーニュ・レ・バンとバルスロネットの中間付近に墜落した。
同機には乗客142人と操縦士2人、客室乗務員4人の計148人が搭乗していた。
独旅客機墜落 「生存者いない」と仏大統領 残骸発見の報道 離陸1時間後に救難信号 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
▼日本人乗客も搭乗していた模様
3月24日、フランス南部で墜落したジャーマンウィングス 4U・9525便に搭乗していた2人の日本人は、60代男性の永田敏さんと40代の男性の佐藤淳一さんとわかった。
ジャーマンウィングス機墜落 乗っていた日本人2名の名前が判明
▼事故機は日本でもおなじみのエアバスA320
事故当該機はエアバスA320-211(機体記号:D-AIPX、1990年製造、製造番号:147、定員:168名)で、2014年1月31日にジャーマンウイングスの親会社であるルフトハンザドイツ航空から引き渡された中古機であった。
事故時点での機齢は24.3年で、これまでの飛行時間は58,300時間である。重整備は2013年夏、最後の整備は事故前日の2015年3月23日に行われていた。
ジャーマンウイングス9525便墜落事故 – Wikipedia
▼事故現場の様子 生存者はいない
現場上空をヘリコプターで飛んだ捜査関係者の1人はロイターの取材に、機体が散乱し、損傷を免れた翼や胴体部分は皆無だったと語った。
現場のフランス警察は、生存者はいないと説明。地形が複雑な上、悪天候が予想されるため、遺体収容まで数日間かかると話した。
フランスのバルス首相は議会で、ヘリが事故現場に着陸したが、生存者がいないことが確認されたと説明した。
ジャーマンウィングス機墜落で150人死亡 ブラックボックス発見
▼斜度40度~60度に時速700kmで突っ込んだため遺体は原型なく身元特定にはDNA鑑定しか手がない
「無傷の遺体はない」。捜索を指揮する責任者は27日、記者団にこう説明した。機体はばらばらに なっており、時速700キロで突っ込んだ墜落の衝撃の大きさを物語る。
斜度が40度とも60度とも 言われる山中に投入された捜索隊員は、散乱した破片や、残された遺体を一つひとつ確認している。 捜索は2週間以上かかる見通しだ。
収容にはヘリコプターを使い、現地本部が設けられた町セーヌレザルプに運ばれている。
コンテナ状の冷蔵装置や分析装置が持ち込まれており、DNA鑑定が少しずつ進んでいる。
難航する捜索、身元特定はDNA頼み ドイツ旅客機墜落 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
▼ブラックボックスも回収されたが完全に変形し衝撃の大きさを物語る
ドイツ機墜落事故で、フランス航空事故調査局(BEA)は、現場で回収したブラックボックスから、修復可能な音声記録を確保したことを明らかにした。
ジャーマンウイングス機の音声記録を確保 数日中に解析結果
ブラックボックスは激しく損傷していたものの、内部に記録された音声データの取り出しに成功したという。
ブラックボックスから「声が聞こえた」 独機墜落調査 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
▼ブラックボックスの音声データを解析した結果、意外な事実が浮上した
仏事故調査当局は25日、回収された事故機の記録装置ブラックボックスから音声データの取り出しに成功し、「声が聞こえた」と明かした。
ブラックボックスから「声が聞こえた」 独機墜落調査 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
事故の二日後にはボイスレコーダーの解析が進み、副操縦士による自殺行為の線が浮上している。
ジャーマンウイングス9525便墜落事故 – Wikipedia
ジャーマンウィングスが2015年3月24日(火)、フランスアルプスに墜落した件で、副操縦士が自らの操作で、機体を降下させる操作を行ったとフランスの警察当局が発表しました。
「フライトモニタリングシステムを降下する操作を行い、意図的にしかできない」と当局が明らかにしました。
ジャーマンウィングスの墜落、副操縦士が意図的に機体の降下を操作 | FlyTeam ニュース
当時コックピット内にいたアンドレア・ルビッツ副操縦士が、飛行監視システムの降下ボタンを押したと説明。「この行為は意図的でしかありえない」と指摘しました。
「副操縦士が1人で意図的に墜落させた」 仏検察当局が発表 ドイツ国籍の28歳 (withnews) – Yahoo!ニュース
警察当局は、事故当時ジャーマンウィングスで勤務していたアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士がコクピットに残り、機体を破壊させることを意図的におこなったとしています。
そのため事故当時は席を離れた機長がコクピットに入ろうとドアを開けようと壊れるほどの音で蹴るような音が残っているほか、乗客の悲鳴も聞こえていたとしています。
ジャーマンウィングスの墜落、副操縦士が意図的に機体の降下を操作 | FlyTeam ニュース
副操縦士の年齢は28歳と伝えられています。
「副操縦士が1人で意図的に墜落させた」 仏検察当局が発表 ドイツ国籍の28歳 | ニコニコニュース
機長はコックピットの外からインターホンを通じて副操縦士に呼びかけましたが応答はなく、副操縦士と見られる呼吸音だけが記録されていました。
そのため、検察当局は「衝突までは副操縦士は生きていた」と見ており、突然の発作や気圧の急変などで意識を失ったとの見方を否定しています。
「副操縦士が1人で意図的に墜落させた」 仏検察当局が発表 ドイツ国籍の28歳 (withnews) – Yahoo!ニュース
検察当局は「テロリストとしてリストアップはされていなかった」としています。
「副操縦士が1人で意図的に墜落させた」 仏検察当局が発表 ドイツ国籍の28歳 – ライブドアニュース
▼「勤務するのは不可能だ」とする副操縦士の診断書が見つかる
ドイツ検察当局は27日、同機を故意に墜落させた可能性が高いとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の関係先で押収した資料の中から、副操縦士が「勤務するのは不可能だ」とする診断書が見つかったことを明らかにした。
独機墜落事故 副操縦士の家から破られた「勤務不可能」の診断書を発見 – ライブドアニュース
診断書は破られた状態で、墜落当日の日付のものもあったという。病名は明らかではないが、副操縦士が会社や同僚に病気のことを隠して操縦していた可能性がある。
【独旅客機墜落】副操縦士の家から「勤務不可能」の診断書 破られた状態で見つかる(産経新聞) – goo ニュース
当局は「勤務先や同僚に病気を隠していた」と現時点で分析している。病名は明らかにしていない。一方で遺書や、政治・宗教的な動機を示すものは見つからなかったという。
副操縦士の自宅から「就労不可」の診断書 独旅客機墜落 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
▼独メディアビルト紙 副操縦士が「うつ病」などの精神疾患だったと伝える
独メディアは副操縦士が「うつ病」などの精神疾患だったと伝えた。当局は病気の詳細は公表していないが、副操縦士が病気を会社に隠して勤務を続けていたと見ている。
副操縦士、元恋人に「いつか全てを変える」 独機墜落 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
ビルト紙によると、元恋人は同僚の客室乗務員で、副操縦士と昨年5カ月間交際していた。
副操縦士は普段は優しかったが、仕事の話になると急変。「給料が安い」と怒りをぶちまける一方、契約が更新されるか、不安を見せていた。
副操縦士、元恋人に「いつか全てを変える」 独機墜落 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
突然、元恋人に怒鳴り散らしたかと思えば、トイレに長時間こもったりした。
「墜落する!」と叫んで目覚める夜もあり、ある時、「いつか僕は全てを変えることをしてみせる。誰もが僕の名前を知り忘れないだろう」と語ったという。
当時、元恋人は気にもとめなかったが、墜落を知って思い出したという。
副操縦士、元恋人に「いつか全てを変える」 独機墜落 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
▼問題の副操縦士は「視力」にも問題を抱えていた?
ドイツの旅客機墜落事故で、故意に墜落させた疑いのある副操縦士が視力にも問題を抱えていたとみられることが新たに分かりました。
ニューヨーク・タイムズは捜査関係者2人から得た情報として、アンドレアス・ルビッツ副操縦士が視力に問題を抱えていて、病院で治療を受けていたと報じました。
具体的な病名や治療内容については明らかにされていませんが、視力が悪化すれば、操縦士の業務を続けられなくなる場合もあることから「副操縦士の心理状態に影響を与えた可能性もある」ということです。
ドイツの新聞「ウェルト」はこのほか、数種類の向精神薬も押収されたと伝えました。
副操縦士が体調の変化を会社に隠して勤務を続けていた可能性がさらに強まっています。.
副操縦士は「視力」にも問題か 旅客機墜落(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
▼これまでの副操縦士の経緯
訓練の段階でうつ病になって数ヶ月休み(訓練で不自然な休暇があったのは報道済)
↓
その後もよくなったり悪くなったり
↓
医者が複数回「勤務禁止」の診断書を本人と会社に提出(自宅から診断書出てきたのは報道済み)
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本人は自宅で破り捨てる、会社は無視
↓
女友達との関係で難しい状況に直面、「個人生活の危機」に陥っていた 事も判明
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それでもコパイとして搭乗
↓
離陸後しばらくは「躁状態」で機長と楽しく会話
↓
しばらくしたら「鬱状態」になって会話が少なくなる
↓
機長がコックピットから出た時点で「鬱状態」が激しくなって自殺願望強まる
↓
憧れだったパイロットのまま死にたいと施錠して籠城、異常降下の操縦設定
↓
乗客道連れ殺人の自殺決行で墜落事故 ←今ココ
【ドイツ機墜落】副操縦士関係先で、「病気のため、墜落日の勤務は不可能」とする診断書発見−うつ症状で受診か? ★2
▼パイロットが意図的に墜落させた!? そんなことがあるのか? 過去にはこんな例も・・・・
エジプト航空990便墜落事故(EgyptAir Flight 990 accident)は、1999年10月に大西洋上で発生した航空事故である。
アメリカのNTSBは控え副操縦士が故意に墜落させたとし、エジプト側は機体の故障を主張した。
エジプト航空990便墜落事故 – Wikipedia
事故時の副操縦士であったエル=バトウティに不可解な行動が多く、「神を信頼する」という言葉を11回、また「コントロールしろ」など意味不明な言葉を唱えた他、上空で勝手に自動操縦を解除した上でエンジンへの燃料供給をカットしたり、機体の速度や構造強度の限界を全く無視して急降下操作を行ったりした
エジプト航空990便墜落事故 – Wikipedia
旅客機内部で爆発などのテロが発生した痕跡もなかったため、アメリカ合衆国のNTSBは2002年3月に最終報告書を発表し、動機(自殺か他殺か)までは解明できないが、事故は「エル=バトウティの故意の操作によるもの」と断定した。
エジプト航空990便墜落事故 – Wikipedia
▼実は日本でも機長が飛行機を故意に墜落させる事件が発生しており「機長、やめてください!!」は流行語になった
日本航空350便墜落事故(にほんこうくう350びんついらくじこ)は、1982年2月9日、当時の日本航空、福岡発東京行350便、DC-8-61型機(機体番号JA8061)が羽田空港沖に墜落した事故である。
一般的に日航羽田沖墜落事故、羽田沖事故、日航逆噴射事故と呼ばれる。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
高度200フィート(約61メートル)までは順調であったがその直後の8時44分1秒、機長は自動操縦装置を切ると、突如として操縦桿を前に倒し、機首を下げながらエンジンの推力を絞る操作と、エンジン4基のうち2基の逆噴射装置を作動させる操作を行ったため、機体は前のめりになって降下し始めた。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
対地接近警報装置(GPWS)の警告音「Glideslope!」がコックピットに鳴り響くなか、滑走路手前の海上にある誘導灯に車輪を引っ掛けながら滑走路直前の浅い海面に機首から墜落した。機体は機首と機体後部で真っ二つになったが、墜落現場が浅瀬だったため機体の沈没は免れた。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
この事故の直接の原因は機長の操縦によるものである。
機長が機体の推力を急激に減少させながら機首下げを行ったため、機体は急に下降して滑走路の手前に墜落した。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
事故を起こした機長は、数度の異常な言動や操縦を行っていたが放置されていた。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
「逆噴射」「心身症」や副操縦士が叫んだ「キャプテン(機長)、やめてください!!」は流行語になった。
また、現在は前述の通り機長の名前は伏せられているが、事故当時は機長も実名で報道され、機長の名前も込みで流行語となっていた。
日本航空350便墜落事故 – Wikipedia
▼乗務員が航空機を意図的に墜落させたケースはこれまでに4件発生している
乗務員が航空機を意図的に墜落させたケースはこれだけある 1件は未遂に終わったが
日本航空350便墜落事故
エジプト航空990便墜落事故
シルクエアー185便事故
LAMモザンビーク航空470便墜落事故
フェデックス705便ハイジャック未遂事件
【ドイツ機墜落】副操縦士関係先で、「病気のため、墜落日の勤務は不可能」とする診断書発見−うつ症状で受診か? ★2