2015年三歳女王はこの馬だ!
◆主役級
まだ一度も3着内を外していない。
ホエールキャプチャになんとなくイメージが重なる。
本番でも掲示板は外さない、堅実な走りを見せそうだ。
キングカメハメハ産駒だけに、雨が降っても走りに悪影響がないのも強みか。
桜花賞では見事に逃げ切ってみせた。
3歳女王度:80
重賞を2勝しており、阪神JFでも勝ち馬から0.2差と、世代屈指の能力がある。
同じ父であるレッドリヴェールに重なるところがある。
雨さえ降れば、という期待もあったが、本番では盟友レッツゴードンキのはるか後ろでゴール。
ステイゴールド産駒なので、距離が伸びてどうか。
3歳女王度:80
今年のマンハッタンカフェは一味違う。
そう印象付けた二頭のうちの一頭。(もう一頭はもちろんルージュバック)
3戦3勝でG2のフィリーズレビューを制覇。
パーフェクトな戦績だ。
気がかりなのは、デビューから1800→1600→1400とどんどん距離短縮をしている点。
まあ単純に権利を取るためだと思うけれども。
3歳女王度:60
チューリップ賞では後方からの競馬で持ち味が生かせず、また重馬場のせいか負けてしまった。
しかし、良馬場ではまだ見限ることは出来ない。
桜花賞では二着。
須貝厩舎ではこれで二年連続二着。
3歳女王度:70
新馬勝ちからOPレースである紅梅Sを連勝し、良血の底力を見せ付けた。
チューリップ賞では6着と、あまりいい結果ではなかったが、良馬場であれば結果は分からない。
桜花賞では3着を確保。
さすがは良血といったところか。
オークスでは更に期待。
3歳女王度:70
阪神JFではハープスターのような物凄い足で、決まったと思われた勝負をひっくり返し、見事に2歳女王の座に輝いた。
体質が弱いゆえ、去年のレッドリヴェールと同じパターンで本番に直行する。
素質だけで勝てるかどうか。
例年なら可能かもしれないが、立ちはだかる相手が相手だけに厳しいか。
残念ながら骨折が発覚し、本番への出走は絶望的となった。
来年の愛知杯あたりでねらい目か。
3歳女王度:75
重賞クイーンCは中団から抜け出してジリジリと伸びて勝利をおさめ、無傷の三連勝。
しかし、倒した馬の強さから言うと、そこまで抜けて強いとは思えない。
アンドリエッテを物差しにすると、世代上位であることは間違いないが。
3歳女王度:70
◆その他
あのシーザリオやトールポピーにもひけを取らない豪快な動き、とPOG本で絶賛されていてPOG指名をした。
これまでに3戦しており、3戦目でようやく勝ちあがってきた。
フラワーCでは出走の権利が取れるかどうかがまず最大の戦いとなる。
出走出来たなら本命にする予定。
結果、出走権を勝ち取り、12番人気ながら見事に2着!!
立派でした。
3歳女王度:40
7番人気ながら、チューリップ賞で2着に入る健闘をした。
注目すべきは、その重馬場で発揮された末脚。
雨は降ってぬかるんだ馬場をものともせずに突き抜けてきた豪脚。
距離がほんの少しでもあったら捕らえていたのではないだろうか。
ディープの牝馬が続々と脱落していく中、この馬が最後の砦となるか。
3歳女王度:30
元々注目していた馬。
母も血筋の良い馬で、これからオークスに向けて期待が膨らむ。
3歳女王度:55
スイートピーSを、スローな流れを一気に差し切り。
しかしあのメンツでギリギリの勝利では、一気に相手強化となるオークスではあまり期待できそうに無い。
3歳女王度:30
フラワーCを制し、3戦3勝となる。
桜花賞は無敗馬が揃い、楽しみなレースとなった。
負かした相手からすると、世代の中では中の上か上の下か。
3歳女王度:60
父は新種牡馬のハービンジャー。
G1の阪神JFで1番人気に推されるという凄い期待のされ方だったが、結果は8着。
クイーンCでは3着を確保したものの、チューリップ賞では4着と、桜花賞の優先出走権を逃してしまった。
桜花賞よりはオークス向きか。
3歳女王度:40
フェアリーSでは11番人気ながら勝利をおさめ、大波乱を演出した。
500万やOPでもそこまで負けているわけではなく、まあまあの強さはある。
主役にはなれないが、脇役にはちょうどいい存在か。
3歳女王度:40
馬主の島川さんが、アルテミスSで「いやあ無理でしょう」と弱気な発言をしたその直後に3着に入る活躍をし、ダートのG2でも3着に入る馬主孝行な馬。
阪神JFでは17着、フェアリーSでも7着と一線では難しいが、地方ダートではまだまだ活躍できるのではないだろうか。
3歳女王度:20
毛色だけの人気ではなく、きちんと中央で2勝しているのだから、強い。
(ダートでの勝ち星だが)
ダート重賞3勝のユキチャンが近親にいる。
この一族の繁栄を願う。
3歳女王度:10
この馬も人気薄でファンタジーSを勝ち、大荒れ世代の一翼を担う。
思うに、短距離であれば(1400以下)そこそこやれるのではないだろうか。
しかしフィリーズレビューでは体がしまっておらず、惨敗を喫してしまった。
3歳女王度:5
りんどう賞ではじりじりと伸びる脚で勝利した。
G1阪神JFでは3番人気に推されながら、10着と見せ場なく馬群に沈んでしまった。
フェアリーステークスでも馬券には絡めなかった。
連勝した1400に距離短縮して、フィリーズレビューで活躍出来るか注目されたが、見せ場なく終わってしまった。
3歳女王度:5
しかし1600mでは活躍が出来ず、伸び悩んでいる。
早熟なスプリンターなのかもしれない。
フィリーズレビューでは極度にがれた体で出走してきた。
休養して成長を促したほうがいいのかもしれない。
3歳女王度:1
この世代最強の牝馬と目される。
なんといっても今年のきさらぎ賞では牡馬の素質馬を相手に圧勝してしまった。
新潟、東京、京都競馬場でそれぞれ上がりは最速、デビュー戦では圧巻の32.8。
着差は3戦合計で-0.9。それも牡馬相手の数字だ。
しかし初の牝馬戦ではあっけなく掲示板を外してしまった。
牝馬のレベルが高く、混合戦のレベルが低かったのか。
まだまだ見限れない。
3歳女王度:80