那覇空港 第2滑走路新設・ターミナル拡張へ

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那覇空港に第2滑走路が新設され、ターミナルも拡張される予定です。

那覇空港がさらに進化していきます・・・

空港の沖合約1.3キロに全長2700メートルの第2滑走路を建設し、2020年3月末に供用開始する計画。
那覇空港、滑走路増設へ起工式 国交相「役割重要に」  :日本経済新聞

滑走路増設事業の総事業費は約1993億円。年間の発着枠は現在の13.5万回から18.5万回に増える見通しだ。
那覇空港、滑走路増設へ起工式 国交相「役割重要に」  :日本経済新聞

新しい滑走路はこのように海上を埋め立てて作られる。

すでに処理能力が限界に迫っている那覇空港

県内の拠点空港である那覇空港が持つ滑走路は1本だけ。昼間の時間当たり滑走路処理容量は、能力をほぼいっぱいまで使っていた。年間発着回数は、格安航空会社(LCC)の相次ぐ就航といった追い風で増加基調が続き、滑走路の増設ニーズは大きかった。
那覇空港に滑走路増設 課題解消へ、2000億円投資  :日本経済新聞

国際線の就航本数も急増中
日本における「リゾート地」ではなく、東アジアにおける「リゾート地」として注目が集まりつつある沖縄。ソウル、釜山、北京、上海、台北、香港などの大都市から最も近い亜熱帯のリゾート地なのである。今後も増便が予想されている。

ターミナルの拡張も予定されている

現在の国内線ターミナルと国際線ターミナルを連結するように、ターミナルの施設が建設される。また、スポットが増設され、駐機できる飛行機が増やされる。併せて、立体駐車場が増設される予定。

なお、背景には「アジア・ゲートウェイ構想」が・・・

『沖縄をヒト・モノ・カネ・情報の交易・交流拠点となる「アジアゲートウェイ」へと発展させること』を基本コンセプトとして、沖縄が持つポテンシャル(「地の利」、「知の基盤」、「地域資源」)を最大限に活かし、沖縄が日本と東アジアのゲートウェイとなり相互の発展と変革に寄与することを目指しています。
沖縄成長産業戦略〜アジアゲートウェイとして発展〜の策定について(九州・沖縄地方産業競争力協議会沖縄分科会報告書) 内閣府 沖縄総合事務局 経済産業部

沖縄はもともと琉球王国という独立国家で、東南アジア・中国方面と日本・朝鮮方面との中継貿易を通じて繁栄した歴史があります。日本のどこよりもアジアの都市に近い沖縄という立地を生かして、東アジアのゲートウェイとして沖縄を発展させていこう計画なのですが、これを実現するためにも那覇空港の設備を増強することが重要なのです。

https://matome.naver.jp/odai/2142539349298731001
2015年03月04日