下から上へ読む縦書き!?世界のおもしろ書式まとめ

74th47
日本語の右上から左下への縦書きは世界的に特殊である事は有名な話ですが、他にも様々な国の言語が様々な方向から読まれている事を知っていますか?なんと、下から上に読む縦書きの文字もあるとのこと。その詳細をまとめてみました。

日本語の伝統的な書式は右上から左下への縦書き。

英語は基本的に左上から右下への横書きです。

しかし、世の中にはあっと驚く、様々な書式が存在するんです!

モンゴル文字は左上から右下への縦書き。

モンゴル文字(モンゴルもじ、蒙古文字〔もうこもじ〕/モンゴル語キリル文字表記:Монгол бичиг、モンゴル文字:ᠮᠣᠩᠭᠣᠯ ᠪᠢᠴᠢᠭ᠌、モンゴル文字ローマ字(ラテン文字)転写:Mongγol bičig、中国語:蒙古字母)は、13世紀ごろウイグル文字から派生した文字で、主にモンゴル語を表記する。フドゥム、胡都木とも。専ら縦書きされ、行は左から右へ綴られる(左縦書き)。
モンゴル文字 – Wikipedia

著者の印字が右側の文末にあります。

アラビア語は右上から左下への横書き。(数字は逆)

アラビア語のGoogleのページはレイアウトが日本とは逆

アラビア語は右から文章を読んでいくため、右から左に向かって文字を綴ると同時に全体のレイアウトを右寄せにするスタイルシートを読み込んで用いている。多くのウェブブラウザでは検索ボックスやナビゲーションなどが日本語版等の左から右に向かって書く言語のものとは左右逆に配置されたレイアウトとしてレンダリングされる。
アラビア語版ウィキペディア – Wikipedia

エジプトのヒエログリフは右からでも左からでも読めるらしい。

右からでも左からでも書け、縦書き横書きも同様に行える。読む方向は、生物の形をしたヒエログリフの頭の向きで判断し、頭が向いている方向が文頭になる。
ヒエログリフ – Wikipedia

特に決まった方向はなく、生物の向いている方向から読む。
こちらは右から
こちらは左から読みます

なんと、下から上に読む縦書きも!!

オーガム碑文の記された石碑

下から上への縦書きは、アイルランド・ゲール語のオーガム碑文の例、そして突厥文字(オルホン文字)が稀にそのように書かれるなど、歴史的にもごく僅かに存在する。
縦書きと横書き – Wikipedia

しかし、最近の言語は左上から右下への縦書きが多いようですね。

中国語
ポルトガル語
スペイン語
イタリア語
ドイツ語
https://matome.naver.jp/odai/2142522284242586701
2015年03月02日