赤ちゃんの日焼け止めには紫外線吸収剤不使用のものを選ぼう!

hiromi153
赤ちゃんを日焼けから守るには日焼け止めを使うのが効果的です。しかし大人と一緒の日焼け止めを使っても大丈夫でしょうか。答えはNOです!赤ちゃんに使ってあげる日焼け止めには、紫外線吸収剤が入っていないものを選ぶ必要があります。今回は赤ちゃんに危険な成分の入っていない日焼け止めをご紹介していきます。

赤ちゃんには日焼けが大敵って本当!?

赤ちゃんの笑顔は最高ですよね。しかし赤ちゃんは簡単に日焼けをしてしまいます。赤ちゃんに日焼けは大敵です!しっかりと日焼け止めで守ってあげましょう。

新生児が日焼けをすると、大人のように浅黒い肌にならずに真っ赤な肌になりがちです。これは肌表面の水分が飛んでしまっている状態です。肌表面がカラカラにかわくと、その中の細胞組織にまで日焼けによる紫外線が侵入してしまいます。
新生児の日焼け対策

浴びた紫外線のダメージは確実に蓄積され、10年以上後になってシワやシミ、免疫力の低下などさまざまな形で現れます。
紫外線ダメージが大きい乳児の日焼け対策 | スキンケア大学

今すぐに赤ちゃんには日焼けの影響が見えなくても、将来影響が出る可能性が!

一昔前は、「子供の日焼けは健康の証」とばかり、外で思いっきり遊んで真っ黒に日焼けするのに何の抵抗もありませんでした。しかしながら、紫外線が肌に及ぼす影響が明らかになるにつれ、幼い頃からの紫外線対策の重要性が叫ばれています。
紫外線ダメージが大きい乳児の日焼け対策 | スキンケア大学

1998年より母子手帳から日光浴の勧めの記述が削除されています。

赤ちゃんを日焼けから守るためには?

赤ちゃんを日焼けから守るにはどうすればよいのでしょうか。
オススメは赤ちゃんでも使える日焼け止めです!

大人の日焼け対策と同様に、幼児に対しても日焼け止めを使ったケアは基本となります。腕や足など肌が露出している部分には日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
紫外線ダメージが大きい乳児の日焼け対策 | スキンケア大学

日焼け止めを塗ることで、赤ちゃんを日焼けから守ることができます。

なるべく厚く塗りたいところですが、乳児の場合そうもいかないため、2時間を目安に塗りなおすひと手間も大切です。
紫外線ダメージが大きい乳児の日焼け対策 | スキンケア大学

少し手間はかかりますが、赤ちゃんを守るためです。赤ちゃんに日焼け止めを塗る習慣をつけてくださいね。

大人の日焼け止めには紫外線吸収剤が入っているって本当!?

赤ちゃんに紫外線吸収剤の入っている大人の日焼け止めは危険!
赤ちゃんに日焼け止めが必要なのはわかりましたが、大人と同じ日焼け止めを使用しても問題がないのでしょうか。
答えはNOです!
大人の日焼け止めには紫外線吸収剤が入っていることが多く赤ちゃんには危険と言われています。

紫外線吸収剤とは、紫外線のエネルギーを自らの中に取りこんで化学的に処理するタイプの日焼け止め成分のことです。
紫外線吸収剤・紫外線散乱剤 – 読んで美に効く基礎知識/お肌とコスメの科学

紫外線吸収剤は、取りこんだ紫外線のエネルギーを熱や赤外線に変換して放出したり、自分自身の分子構造を一時的に変えるために消費したりします。
紫外線吸収剤・紫外線散乱剤 – 読んで美に効く基礎知識/お肌とコスメの科学

紫外線吸収剤は有機化合物なので人によってはお肌に刺激を感じることもあります。紫外線吸収剤が壊れて別の物質になったときの安全性や、環境への負荷(内分泌攪乱物質の疑い、水棲生物への蓄積など)も心配される点です。
紫外線吸収剤・紫外線散乱剤 – 読んで美に効く基礎知識/お肌とコスメの科学

日焼け止めに入っている紫外線吸収剤は効果が高いですが、使いすぎると肌に悪影響を及ぼしてしまうのです。

日焼け止めに使われる紫外線吸収剤はなぜ赤ちゃんに危険なの?

赤ちゃんに良くないとされる紫外線吸収剤。多くの大人の日焼け止めには紫外線吸収剤が入っていますが、なぜ赤ちゃんには危ないのでしょうか。

肌が弱い赤ちゃんにとって、紫外線吸収剤は有害なモノ。
【注意】紫外線吸収剤の危険性|日焼け止め選びのポイント

紫外線吸収剤は散乱剤と比べると
アレルギーや肌の炎症を起こしやすい成分です。

子供は肌のバリアが弱いため
大人よりも吸収剤による肌トラブルを起こしやすく、
吸収剤は使わない方が無難です。
紫外線吸収剤不使用が一番良いか|培養皮ふ治療(培養皮膚治療).jp

肌表面に塗ることで、2つのデメリットがあるからです。
一つは、紫外線吸収剤自体が化学的に合成されて作られた成分であるコト。
肌に直接塗ること自体、負担になるからです。
もう一つは、紫外線を吸収して熱に変えるため、肌表面で酸化が起こってしまうコト。
【注意】紫外線吸収剤の危険性|日焼け止め選びのポイント

では赤ちゃんにはどんな日焼け止めがいいの?

紫外線吸収剤が使用されている日焼け止めが、赤ちゃんに良くないことがわかりました。
ではどのような日焼け止めを赤ちゃんに使ってあげればよいのでしょうか。

紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めでも紫外線対策は有効なのでしょうか。
答えは、イエス!
紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めには、「紫外線散乱剤」が使われています。
紫外線散乱剤は、肌への負担が少なく赤ちゃんでも安心して使用できるものです。
【注意】紫外線吸収剤の危険性|日焼け止め選びのポイント

紫外線散乱剤!新たな言葉が出てきました!

紫外線散乱剤のほうが肌への負担が少ないといわれています。
赤ちゃんの紫外線対策

大人の日焼け止めは白塗りになるのを防ぐために、伸びの良い紫外線吸収剤が多く使われているといいます。赤ちゃんには紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤のほうが害が少ないそうです。

赤ちゃんも使える紫外線吸収剤不使用の日焼け止め

赤ちゃんには紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めが良いということがわかりました。
ではどんなアイテムがあるか、ご紹介します。
ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ
赤ちゃんにも使える日焼け止めです。しっかりと紫外線吸収剤不使用と書いてあるので安心です。
すべすべみるる ベビーUVローション
赤ちゃんの肌にも優しい日焼け止めです。
サンカットベビー
赤ちゃんが使える日焼け止めです。お散歩やレジャーなどシーン別に強さが分かれているので、目的に合わせて選んでください。
サンベアーズ
大人用も多く発売されている日焼け止めの赤ちゃん・子供用です。

赤ちゃん用の日焼け止めを買う時は、必ず紫外線吸収剤不使用と書いてあるものを選んであげてください。
また紫外線散乱剤は肌が乾燥しやすくなるので、厚塗りをしないように心掛けてください。一度にたっぷりではなく、こまめに何度も、がポイントになります!

https://matome.naver.jp/odai/2142462142178707501
2015年02月23日