▼東京マラソン2015は北京世界選手権の選考レース
男子マラソン代表選考 世界選手権の枠は3名
藤原 日本人トップ、世界陸上代表浮上も内容、タイム低評価 — スポニチ Sponichi Annex マラソン
これまでの5名から少なくなりました。ちなみにオリンピックのマラソンも枠は3名ですので同じになりました。
▼東京マラソン2015 結果
ネゲセが優勝 今井は2時間7分台の7位
東京マラソン2015 | 陸上 | 実況 | スポーツナビ
今井選手は日本歴代6位の好タイムで、世界陸上の代表選出に大きく前進!
日本陸連 今井の快走を絶賛「我々にとってきっかけになる」
日本陸連 今井の快走を絶賛「我々にとってきっかけになる」 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
宗猛男子マラソン部長は「データを見ると、今井は暑さに強い。(夏の)世界選手権を走ってもらわないと困ると思っていた」と話し、実質的な“当確”のお墨付きを出した。
東京マラソン2015結果
1位 エンデショー・ネゲセ エチオピア 2:06:00
2位 スティーブン・キプロティチ ウガンダ 2:06:33
3位 ディクソン・チュンバ ケニア 2:06:34
—————————————
7位 今井正人 トヨタ自動車九州 2:07:39
9位 佐野広明 Honda 2:09:12
11位 五ヶ谷宏司 JR東日本 2:09:21
13位 出岐雄大 中国電力 2:11:14
14位 佐藤舜 上武大学 2:11:39
15位 森田知行 カネボウ 2:11:41
16位 濱崎達規 小森コーポレーション 2:12:12
17位 山本亮 佐川急便 2:12:46
18位 黒崎拓克 コニカミノルタ 2:13:16
19位 阿久津圭司 スバル 2:13:26
20位 佐藤悠基 日清食品グループ 2:14:15
松村康平 三菱重工業長崎 2:16:08
藤原新 ミキハウス 2:19:38
▼世界陸上の日本代表 選考基準をおさらい
選考条件1.アジア大会のマラソン優勝者
http://www.jaaf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/2015daihyo_02.pdf
日本人最高は松村康平選手の銀メダルのため対象者なし
選考条件2.男女それぞれの選考レース②~④で日本人3位以内の競技者、及び⑤で日本人1位の競技者から、下記の1)から2)の優先順位で選考する
http://www.jaaf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/2015daihyo_02.pdf
1)日本陸連設定記録(男子:2時間06分30秒)を有効期間中に満たした競技者(最大1名)
http://www.jaaf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/2015daihyo_02.pdf
近年の男子マラソンでは2時間8分以内で走った選手もいない事から厳しそうに思えます。
2)大会での活躍が期待される競技者。(原則ナショナルマラソンチームの競技者)
http://www.jaaf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/2015daihyo_02.pdf
「ナショナルマラソンチーム」とは東京五輪に向けたマラソン強化の一環として編成された。
代表選手とそのコーチが集まり、合同合宿を行ったり、トレーニング法などを共有することで全体の底上げを図る目的。
日本人トップかつ良い記録を出すことが条件になりそうですね。
今年も高いレベルでの争いが期待できます。
▼注目の日本人招待選手
元祖・山の神
所属 :トヨタ自動車九州
生年月日:1984年4月2日(30歳)
出身地 :福島県南相馬市
身長 :169cm
体重 :56㎏箱根駅伝の元祖・山の神。マラソンではなかなか結果が出なかったが、2014年の別府大分毎日マラソンにて2位でゴールし、初めて2時間10分を切る2時間9分30秒を記録した。
リオデジャネイロ五輪を目指して、まずは北京世界選手権の代表を勝ち取りたい。
日本で数少ない「プロ」ランナー
仁川アジア大会の銀メダリスト
所属 :三菱重工業長崎造船所
生年月日:1986年11月25日(28歳)
出身地 :大阪府
身長 :176㎝
体重 :59㎏昨年の東京マラソン2014で日本人トップに入り、仁川アジア大会のマラソン代表に選出された。
アジア大会では、優勝したマハブーブと僅か1秒差で金メダルを逃したが、銀メダルを獲得した。
今年の東京マラソン2015でも代表争いの中心になると思われる。
日本長距離界の天才ランナー
生年月日:1986年11月26日(28歳)
出身地 :静岡県駿東郡清水町
身長 :178cm
体重 :59㎏中学時代から第一線で活躍する選手。
現在、日本選手権10000mを4連覇しており、日本国内で無類の強さを誇ります。
初マラソンの東京マラソン2013では惨敗したものの、実力があるだけに、期待してしまう。
間違いなく代表争いに絡んでくると思われる。
ナショナルマラソンチームのメンバーも続々参戦
所属 :コニカミノルタ
生年月日:1985年8月8日(29歳)
出身地 :栃木県
身長 :171cm
体重 :55㎏昨年の東京マラソン2014で2時間9分7秒をマーク。
大学時代からコンスタントに結果を出しているが、ナショナルチームとして派遣されたゴールドコーストマラソンでは2時間19分台に沈んだ。巻き返しを期待。
残念ながら、ナショナルチームの小林選手と酒井選手は欠場。
時事ドットコム:小林、酒井は欠場=東京マラソン
いずれも怪我の影響とのこと。
小林 光二(こばやし こうじ)
昨年の東京マラソン2014で松村に続く日本人2位に入り、2時間8分51秒をマーク。
酒井 将規(さかい まさのり)
昨年の東京マラソン2014で、2時間9分10秒をマーク。
東京オリンピック期待の星。服部勇馬も欠場。
東京マラソンに出場予定だった服部勇馬(東洋大)が欠場することが決まった。1月下旬に右アキレス腱痛を発症したことが原因。
【東京マラソン】東洋大の服部勇馬は欠場 右アキレス腱痛 – 産経ニュース
▼一般参加選手も虎視眈々
昨年、日本人で2時間10分を切った5選手のうち3選手が一般参加
生年月日:1990年4月12日(24歳)
出身地 :長崎県
身長 :160cm
体重 :53㎏大学3年時の2012年びわ湖毎日で、学生歴代3位を記録してから3年。
「いまは状態が久しぶりに良く、不安より楽しみが大きい」と、期待感を口にする。
生年月日:1988年2月28日(26歳)
出身地 :静岡県初マラソンの2013年延岡マラソンで、いきなり優勝(2時間12分14秒)。
2度目の同2013年シカゴマラソンでは、2時間10分29秒とさらに自己記録を縮め、日本勢トップの7位に食い込んだ。
生年月日:1988年2月22日(26歳)
出身地 :千葉県初マラソンの2011年びわ湖マラソンで2時間12分7秒を記録した。昨年の10月に行われたフランクフルトマラソンにて粘りを見せ、自己ベストを更新する2時間11分43秒で走った。
生年月日:1984年7月8日(30歳)
出身地 :奈良県初マラソンの2012年のびわ湖マラソンで日本人3位にはいり、2時間9分12秒を記録した。
生年月日:1981年7月9日(33歳)
出身地 :新潟県
昨年の福岡国際マラソンでは2時間10分3秒を記録し、日本人3位に入った。
生年月日:1984年1月6日(30歳)
出身地 : 兵庫県トヨタ自動車陸上部のプレイングコーチ。
自己ベストは東京マラソン2012の2時間10分13秒。
▼前回大会の東京マラソン2014では高記録が続出
前回大会の結果
多くの選手が2時間10分以内で走るレースはなかなかありません。
1 D.チュンバ 02:05:42
2 T.トラ 02:05:57
3 S.キトワラ 02:06:30
4 M.キピエゴ 02:06:58
5 P.ソメ 02:07:05
6 G.キプサング 02:07:37
7 D.チムサ 02:07:40
8 松村 康平 02:08:09 アジア大会代表・ナショナルチーム選手
9 小林 光二 02:08:51 ナショナルチーム選手
10 A.キルイ 02:09:04
11 黒﨑 拓克 02:09:07 ナショナルチーム選手
12 酒井 将規 02:09:10 ナショナルチーム選手
13 石川 末廣 02:09:29 ナショナルチーム選手
14 C.ジュイ 02:09:35
今年も国内外から実力のある選手が参戦するため、高記録が期待できます。
上位が外国人選手ばかりで少し寂しい気もしますね。
注目の東京マラソン2015は2月22日(日) 9時10分スタート
大会要項 | 東京マラソン 2015 | 東京がひとつになる日。
②福岡国際マラソン選手権大会(2014/福岡)
③東京マラソン2015(2015/東京)
④びわ湖毎日マラソン大会(2015/大津)
⑤別府大分毎日マラソン大会(2015/別府)