そもそも『ほくろ』って何だろう?
ほくろとは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞=メラノサイトが、周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種。
ほくろ – 美容クリニック・エステwiki
ほくろができる原因
人の肌は大量の紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを作り出し、紫外線を吸収します。夏場に日焼けをしても、新陳代謝が活発で肌サイクルが正常に働いていれば、肌は元の状態に戻ります。メラニンを作る過程で、メラノサイトが活性化しすぎたり、なんらかの刺激を受け異常を起こすことにより、ほくろは形成されます。ほくろができる原因の大半は紫外線ですが、日頃のストレスや疲労、生活習慣の乱れなどによってできることがあります。
ほくろ除去の方法
ほくろ除去は、『レーザーやメスで除去する方法』と『クリームを塗って除去する方法』の2種類に分けられます。
レーザーやメスで除去する方法
基本的にほくろ除去手術の方法は『レーザー』と『メス』などでの手術に分けられます。
レーザー
代表的なものは、CO2レーザーとQスイッチYAGレーザーです。CO2レーザーは、レーザーメスともいわれ、ほくろの細胞の内側の水分と反応し熱エネルギーを発生させ、瞬間的に気化蒸散させて取り除くことができる。QスイッチYAGレーザーはメラニン色素をもつ細胞だけに反応し、周囲の組織を傷つけることなく、色素だけを消すことが可能。
ホクロ除去 – 美容クリニック・エステwiki
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メス
メスでの切開・縫合手術とくりぬき法と電気メス(高周波)で焼く手術があります。これらの手術はわりと大きめの深いほくろの除去に向いている方法です。大きいほくろの場合はレーザーで取ろうとすると逆に傷跡が大きく残ってしまったりするリスクがあります。
メス切除縫合によるホクロ除去
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クリームを塗って除去する方法
ほくろ除去クリームには大きく分けると3種類あります。『天然ハーブタイプ』と『漢方タイプ』と『成分にフェノールが含まれてるタイプ』です。
天然ハーブタイプ
天然ハーブタイプのほくろ除去クリームとして一番有名なものは、WARTS AND MOLE VANISH(ワートモールバニッシュ)、通称『WMVクリーム』と呼ばれている製品。WMVクリームは塗る前にほくろに小さな傷をつける必要があり、その上からクリームを塗ります。
ほくろ除去クリーム(種類・費用) – ホクロ除去の仕方
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漢方タイプ
漢方クリームは天然漢方薬草成分を使用しており、肌に問題が生じたりといった副作用もないと言われてます。塗る際には多少しみるようですが、すぐに治まり、そして10日から2週間程度でほくろがかさぶた状になって取れます。
ほくろ除去クリーム(種類・費用) – ホクロ除去の仕方
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フェノールが含まれるクリーム
フェノールとは、石炭を原料としてコールタールを処理する過程で得られる副産物だそうです。腐食性があり、皮膚に触れると 薬傷をひきおこします。要は腐蝕させ、ほくろを除去します。人体に対する毒性があり、使う時は正常な皮膚も溶けないように細心の注意が必要になります。
ほくろ除去クリーム(種類・費用) – ホクロ除去の仕方