航空券を買うのは4月以降がさらにお得かも…

日本発で往復2万8000円だった北米、欧州路線が2万1000円に、往復1万3000円だった。タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー路線が9000円にそれぞれ引き下げられる。
ANA 、JALが燃油サーチャージ引き下げ　北米、欧州路線で往復2万1000円 : J-CASTニュース

マレーシアの航空会社、エアアジア、ファイアフライ、マリンドエアの3社が、国際的な原油安を背景に相次いで燃油サーチャージを廃止すると発表。
エアアジアに続き2社が燃油サーチャージ廃止、マレーシア航空は沈黙 | レスポンス

燃油サーチャージは、燃料とする油の価格に追随し、航空運賃などとは別建てで徴収される料金。
アングル：燃油サーチャージが4月以降にゼロの可能性、原油下落で| Reuters

燃油特別付加運賃とは、原油価格の高騰に伴い、企業努力で吸収しきれない航空燃料費用の一部をお客様にご負担いただく追加運賃のことです。
航空保険特別料金/燃油特別付加運賃について｜ANA国際線

お客さまから、「燃油特別付加運賃」と「航空保険特別料金」を航空券発券時に申し受けております。お客さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
JAL – 国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内

燃油サーチャージは、シンガポール取引所のケロシンというジェット燃料の価格によって決まります。
燃油サーチャージの動向

YahooやGoogleなどのサーチエンジンで「サーチャージ ケロシン」などと検索してみください。

燃油サーチャージは、出発日でなく、発券日に有効な運賃を適用する
最新　燃油サーチャージ比較表　航空会社・路線別

勘違いしやすいので要注意です。

2014年10月～2014年11月までのシンガポールケロシン市況平均価格が1バレルおよそ 99.07米ドル
最新　燃油サーチャージ比較表　航空会社・路線別

2014年12月～2015年1月のシンガポールケロシン市況平均価格は１バレル　71.02米ドル
最新　燃油サーチャージ比較表　航空会社・路線別

2015年4月以前は米ドル換算でしたが、円安の関係で日系航空会社は4月以降はケロシン価格を円に換算した値を使用します。

燃油サーチャージは、2009年初頭になると欧米行きが往復6万円を越えていましたが、金融危機による影響で原油・商品価格が急激に下落する中、半年後の2009年7月にはついにゼロとなりました。
燃油サーチャージの動向

過去にはゼロになった例もあります

日本航空（ＪＡＬ）やＡＮＡホールディングスは、過去２カ月の平均で決めているが、この平均価格が１バレル＝６０ドル未満となれば、燃油サーチャージはゼロになるという。
アングル：燃油サーチャージが4月以降にゼロの可能性、原油下落で| Reuters

60ドルを下回ると燃油代を廃止するのはANA/JALで。LCCをはじめとして、それ以外の会社ではそろそろ燃油代を廃止しはじめている
「燃油サーチャージ」はゼロになるのか？2015年までの推移グラフ(ANA版) – やじり鳥

アジアの航空各社が相次いで燃油サーチャージを引き下げる動きを見せている。ただ、利益確保のため航空運賃は値上げされる可能性も高い。
アジア航空各社がサーチャージ引き下げ、運賃は値上げの可能性も| Reuters

サーチャージが下がっても航空券の値段が上がったのでは意味がない！