ハイハードルとは?
高さ106,7センチのハードルであり、中学を卒業したばかりの高校生が最初に直面する高いハードルです。
その差なんと15.3センチ!
中学生用のミドルハードル(91,4cm)から15センチも高くなります。そのため、始めは非常に恐怖心を感じます。
中学ハードル14秒台の選手でも苦しむ?
中学から続けてきた多くの選手はミドルハードル(91.4㎝)を跳ぶことに体が慣れてしまっています。そのためハイハードル(106.7㎝)との感覚の差を埋めきれず、中学時代は活躍したが、高校では高いハードルに適応できずに伸び悩む選手が多いのがこの種目です。
タイムが伸びない要因
原因の90パーセントは踏切です。中学ハードルでは重心を上げずにそのまま前に踏み切れば問題なかったのに対して、ハイハードルではほとんどの選手が重心を上げることが必要になります。
対策1:踏切位置を遠くする
ハードリング距離については,男子で3.62m(踏切側2.12m,着地側1.50m)
ハイハードルの踏切位置は2m前後がベストと言われています。ハードルから7~8足長の位置にマークを置いて、実際に踏み切ってみて、それより1足近かった場合はスタートから1足下げる、など調節して正しい位置で踏み切れるように反復練習をする。
対策2:骨盤を後傾させない
これがハイハードルを攻略できない一番の原因です。多くの選手が高さに恐怖心があるために、高跳びや幅跳びのように、上体が後ろに倒れて踏み切ってしまいます。これは後ろに体重が残ってしまい大幅なロスになります。普段の走りのように上体を少し前傾させたまま、走りの延長線上で踏み切れるようになることが重要です。
対策3:ジュニアハードルで練習
踏切位置と骨盤が前傾したままハードルに踏み切れるようになるまでは、一段低いジュニアハードル(99.0㎝)で練習することがベストです。なぜなら、初心者がハイハードルを跳び続けていると次第に悪いフォームが身についてしまうからです。最初は我慢してジュニアハードルから始めましょう。
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2015年02月14日