”フィリピンのイスラム勢力”警官射殺のビデオを流出させ波紋!

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フィリピン南部ミンダナオ島で1月25日、警察の特殊部隊とイスラム武装勢力との間で銃撃戦が起き、警察特殊部隊40人以上が殺害された事件で、瀕死の警官を射殺する様子を撮影したビデオが流出し、大きな波紋を広げています。

■1月25日にフィリピン南部で発生した”警察の特殊部隊”と”反政府イスラム系武装勢力”の衝突

フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島で、警察の特殊部隊と反政府イスラム系武装勢力の衝突が発生し、警官49人が死亡した。
フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

負傷した特殊部隊隊員
フィリピン南部ミンダナオ島のママサパノで、反政府イスラム武装勢力との衝突で負傷した警察の特殊部隊隊員を搬送しようとする米軍のヘリコプター

25日午前3時(日本時間同日午前4時)ごろ 、停戦合意で定められているMILFとの調整なしで警官隊がママサパノに進入し、銃撃戦となった。
フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

運ばれる特殊部隊員

交戦した武装勢力には政府と昨年、包括和平を締結したモロ・イスラム解放戦線(MILF)も含まれており、締結後初めての大規模な衝突に、和平実現への懸念も出ている。
フィリピン警察部隊49人死亡、イスラム勢力と大規模衝突 – 産経ニュース

■警察官40人以上を殺害した”モロ・イスラム解放戦線”とは?

モロ・イスラム解放戦線(モロイスラムかいほうせんせん)は、フィリピンのイスラム過激派。MILF(Moro Islamic Liberation Front)と略称される。
モロ・イスラム解放戦線 – Wikipedia

MILFの拠点はフィリピン南部の島々
今回、警察の特殊部隊と衝突をしたのはフィリピン南部のミンダナオ島

フィリピン国内ではアブ・サヤフとともにフィリピン政府と衝突している2大武力集団である。パラワン州などミンダナオ島・スールー諸島やバシラン州などを活動拠点としている。
モロ・イスラム解放戦線 – Wikipedia

現在、約1.2万人の兵力を有するといわれている。
フィリピン政府・MILF、最終和平協定に合意間近? | Hope J & Players

■MILFがフィリピン政府と対立する理由はなんなのか?

フィリピンはその後、日本の軍政と米国の再占領を経て、1946年、独立を達成するが、南部イスラム社会はまた新たな苦難を迎えることとなった。
今度は実現するか、紛争40年のフィリピン・ミンダナオ和平 – 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ」

MILFの戦闘員

フィリピン国家の権力はマニラを中心とする北部キリスト教徒平地民(クリスチャン・フィリピノ)の手に握られ、南部イスラム教徒は偏見と差別にさらされることとなったのである。
今度は実現するか、紛争40年のフィリピン・ミンダナオ和平 – 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ」

1965年に発足したマルコス政権下でミンダナオのイスラム青年たちは、モロ民族解放戦線(MNLF)を結成し、南部の分離独立をめざして武装闘争を開始した。
今度は実現するか、紛争40年のフィリピン・ミンダナオ和平 – 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ」

■40年以上の紛争も、現在は和平合意がされているはずだった・・

同島を拠点とする反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front、MILF)」とフィリピン政府が、40年以上にわたった紛争の末、昨年3月に調印に至った和平合意。
フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

フィリピン政府は更なる和平に向けて準備を進めていた・・

フィリピン政府とMILFは、バンサモロというイスラム自治区を、ミンダナオ島に設置する方向で合意に達し、アキノ大統領が退任する2016年までに、和平を達成する計画。
今日もどこかで…@Philippines

■多くの死者を出した原因は、実は高額な懸賞金だった可能性も!?

フィリピン国家警察庁のレオナルド・エスピナ(Leonardo Espina)長官は声明を発表し、警察の特殊部隊は最近フィリピン南部で起きた爆発事件の背後にいるとされる「重要度の高い標的」を追跡していたと説明した。
フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

追跡していたのは”ズルキフリ・アブディール容疑者”

同容疑者は米連邦捜査局(FBI)が国際テロリストとして指名手配し、500万ドル(約5億8700万円)の懸賞金を掛けていた。
フィリピン政府、FBIが500万ドルの懸賞金をかけていたテロリストを殺害したと発表 警官44人が殉職 [転載禁止]©2ch.net [609535295]

また同容疑者は、警察特殊部隊44人が犠牲となった今回の作戦で、殺害したことが確認された。

non@kaignong

フィリピン警察44人死亡の件続報。アメリカが懸賞金をかけていたイスラム過激派2名が潜伏していることを密告したのがISISと同盟組んでるモロイスラム内の人間らしく、ならば懸賞金を受け取るのは44人の警官ファミリーではなく密告した過激派メンバーではないかとの政府見解があるらしい。
懸賞金の行方は果たしてどこへ・・。

■これには、フィリピン政府トップのアキノ大統領に批判が殺到!

今回の作戦では、政府と包括和平を結んでいるイスラム最大勢力、 モロ・イスラム解放戦線(MILF)に事前通報がなかったため、MILF支配地域に迷い込んだ警察部隊と偶発的な交戦が発生。
フィリピン政府、FBIが500万ドルの懸賞金をかけていたテロリストを殺害したと発表 警官44人が殉職 [転載禁止]©2ch.net [609535295]

ベニグノ・アキノ大統領
事前通報を指示しなければならなかった大統領への責任は大きく、市民の怒りと不満の声が殺到!

■さらに追い討ちをかける警官射殺の瞬間を撮影したビデオ映像・・

フィリピン南部で44人の警官が殺害された、警察特殊部隊とイスラム武装勢力のとの戦闘で、瀕死の警官を射殺する様子を撮影したビデオが流出し、大きな波紋を広げています。
今日もどこかで…@Philippines

フェイブックに投稿された衝撃映像
映像 ”Story behind of mamasapano”

ビデオはフェイブックに投稿されてまたたくまに拡散し、11日の夜の時点で約170万回再生され、12万人以上にシェアされています。
今日もどこかで…@Philippines

MILF側の和平交渉責任者、モハグハ・イクバル(Mohagher Iqbal)氏は、今回の衝突は和平プロセスの上で「大きな問題となるだろう」と述べたが、同氏、政府高官ともに停戦は保たれていると強調した。
フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

■今回の事件は日本の人々にも影響を与えている・・

L@_Lsize

フィリピン出発まで後2日に迫ってきたけどやばい不安しかない。イスラム過激派とか絶滅すればいいのに、1ヶ月間地味に生活しなきゃとか無理でしょ。

Takeshi Ishii@takeshi_CFF

イスラム国の一件によりフィリピンが危険になったというイメージがとても悲しい。フィリピンにも確かにイスラム過激派組織は存在する。ただ数十年前から存在しており、今回のことで、そのリスクがあがるってことは考え難い。それに少なくとも何十年もの間CFFのある地域はなんの影響も受けてない。
外務省から出されている現在のフィリピンのエリア別渡航検討マップ。大部分は注意レベルですが、南部ミンダナオ島の大部分が「渡航の是非を検討」、最近モロイスラム戦線(MILF)と国家警察の衝突があった島の西部は「渡航延期推奨」エリアに。 pic.twitter.com/qXwsACYTQW
フィリピンの警察が40人以上イスラムに殺されたみたいだし、フィリピン危ないみたいだからあっちが本当に心配。セブとかうちも行ったし、本気で嫌だな。日本もフィリピンも心配しかない。事件と全く関係ないイスラム人もこの先差別されるかもしれないって考えたらそれもかわいそう、もう世の中怖い~
https://matome.naver.jp/odai/2142374791645738601
2015年12月30日