子どもが「やけど」してからじゃ遅い!低温でも皮膚が壊死する可能性も

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子どもがつかまり立ちの時期が要注意!ホットプレートに手をつく、電気ケトルを倒して熱湯がかかるなどは珍しくないという。特に、0~4歳の子どもは大人と比べるとまだまだ未発達なので、深いやけどになり易い傾向があります。

子どもの皮膚は大人に比べて薄い

赤ちゃんや子供の肌は、大人のそれとは違います。
肌の構造知っていますか?無駄な日焼けを防ぐために肌を知りましょう

子どもの皮膚は大人と比べて非常に敏感で外界の刺激に対して弱いです。
冬のスキンケア | ぽっけキッズクリニック

小児の皮膚は大人に比べて薄いため、深いやけどになり易い傾向があります。
日本形成外科学会 > 一般の方へ > 疾患紹介~こんな病気を治します! > 新鮮外傷、新鮮熱傷 > 新鮮熱傷

皮膚が薄いから深いやけどになりやすい

こどもの皮膚は薄いので、同じ温度でもおとなに比べて火傷の程度が深くなりやすいのです。
中村きょうこ皮膚科 田島,城南区,福岡市,別府駅 皮膚科 小児に多い皮膚疾患

蒸気によるやけどは熱湯よりも高温ですし、アイロンやヘアアイロンは180~200℃までなるので、より深い火傷を負ってしまいます。

手指に深い火傷を負ってしまうと、火傷が治った後も皮膚の『ひきつれ』をおこして関節が曲げにくくなってしまうこともあります。
中村きょうこ皮膚科 田島,城南区,福岡市,別府駅 皮膚科 小児に多い皮膚疾患

もちろん炎や爆発などの高温でもやけどになりますが、40-55度くらいのそれほど高い温度ではないものでもやけどになることがあります。
やけど Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

例えば使い捨てカイロや湯たんぽ、電気カーペットなどを長時間使用すると、やけどします。

特に小児(子ども)の皮膚は薄いため、大人にとっては盲点となるような些細なことでも、すぐに熱傷を受傷してしまいます。
一般社団法人 日本熱傷学会【熱傷に関する簡単な知識】

熱を伴うものがあるところでは子どもがやけどする可能性があることを大人は認識しなければいけません。
白クマ先生の子ども診療所|日本医師会

特に、0~4歳にやけどの事故が多い

特に4歳までは一番やけどの事故が多い時期です。
いしわ内科皮膚科クリニック > トピックス >やけど

シュワシュワと湯気の出ているヤカンや炊飯器の吹き出し口、テーブルの上でクツクツ煮立っているお鍋、長時間点いていて熱くなった白熱灯の電球、パンを焼いて熱くなったトースターなど、おもしろそうだと思って触ってしまいます。
いしわ内科皮膚科クリニック > トピックス >やけど

年齢層別件数では、0~4歳で全体の70% を占めた。生後6カ月から17カ月の1年間は特に発生頻度が高かった。性別件数では、どの年齢層でも男女数に差はみられなかった。
小児の事故を防ぐために やけど事故を中心として(発表情報)_国民生活センター

子どもが「やけど」をする主な原因とは?

ライターによる火災、電気ケトルの転倒によるやけどなど、近年、身近な生活の中で起きる、子どもの生命や身体の安全にかかわる事故が大きな問題となっています。
消費者の安心・安全の確保-子どもを事故から守る!プロジェクト 情報共有で子どもの事故を防ぐ:政府広報オンライン

屋内でやけどをする主な原因は、熱い食べ物や家電製品だ。近年は、電気ケトルやお湯の出るウォーターサーバーなどによる被害も起きている。
http://nabesika.jp/some/kenkou.htm

冬には土鍋、ストーブ、湯たんぽ、スチームタイプの加湿器などもやけどの元となる。
http://nabesika.jp/some/kenkou.htm

電気ポット、炊飯ジャー、トースターなどはやけどの原因になるので、手の届かないところに置き、踏み台になるものを近くに置かない。
(10/27追記)子どもの死因1位は不慮の事故。命を落とさない為にチェックすべきこと。 – 僭越ながら

死に至るケースも。

家の中で子供が重症を負ったり、死に至るほとんどのケースは事故によります。お湯で火傷することが、事故の中で最も危険なことのひとつです。
事故防止のための安全対策 – Website of doctorlovejoy!

実は、0歳を除く子どもの死因の第1位は、不慮の事故なのです。子どもは大人が思いもかけない行動や反応をするため、様々な不慮の事故に巻き込まれることが少なくありません。
消費者の安心・安全の確保-子どもを事故から守る!プロジェクト 情報共有で子どもの事故を防ぐ:政府広報オンライン

乳幼児や年齢の低い子どもに起こりやすく、安全や健康への配慮が著しく欠けたために、子どもが死に至るケースもあります。
子ども(児童)虐待の防止について | 松阪市

特に生後10カ月~1才6カ月ごろの赤ちゃんに注意が必要だという

やけどの事故にもっともあいやすいのは、生後10カ月~1才6カ月ごろの赤ちゃんです。
冬は特に要注意!赤ちゃんのやけど注意報、発令中! – gooベビー

この時期は、前日まではできなかったつかまり立ちやはいはい、あんよを突然し始めたり、親が予想もしない行動を取ることがあります。「今まで大丈夫だったから」と油断して、危険な物を赤ちゃんの近くに放置していることも。
冬は特に要注意!赤ちゃんのやけど注意報、発令中! – gooベビー

低温やけども危険!

低温やけどをした場合、皮膚やその周囲の組織が壊死することがあります。
低温火傷をしてしまい医者からは植皮手術の選択もあると言われました。 色 – 医療 | 教えて!goo

低温やけどは、じわじわと皮下組織にまで及び、思いのほか重症になったりします。電気毛布・電気あんか・使い捨てカイロ等は、低温ですが長時間同じ部位にあてていると低温やけどの原因となります。
白クマ先生の子ども診療所|日本医師会

低温やけどは、心地よいと感じる温度(40度~50度程度)のものに長時間皮膚が接することで起こります。(50度なら3分間の圧迫、42度でも6時間接触すれば細胞が変化するという報告があります。
一般社団法人 日本熱傷学会【熱傷に関する簡単な知識】

大人に比べて皮膚が薄い子供やお年寄り、動きが制限される病人の方などは特に注意して配慮する必要があります。
低温やけどの症状と治療法 その原因と予防法をご紹介!:アンジーニュース:So-netブログ

https://matome.naver.jp/odai/2142365052347950501
2015年02月11日