知らないとお産難民に…? 産みたい女性がしっておくべき産院のこと

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お産が出来る病院が少なくなり出産難民が増えつつあります。「近所に産婦人科があるから」と安心していたのに、実はその病院は診察だけで分娩と入院は受付けていなかった・・・なんてことや、分娩予約の件数を制限している病院だったということも珍しくはありません。

お産難民って知ってますか?

今、産みたいと思っても産む場所がない妊婦さんがいるんです。

産科医の減少に伴い顕在化した、病院出産を希望しながらも希望する地域に適当な出産施設がない、あるいは施設はあっても分娩予約が一杯で受け付けてもらえない妊婦の境遇を、行き場を失った難民になぞらえた言葉
出産難民 – Wikipedia

地域の分娩施設が少なくなっていて、分娩予約がすぐにいっぱいになってしまい妊娠が分かってすぐにお産の申し込みをしないと、お産ができないという状況も起きている。

産院の現状

産科医の人数が、10年後の2024年に26府県で減少する。そんな試算を日本産科婦人科学会がまとめた。
産科医不足 「悪循環」を断ち切りたい – 西日本新聞

東京都や大阪府など大都市圏は大きく増加する一方で、石川や福島など11県では10%以上も減少するなど、地域間格差が深刻化するのが特徴
産科医不足 「悪循環」を断ち切りたい – 西日本新聞

なぜ、産科医が少なくなっているの?

2006年と2008年には、奈良県と東京都で脳出血の妊婦を搬送している救急車が、複数の病院で受け入れを断られ、そのまま車内で死亡するという痛ましいニュースが大きく報道されました。いわゆる「たらい回し」問題。

お産は時間を選ばず、労働時間も長い。他の診療科に比べて医療訴訟も多い。こうした環境を若い医師たちが敬遠した
【こんにちは!あかちゃん 第11部】脱「お産難民」 産科医療は今<1>産める場所が消えた – 西日本新聞

04年度に始まった臨床研修制度で研修先を自由に選べるようになり、都市部に集中。地方大学の医局は人手不足となり、関連病院への医師派遣もままならなくなった

病院によっては妊娠5週目で予約がいっぱいになることも・・・

妊娠5週目は受精し着床して2週間後。生理予定日の一週間後です。まだ、エコーでも胎嚢が見えるか否か・・・。

先生からは分娩予約を取りたいなら、生理が2日遅れたらすぐ来るようにと言われました。それぐらい早くいかないとです。

妊娠の喜びに浸りたいところですが、まず産める場所を確保した方がよさそう

ハイリスクの方はより厳しい状況かも

危険の伴う出産を担うのが全国に約390ある周産期母子医療センターだが、この専門的な施設もまた、産科医不足に伴う地域間格差の拡大が懸念される

産みたい病院で、安心して産めるようにしてほしいです

穏やかな気持ちで妊娠中や、お産をしたい。妊婦さんの願いです。

皆が安心して出産できるよう、国も対策をはじめました

リスクのあるお産の診療や緊急受け入れを行った医療機関に支払う医療費を大幅に増加したり、医療機関が産婦人科医に支払う手当に補助金を出したりするなどの対策を打ち出しました
お産難民と産科医不足:奨学金や女性医師の確保で状況は改善

医学部の入学試験の際に、産科医の特別枠を用意する大学や、産婦人科を選んだ若手医師に奨学金を出す自治体も出てきました。また、お産の診療と育児との両立が難しい女性医師を支援するため、フレキシブルな勤務形態を導入する医療機関も増えている

自分で出来ることを! 妊娠前から調べて準備しておきましょう。

お産難民”にならないよう、事前に病院情報をチェック

https://matome.naver.jp/odai/2142348332173109201
2015年02月09日