不動産証券化マスターとは
「不動産証券化協会認定マスター」とは、不動産証券化に関する基礎知識と実務能力を有していることを証明しています。
マスターとなるためには、養成講座の受講と修了(コース1修了試験の合格およびコース2のレポート提出、スクーリングへの出席等の修了要件を満たすことが必要)と、実務経験を満たしていることが必要となります。マスター養成講座では不動産、金融、法律、税・会計制度など幅広い内容を体系的に学ぶことが可能です。
【連載】不動産証券化協会認定マスターとは? – 住宅新報web|資格・実務
不動産証券化マスターの日程・受講料について
平成27年スケジュール
<Course 1>
教材発送日101科目、102科目、104科目平成27年5月21日(木)
103科目(上巻)平成27年6月18日(木)
103科目(下巻)、105科目平成27年7月28日(火)
Web 講義視聴開始日オリエンテーション平成27年5月15日(金)
101科目、102科目、104科目平成27年5月下旬より順次配信
103科目(上巻)平成27年6月下旬
103科目(下巻)、105科目平成27年7月下旬
Course1 修了試験(東京会場、仙台会場)平成27年10月25日(日)
午前:10:00~12:00
午後:13:30~15:30
Course1 修了者発表(Web サイトにて発表)平成27年11月12日(木)
<Course 2>(Course1 を修了された方が対象)
※詳細は、平成27年8月頃公表予定
教材発送日201科目、202科目、203科目平成27年11月下旬
Web 講義視聴開始日201科目、202科目、203科目平成27年11月下旬
レポート課題201科目、202科目、203科目平成27年12月下旬から1月中旬(科目ごとの提出期限に沿って提出)
スクーリング(平日、土曜のいずれか1日を選択、東京会場のみ)平成28年2月上旬
Course 2 修了者発表平成28年3月上旬
http://www.ares-campus.ares.or.jp/schedule/より転載
≪Course 1≫
【新規】
正会員 賛助会員、一般 学生
72,000円 102,000円 62,000円
≪Course 2≫
【新規】
正会員、賛助会員、一般 学生
60,000円 30,000円
直近5年間の合格率
合格基準点は60〜65点前後に集中。初年度平成18年度は合格率は49.9%でしたが、年々合格率は下がってきており、平成26年は34.9%でした。問題の難易度も上がってきています。

https://matome.naver.jp/odai/2142335992343397501/2142337706464519603
<I:1次試験突破に向けて>
ポイント1:まずは不動産証券化の基礎知識というテキストを一読しよう
この試験を受ける層としては、大手の投資銀行や信託銀行、メガバンク、税理士、会計士、弁護士、大手デベロッパーという金融・不動産のエリート層がメインと言われています。
自分もある不動産会社に勤めていますが、不動産証券化とは関わりのない部署だったので、Course1のテキストのボリュームを見たときは思わず「うっ」となってしまいました(笑。
不動産証券化協会(ARES)から、Course1のテキストを簡単にまとめた以下の本が出版されていますが、これは割とスラスラ読めるのでオススメです!
ポイント2:テキストは読み込みすぎない。レジュメベースで勉強を進めよう!
試験の申し込みをすると、以下の5冊のテキストが3回に分けられて届きます。
101科目 不動産の証券化とファイナンスの基礎
102科目 不動産の投資分析
103科目 不動産証券化商品の組成と運用
104科目 不動産証券化商品の投資分析
105科目 不動産投資運用と倫理行動
Course1シリーズだけでも、合計ページ数が1800P以上、別途ビデオの視聴時間が約45時間以上あるので、それなりに勉強しないと突破できない試験かと思います。
自分の場合は、初め律儀に101シリーズから勉強を始めたものの、用語やグラフの意味が全く分からず、挫折しそうなところに続々と次のテキストが届くという状態でした。
そこで、テキストを読み込みすぎると鬼のような勉強時間がかかると気づき、途中でビデオ講義のレジュメを主体とした勉強方法に切り替えました。ARESキャンパスの各章のビデオ講義には必ずレジュメが付いてきますが、それを読んで、分からない部分には印をつけて、テキストで調べるという方法です。
⇨まずは、ポイント1の本を読んで不動産証券化の概略を掴む。続いて、レジュメだけならばそんなに量はないので、2回ぐらい繰り返し読むことで、最終的にはCourse1試験で初受験ながら75点以上の点を取ることができました。
ちなみに宅建の場合は10年分解くと、似たような問題が何回か出題されることもありましたが、
不動産証券化マスターは初期段階の試験内容は直近と比べるとだいぶ簡単で大幅に傾向が変わっているので、ARESから送られてくる2〜3年分を解けば過去問対策は十分かと思います。
テキストが読み終わってない段階で、次のテキストが届くと相当やる気がダウンしますので、皆さんには仕事の都合もあるかと思いますが、定期的に勉強を進めるのを強くお勧めします!
一次試験会場は、十条にある帝京大学でした。
<Ⅱ レポート課題対策>
二次試験に申し込むと、次はCourse2のテキストが3冊届きます。
Course2もテキストは3冊ながら割とボリュームがあり、後はなんといっても課題レポートを3回に分けてExcelシートで提出する義務があります。
個人的な感想ですが、
課題1:やや難(ただし、解き方手順を示したサポートシートが付いてくるので、少し勉強すれば全く解けないことはない)
課題2:普通(これは正月明けの1/7に提出義務があるのを考慮してか、ボリュームは少なめ)
課題3:やや難〜難(ボリュームがかなりあるので、途中で解くのが嫌になります。少しずつ課題を進めておくと後々、楽だと思います)
⇨ちなみに課題1.2の内容に関しては、レポート課題の内容のうち7〜8割前後が、使い回しで作られていたので、もし過去に受験されている先輩社員が社内にいたら、相談してみるのもアリかと思います。
<ⅲ 二次試験突破に向けて>
二次試験会場はベルサール神田でした。朝9時半に会場に集合して、17時半に終了という中々にハードなスケジュール。会場の雰囲気としては上記に近いような形。201講義60分+休み10分+201試験60分(途中退出可)、昼休憩、午後から202講義60分+(以下、203まで繰り返し…..。
ちなみに、本テキストは持ち込み可です!!!
意外と知られていないので、あえて太文字にしてみました。レポート課題は持ち込み不可ですが、本テキストと電卓は持ち込み可能です。
平成27年の二次試験の内容はこんな感じでした。
201:問題数全25問。やや難。ビデオ講義内でのキーワードを問う問題が3問。電卓を使う計算問題が3問程度。
202:問題数全50問。普通。本テキストを調べながらやれば分かる問題が多いが、とにかく時間がない。初めの15問はページからそのまま解答を引っ張るので楽。
203:問題数全50問。やや難。アルファベット単語の意味を一通り、理解していないと厳しい。
確認テストは簡単だよという話を聞いていましたが、結果、個人的にはそんなに簡単な試験ではありませんでした…….笑。途中退出可なので、30分後には退出している方もいましたので習熟度によって差はあるのだと思いますが、NO勉強で行くと痛い目を見そうです。
【Course2 過去の実績(再受講者を含む)】
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
受講者数 780名 618名 516名 478名 475名
修了者数 754名 601名 497名 449名 450名
合格実績 – 合格者発表 || 不動産証券化協会認定マスター
ARESが発表しているCourse2の評価方法には「レポート課題の評価」と「スクーリングで実施する確認テストの得点」により科目ごとに合否を判定し(科目合格制)、全3科目に合格した方を修了者(マスター養成講座修了者)とするとあります。
まぁ、二次試験を受験する方の5%前後しか落とされていません。
スクーリングの際に川口先生もおっしゃってましたが、スクーリングの際に配布されるレポート課題の解答(※平成26年は201のみ配布)と自分の提出した解答の数値が最後まで一致しているかは重要視していないとの話でした。何故なら、レポートに実際に取り組むと分かりますが、一箇所間違えると連鎖的に最後まで数字が変わってきてしまうからです。それよりも間違っていても自分なりの解答案を根拠づけてしっかり作るというプロセスが示せているかという話でした。
なので、レポート課題をきちんと3つとも提出して、スクーリングには1日きっちり出席し、よほどひどい点数を取らなければ二次試験は突破できるものかと思います。







