①6歳で英仏独語が堪能
「私は末っ子で、可愛がられ、両親は私にしか関心がなかった。問題を起こさない限り、したいことができました。そして6歳で3カ国語が話せるようになっていました。」
モードの皇帝、素顔の告白━━カール・ラガーフェルド ( page 2 ) | GQ JAPAN
「幼い頃から英語とドイツ語とフランス語を習ってきたんだ。私はヨーロッパ人だよ。ヨーロッパ人として育てられてきたのさ。フランス人でもなく、イギリス人でもなく、ドイツ人でもない。」
言葉好きなヨーロッパ人、カール・ラガーフェルド – Peachy – ライブドアニュース
公式にはドイツ人です。
②幼少期からファッションに興味
「5歳で服を描いていた。それをモードと呼ぶことなど知らずにね。」”à cinq ans, je dessinais des vêtements sans savoir que cela s’appelait mode.”
Karl Lagerfeld: l’art de l’éphémère – Gala
すごい!!
「かなり早い時期から服に興味を抱いていた。昼寝の前と後では同じ服を着るのを拒んでいたらしい。」”Je me suis aussi très vite intéressé aux vêtements. Je refusais, paraît-il, de remettre les mêmes après la sieste.”
Cinq couturiers retombent en enfance | Le Figaro Madame
「私は帽子が大好きで、8歳ぐらいの頃によくチロリアンハットをかぶっていました。それに対して母は『そんな帽子やめなさい。まるで年をとったゲイみたいだわ』と言ったのです。そんなことを子どもに言いますか?本当に面白い母親でした。」と振り返った。
カール・ラガーフェルドはイケてない!? 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
11歳の時からネクタイを締めない日は一度たりともない。Depuis l’âge de 11 ans, il n’a pas connu une seule journée sans nouer sa cravate.
Empereur du baroque et prince du bizarre : Kaiser Karl
③イラストレーターと風刺画家になりたかった
「子どものころはイラストレーターと風刺画家になりたいと思っていた。手に鉛筆を握りしめて生まれたんだよ。大好きな作業なんだ。紙なしではどうしていいか分からなくなってしまう。」”Enfant, je voulais être illustrateur et caricaturiste. Je suis né avec un crayon à la main. C’est quelque chose que j’adore faire physiquement. Sans papier, je suis perdu.”
Karl Lagerfeld et Fabrice Luchini, délire d’égos et joute verbale – Le monde bouge – Télérama.fr
「走るのがとても速かった(100メートルを11秒)けれど、手を傷つけかねないスポーツは全て拒んでいた。」
“J’étais très bon en course (11 secondes au cent mètres) mais je refusais tous les sports où je risquais de me blesser à la main.”
Karl Lagerfeld: « Je voulais faire adulte » – Gala
子どもらしからぬ配慮です。
「1948年に描いた母の肖像画 (10歳だった)」とあります。
④11歳でホモセクシャルと認識
早熟で、11歳の頃からホモセクシャルだと認識していた。
11月16日公開『ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~』
「心配なことは全くなかった。子どものころ母にホモセクシャルとは何か聞くと彼女はこう答えたよ。『それは髪の毛の色のようなものよ。大したことではないわ、何の問題もないのよ。』」
“Ça n’a jamais été un souci. Enfant, lorsque j’ai demandé à ma mère ce qu’était l’homosexualité, elle m’a répondu : “C’est comme une couleur de cheveux. Ce n’est rien, ça ne pose pas de problème.””
Karl Lagerfeld. L’étoffe d’une star
当時にしてはかなりオープンなエスプリをしたお母さんだったようです。
⑤早口なのは母親が原因
母は「努力しなさい。でなければ黙っていなさい」と言いうのが口癖でした。そして、いつも「おまえのくだらない話にこれ以上時間を割くことはできない」と言い、すぐ立ち上がってドアのほうへ行ってしまうので、私は話を早く終わらせなければならなかったのです。だけど彼女は正しかったと思います。完璧な母でした。
モードの皇帝、素顔の告白━━カール・ラガーフェルド ( page 2 ) | GQ JAPAN
⑥いつも黒服なのはデザインのため
カラフルな色の洋服を着ると頭が混乱してしまい、デザインするのが難しくなってしまうので、いつも黒い服とサングラスをかけているのだという。
「ファッション業界にいて、いろんな色を使ってデザインしなければならないと、グリーンやピンク、それにとにかく派手な色は着ていられないんだ。結局、自分がサンプルみたいな気分になっちゃうからね」
カール・ラガーフェルドの服が常に黒い理由 : ブランドファッション通信
⑦タトゥーが嫌い
カールは、タトゥーを「最低」だとも批判している。カールは「M」誌に「タトゥーは最低だよ。まるでいっつもエミリオ・プッチのドレスを着て生きているような感じじゃないか。若くてピチピチの頃ならまだしも……」と話した。
カール・ラガーフェルド、ファッション・センスは母親譲り|りんご姫のブログ
⑧睡眠時間は何があってもきっかり7時間
「 睡眠は毎日7時間と決めている。深夜2時にベッドに入ったら、起きるのは9時。12時ならば7時というように。5時間でも6時間でもなく、きっかり7時間眠ることにしている。」
【Harper’s BAZAAR】数字で追うカールの私生活|ハーパーズ バザー
⑨自宅に人を招かない
「私が住んでいるところは大きなスタジオのようなもので、あるものは、本とお風呂、寝室、大きな衣装部屋と小さなキッチンだけ。誰も訪ねて来ないし、私も誰にも来てほしくないのです。おもてなしをするための場所ではありません。私と愛猫シュペット(Choupette)のためだけの場所なのです。
カール・ラガーフェルド、成功の秘訣は「気にしないこと」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
有名人なだけに来客も多そうですが、そうではないようです。
カール・ラガーフェルドが住むアパルトマンの中の様子が見られます。
⑩本の虫
「朝食のあとは大抵読書をしている。朝は読書に最適な時間だ。特注の天蓋付きベッドが置いてある窓際に座ってルーブル美術館やセーヌ河を眺めながら、読書やデザインのスケッチをするのが日課。」
【Harper’s BAZAAR】数字で追うカールの私生活|ハーパーズ バザー
「本はたくさん読んでいますよ。ベッドの半分は本で埋まっていて、近づくことができません(笑)。本がなければ、私は生きていけないほど!」
モードの皇帝、素顔の告白【2】━━カール・ラガーフェルド | GQ JAPAN
⑪飲料はプロテインシェイクとダイエットコークに限定
「不思議なことに、私は温かいドリンクが苦手なのだ。もちろん、コーヒーも紅茶も駄目。その代わり、ベッドから出た後と入る直前に、必ずダイエットコークを飲むことにしている。たとえ真夜中でも飲めばぐっすり眠れる。私に必要なドリンクは、プロテインシェイクとダイエットコークだけ。」
【Harper’s BAZAAR】数字で追うカールの私生活|ハーパーズ バザー
コーラで眠れちゃうんですね^^
「一度もアルコールを飲んだことがないし煙草を吸ったこともない。」-ドラッグは試したことはない?「ノン。ドラッグは私の性分に合わない。まさにメリットのない美徳の代償だよ!」
“Je n’ai jamais bu d’alcool ni fumé.”
“La drogue, vous n’avez pas essayé ?”
“Non, c’est contre ma nature. Un vrai prix de vertu sans mérite !”
Karl Lagerfeld. L’étoffe d’une star
⑫孤独が好き
「映画はあまり観ないし、テレビもまったく観ない。金曜の夜も出かけず、週末の48時間はひとりきりでいる。非常に満足しています。」
モードの皇帝、素顔の告白【2】━━カール・ラガーフェルド | GQ JAPAN
「いつも誰かと一緒にいるのは好みません。孤独、これこそが最上の贅沢ですよ。」
モードの皇帝、素顔の告白【2】━━カール・ラガーフェルド | GQ JAPAN
「あまり外出はしない。観光に来た日本の女の子たちに写真をせがまれながら同時に尻をつねられるような肉体的被害に遭うのにはうんざりなんだよ…」
“Je ne sors pas beaucoup, car j’en ai marre d’être attaqué physiquement, avec les touristes japonaises qui veulent une photo et me pincent la fesse en même temps…”
Karl Lagerfeld et Fabrice Luchini, délire d’égos et joute verbale – Le monde bouge – Télérama.fr
フランスでのインタビューでこんなこと言われちゃってます..^^;
⑬老眼が嫌いで近視に戻した
少し近眼なのです。以前近視を治したのですが、また近視に戻しました。近視でない人は老眼になりやすいと聞いたからです。私は老眼が嫌なのです。
モードの皇帝、素顔の告白【3】━━カール・ラガーフェルド ( page 2 ) | GQ JAPAN
精神が若い!
⑭地毛はグレイッシュでくせ毛
私の髪は真っ白ではなくグレイッシュなのであまり好きではないのだ。髪を真っ白にしてくれるクロラーヌのドライシャンプーは私の必須アイテム。
【Harper’s BAZAAR】数字で追うカールの私生活|ハーパーズ バザー
粉末状のドライシャンプーを髪に付けると『公害から髪を守ってくれるし髪の毛はいつも清潔』。そしてカトガン(リボン)で髪を束ねる。これは『スタイルをキープさせるため。そうでないと縮れてしまうんだ』。
Poudrer ses cheveux de shampoing sec «protège de la pollution, et ils ne sont ainsi jamais sales». Les arranger en catogan, c’est «pour rester coiffé, sinon ils frisent».
Empereur du baroque et prince du bizarre : Kaiser Karl
なるほど。
⑮デッサン画にはシュウ ウエムラのメイクを施す
カールはデッサン画を描くとき、必ずシュウ ウエムラのアイシャドウを使う。
Karl Lagerfeld for shu uemura:カール・ラガーフェルド×シュウ ウエムラの限定クリスマス コレクションが発売。
カール・ラガーフェルドがデッサン画にシュウ ウエムラのメイクをほどこすようになって二十年になる。「他のメーカーはこれほど美しいカラーを持っていないからね」とカールは説明。
Cela fait 20 ans que Karl Lagerfeld utilise le maquillage Shu Uemura pour dessiner, “parce que les autres fabricants ne proposent pas d’aussi belles couleurs” explique-t-il.
VIDEO.Karl Lagerfeld signe une collection de maquillage pour Shu Uemura – L’Express Styles
⑯アルゼンチンとタンゴが好き
世界でいちばんカルロス・ガルデル(アルゼンチンのタンゴ歌手・俳優で国民的英雄)が好き。今の若者がラップミュージックに夢中になるように、私はアルゼンチンとタンゴが大好きなんです。
モードの皇帝、素顔の告白━━カール・ラガーフェルド ( page 2 ) | GQ JAPAN
⑰愛猫シュペットは略奪愛
白のバーマンで3歳のシュペットはもともと、カールの大のお気に入りの男性モデル、バティスト・ジャコビーニが飼っていた。だが、2011年のクリスマス、旅行に出かけた彼から子ネコを預かったカールはすっかり夢中になってしまい、バティストに頼み込んで譲り受けたという。
SNSでの人気もアイドル級! セレブが溺愛するペットたち。 ( page 7 ) | VOGUE
「彼女は美そのものだよ。バティスト・ジャコビーニにクリスマスの二週間、彼女の世話をみるよう頼まれたんだ。でもその後彼に返すのを断ったね。可愛すぎなんだから。」
“C’est une beauté. Baptiste Giabiconi m’a demandé de m’en occuper à Noël, pour deux semaines, pendant son absence. Mais j’ai ensuite refusé de la lui rendre. Elle est trop mignonne”
Karl Lagerfeld a volé la “Choupette” de Baptiste Giabiconi
実際は「頼んで譲ってもらった」ではなく、「返さなかった」方が正しいようです..^^
シュペットがバティストの猫だったという証拠ツイート↓
Baptiste Giabiconi@B_Giabiconi
バティストのツイートです。日付を見るとカールに預けるちょっと前のようですね。
⑱映画でキスシーンの経験がある
「ほら、ウォーホルの映画に出たことがあるだろう。「L’Amour」というタイトルだった。それでパティ・ダーバンヴィルとキスしなくてはならなかったんだよ。」”Vous savez, j’ai joué dans un film de Warhol. Ça s’intitulait L’Amour.
J’ai dû embrasser Patti D’Arbanville.”
Karl Lagerfeld | VICE | France
「アンディのことはよく知っていて、彼の映画に出演したこともあります。危うくて、予想外の。でも最悪の出来だった……。」
モードの皇帝、素顔の告白【2】━━カール・ラガーフェルド ( page 4 ) | GQ JAPAN
https://matome.naver.jp/odai/2142322699730416501/2142456205611478203
カールが女優さんとキスしちゃってる!出典「The Films of Paul Morrissey」著者Maurice Yacowar, Cambridge University Press, 1993
⑲無宗教
信仰はありません。神は信じていますが、特定の宗教の神ではありません。でも、私は信仰をもつ人々を尊敬しています。信仰は大いなる慰めにもなるし、おそらくとてもよいことなのでしょう。しかし、私は自分に宗教を禁じているのです。そしてそれを守っています。
モードの皇帝、素顔の告白【3】━━カール・ラガーフェルド ( page 4 ) | GQ JAPAN
⑳投票したことがない
「人生で一度も投票したことはない。でもマルティーヌ・オブリーは好きだね。」
“Je n’ai jamais voté de ma vie. Mais j’aime bien Martine Aubry.”
Karl Lagerfeld et Fabrice Luchini, délire d’égos et joute verbale – Le monde bouge – Télérama.fr
マルティーヌ・オブリーはフランスの政治家で元社会党第一書記です。
②幼少期からファッションに興味
③イラストレーターと風刺画家になりたかった
④11歳でホモセクシャルと認識
⑤早口なのは母親が原因
⑥いつも黒服なのはデザインのため
⑦タトゥーが嫌い
⑧睡眠時間は何があってもきっかり7時間
⑨自宅に人を招かない
⑩本の虫
⑪飲料はプロテインシェイクとダイエットコークに限定
⑫孤独が好き
⑬老眼が嫌いで近視に戻した
⑭地毛はグレイッシュでくせ毛
⑮デッサン画にはシュウ ウエムラのメイクを施す
⑯アルゼンチンとタンゴが好き
⑰愛猫シュペットは略奪愛
⑱映画でキスシーンの経験がある
⑲無宗教
⑳投票したことがない