いやぁ・・・寒いですね・・・皆さん体調には十分気を付けてサッカーしましょうwさてブンデスリーガの後半戦が開始されますが・・・日本人は!!ってことで作りましたw
正念場か!!香川選手!
香川真司(ドルトムント:17位)
[前半戦成績]12試合:1得点・0アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間2月1日2:30)レバークーゼン戦(A)ウインターブレイク前にトップ下の定位置を失い、日本代表として参戦したアジアカップでは早期敗退を喫したチームの戦犯のひとりとして厳しい批判に晒された。大きな壁にぶち当たっている印象は否めず、マンチェスター・ユナイテッド在籍時から続く試練の日々は終わらない。
なにより求められるのは、目に見える結果だろう。決定機を外すシーンが散見され、1ゴールと振るわなかった前半戦の失態は繰り返せない。課題はフィニッシュの精度向上だ。
1月にエースのマルコ・ロイスが怪我から復帰したうえ、実力者のケビン・カンプルが入団(←ザルツブルク)し、4-2-3-1システムの「3」を巡るサバイバルは激化している。完全復活を期す香川にとっては、のっけから正念場だ。早い段階でインパクトを残し、復活に向けた足掛かりにできるか。
前半期!好調で折り返せた岡崎選手!
岡崎慎司(マインツ:12位)
[前半戦成績]16試合:8得点・3アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)パーダーボルン戦(H)チームの絶対的な得点源として君臨しているだけでなく、質の高いポストワークや動き出しでチャンスメーカーとしても機能。もはやアンタッチャブルな存在と化しており、マインツの首脳陣は今冬にレスターから届いた1000万ユーロ(約14億円)を上回る好条件のオファーをあっさり断った。
そのフロントは冬の移籍市場でチリ代表のCFニコラス・カスティージョを獲得(←クラブ・ブルージュ)したが、スポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデルが「シンジの負担を減らすため」と明かしたとおり、岡崎の立場を脅かす新戦力ではない。よほどのスランプに陥らないかぎり、レギュラーの座は安泰だ。
期待できるのはさらなるゴール量産。9節以降を負傷離脱していた崩しの切り札、ヨナス・ホフマンの戦列復帰と、スピードスターのクリスティアン・クレメンスの加入(←シャルケ)で、フィニッシュに専念しやすい環境が整ったのだ。得点王も!?
怪我もしたが。動きも悪くない!評判もいい内田選手!
[前半戦成績]13試合:0得点・3アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)ハノーファー戦(H)アジアカップ欠場を余儀なくされた右膝の怪我が癒え、1月18日からチームの全体練習に復帰している。ウインターブレイク明けの初戦となるハノーファー戦での先発起用はほぼ確実で、あるいは清武とのマッチアップが見られるかもしれない。
ブンデスリーガ公式サイトが発表した『前半戦のMVPランキング』で2位に入ったとおり、今シーズンのパフォーマンスは波が少なく、攻守の両局面で安定している。不安は右膝の状態くらい。代えの利かない存在となっているだけに、後半戦もフル稼働を強いられるだろう。再発のリスクはゼロではない。
開花するか?清武選手!
4-2-3-1システムの2列目右→トップ下→左と定位置を変えながら、開幕戦以外はすべての試合に先発出場。3ゴール・3アシストを記録しただけでなく、プレースキッカーを担当するなど、入団1年目にしてはまずまずの滑り出しを見せた。
アジアカップ参戦の影響から、シャルケと対戦する後半戦の初戦はベンチスタートが濃厚。ドイツU-21代表のレオナルド・ビッテンコートや、左足の精緻なキックが魅力のエドガー・プリプなど定位置を脅かしうるライバルは少なくないが、そうしたタレントとの切磋琢磨が、さらなるレベルアップに繋がるかもしれない。
レギュラーをしっかり決めて活躍したい!酒井宏樹選手!
アジアカップ不参加により、コンディション面の大きな不安はない。ただし、競争力のあるライバルが不在で、レギュラー落ちの可能性が低かった前半戦とは状況が変わっている。
今冬の移籍市場でポルトガル代表のジョアン・ペレイラ加入(←バレンシア)が決まったのだ。代表レベルでの国際経験が豊富なうえ、スペインで着実に実績を築き上げたこの新戦力に対するクラブの期待値は高い。
とはいえ、J・ペレイラは前所属先の監督と揉め、今シーズンの公式戦は一度も出場していない。試合勘の欠如は否めず、当面はバックアッパーと目される。酒井にとっては、向こう数試合が定位置を守れるかどうかの試金石となる。
やはりその存在感は必要不可欠か?長谷部選手!
[前半戦成績]17試合:0得点・2アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)フライブルク戦(A)4-1-3-2システムの1ボランチとして地歩を固めている長谷部の重要性は、アジアカップ参戦中に改めて浮き彫りに。このアンカーを欠いたフランクフルトは1月のテストマッチで、17試合で9得点の貧打に喘ぐハンブルクに3ゴールを献上し、スイス2部のセルベッテには4ゴールを叩き込まれた。
CBのマルコ・ルスが「DFラインの前で僕らを落ち着かせるプレーができる」と評する長谷部の代役は事実上不在。1月29日にチーム練習に復帰したばかりで、疲労は少なからず蓄積されているはずだが、本人は「準備はできている」と31日のフライブルク戦での先発出場を視野に入れる。
後半戦のチーム目標はヨーロッパリーグ出場権が得られる6位以内。その実現には入団1年目にして中心選手となった長谷部の活躍が欠かせない。
結果さえついて来れば大物にも!?乾選手
[前半戦成績]15試合:1得点・5アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)フライブルク戦(A)2列目左サイドの定位置を争っているルーカス・ピアゾンが、冬季キャンプでアピールに成功。しかし、リーグ戦の再開を目前にしての夜遊びが発覚し、トーマス・シャーフ監督の逆鱗に触れた。1月31日のフライブルク戦には、乾が先発出場する可能性が高まっている。日本代表のドリブラーに対する指揮官の評価は高く、継続的な出番が得られそうだ。
ピアゾンより買われているのは守備で、帰陣スピードは以前より速まっている。あとはアジアカップでも露呈した課題の決定力を磨けるか。ボール保持時もオフ・ザ・ボールの動きも悪くなく、フィニッシュに絡む頻度は高いだけに“結果”が欲しい。
巻き返しなるか?酒井高徳選手!
[前半戦成績]13試合:0得点・1アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)ボルシアMG戦(H)アグレッシブな攻撃参加は健在ながら守備の安定感を欠き、アルミン・フェー前政権下ではバックアッパー降格を経験した。
巻き返したのはフーブ・ステフェンス新監督が就任した13節以降。ウインターブレイク前の3試合にフル出場を果たし、守備の安定化(3試合で1失点)に一役買った。もっとも、アジアカップの全4試合にフル出場した事情もあり、再開初戦のボルシアMG戦はベンチスタートが有力だ。
まだまだ大丈夫か?細貝選手!
[前半戦成績]16試合:0得点・1アシスト
[後半戦初戦]2月1日(日本時間1日23:30)ブレーメン戦(A)大きな存在感を放った昨シーズンのプレー水準にはなく、アジアカップのメンバーから落選。もっとも、チームメイトに負傷離脱者が相次いだ前半戦は16試合に出場する働きぶりで、ヨス・ルフカイ監督からの厚い信頼をうかがわせた。
ウインターブレイク明けの初戦(2月1日ブレーメン戦)は累積警告で欠場するものの、古巣のレバークーゼンを本拠地で迎え撃つ19節からの先発復帰が有力視される。
本人が口にする修正点は、プレーの判断スピード。1試合平均で1.6回にとどまっているインターセプトの回数(ライバルのニーメイヤーは2.7回)など、守備面にもさらなる磨きをかけられるか。
レギュラーは目の前?原口選手
左ウイングとしてフル出場した開幕戦を含め、前半戦のスタメンは5試合止まり。10月以降は控え要員に甘んじるなど、ブンデスリーガ参戦1年目は苦しいスタートとなった。
ただ、風向きは変わりつつある。冬季キャンプ中のテストマッチでは怪我で不在だったロイ・ベーレンスに代わり、右ウイングとして全3試合に先発出場。スタメンが濃厚な再開初戦のブレーメン戦(2月1日)のパフォーマンス次第では、レギュラー定着がありえる。
ここが踏ん張りどころか?大迫選手!
[前半戦成績]12試合:1得点・2アシスト
[後半戦初戦]1月31日(日本時間31日23:30)ハンブルク戦(A)ボール捌きやオフ・ザ・ボールの動きなどのクオリティに疑いの余地はない。問題は周囲とのコンビネーション不足や、エリア内でのシュートミス。1ゴールしか奪えていない焦りからか、頭でも足でもボールをしっかりインパクトできていない場面が目立った。
現在の序列はCFの2~3番手。同ポジションのシモン・ツォラーが退団(→カイザースラウテルン)したとはいえ、チームトップの6ゴールを挙げているアンソニー・ウジャーの牙城を崩すのは簡単ではなく、当面はジョーカーの役割が中心となるかもしれない。