イスラム国が湯川遥菜さんを殺害したと思われる画像をアップロードした
https://matome.naver.jp/odai/2142199139852157101/2142212632093445503
日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんの画像が投稿されました。この画像では、後藤さんが湯川遥菜さんとみられる写真を持っていて、「湯川さんが殺された」とする音声が付いています。
“拘束の1人殺害”とする画像 ネットに投稿 NHKニュース
音声では、妻や子どもたちに対し、「とても恋しい」と語りかけ、「わたしも湯川さんと同じことにならないよう、安倍総理に働きかけてください。あきらめないで」と訴えかけている。
また、音声は妻に対して「これが、わたしの人生の最後の数時間になるかもしれない。これが、あなたが耳にする最後の声にしないでください。安倍総理に、わたしをも殺させないでください」と訴えて終わっている。
日本人人質事件 後藤さん名乗る男性「自分を殺させないで」(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
イスラム国は「捕虜交換」を希望へ
さらに「彼ら(犯行グループ)はもはや金を求めていない。要求はシンプルだ。ヨルダンで拘束されている女が釈放されれば、私はすぐに解放される」と述べ、要求事項に変更があったことを示唆した。
<イスラム国拘束>新映像「日本政府と家族にも送信」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
釈放を要求している人物は何者なのか
この囚人、サジダ・リシャウィ容疑者は、イラク人で、2005年、ヨルダンの首都・アンマンで起きたホテルの同時自爆テロで、夫とともに自爆しようとして失敗し、拘束されている。
このサジダ容疑者は、「イスラム国」の前身の組織「イラクのアルカイダ」のメンバー。
この組織はイラクで日本人の青年が殺害された事件に関与した組織で、その時の首謀者はザルカウィだった。
そして、その流れをくむのが「イスラム国」であり、サジダは、まさに昔からの「イスラム国」の本体のメンバーにあたる。
日本人人質事件 動画で、ヨルダンに拘束の女囚人の釈放を要求(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
交換も容易ではない
リシャウィ死刑囚は2006年に死刑判決を受けていて、現在、ヨルダンの刑務所の中にいるようです。ただ、これでヨルダン政府が彼女の釈放に応じるかどうかは分かりません。
その1つの理由はヨルダンとしては、「イスラム国」に拘束されているヨルダン人パイロットの方を優先すべきという声が挙がらないとも限らないからです。事態の推移を見守りたいと思います
「イスラム国」、女性死刑囚の釈放要求(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース
日本政府は「テロとの戦い」で国際共闘を進めており、断じて応じるわけにはいかないとの立場だ。
仮にその要求をのむことになれば、世界各国で収監されているテロ犯罪者の“奪還”のためにイスラム国が外国人の拘束を繰り返す行為が続きかねないからだ。
イスラム国が身代金を取り下げ収監中の被告を解放させるよう要求 – ライブドアニュース
身代金は2億ドル(約236億円)を要求していた
スラム過激派組織「イスラム国」が公開したとみられるビデオ映像が1月20日、インターネット上に流れ、人質にとった日本人らしき男性2人について、日本政府に計2億ドル(約236億円)の身代金を要求し、72時間以内に支払わなければ2人を殺害すると警告した。
「イスラム国」日本人殺害警告まとめ : 特集 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
やはり狙いは身代金ではなかった?
要求された身代金の額もこれまでは数億円で、2億ドル(約236億円)という多額の要求も初めてです。
安倍首相の「積極的平和主義」が引き起こした日本人人質への殺人予告
身代金が目的でないとすれば、何が目的なのでしょうか。「大きな目的としては、宣伝効果があげられます。」
イスラム国による日本人人質殺害予告-背景とタイミング
事実上”身代金を渡すことを拒否した”日本
「イスラム国」が日本政府に対し、2億ドル(約236億円)の身代金を支払わなければ人質としている邦人2人を殺害すると脅迫する動画を公表したことを受け、菅義偉官房長官は20日午後の記者会見で、政府として「テロに屈することなく、国際社会とともにテロとの戦いに貢献していく」姿勢に変わりはない、と述べた。
日本は「テロに屈しない」菅官房長官、イスラム国脅迫後会見 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
自民党の高村正彦副総裁は21日、過激派「イスラム国」とみられるグループによる日本人殺害警告をめぐり、政府は身代金要求には応じられないとの認識を示した。グループが日本の中東支援策に反発していることに関し「政府が人道支援を取りやめるのは論外だ。身代金を払うこともできない」と党本部で記者団に述べた。
「身代金払えない」自民・高村副総裁 – 政治ニュース : nikkansports.com
米政府も身代金を渡すことは反対していた
米国務省のサキ報道官は22日の記者会見で、過激派「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件について「身代金の支払いは国民を危険にさらし、米国の政策に反する」と改めて表明した
米報道官「身代金支払いは危険」 日本に非公式伝達 :日本経済新聞
国務省のサキ報道官は、22日の会見で、「身代金を支払うことは、国民をさらに危険にさらすことになる。アメリカの方針は、日本側に非公式に伝えている」と述べた。
また、「身代金の支払いは、テロ組織に資金を与えてテロ組織を存続させ、さらなる誘拐事件発生につながるだけだ」として、身代金の要求に応じないことの重要性を強調した。
www.fnn-news.com: 日本人拘束 米国務省…
▼イスラム国に殺害されたと思われる 湯川遥菜さん
湯川さんは2014年1月に「民間軍事会社(PMC)」を設立。最高経営責任者として、海外拠点を設立しようとシリアやイラクなどの海外に出かけ、戦闘地域にも足を踏み入れてきた。同社関係者によると、今回の渡航も事業のための調査だったという。
邦人拘束 湯川遥菜さんとは – 国際ニュース : nikkansports.com
湯川さん知人「あの時、止めておけば」
湯川さんが経営する「民間軍事会社」と称する「ピーエムシー」顧問で、元茨城県議の木本信男さん(70)は25日未明、水戸市の自宅で報道陣の取材に応じ、「(湯川さんが殺害されたとする)画像を見て、震えが止まらない」と動揺を隠せなかった。
「どうか間違いであってほしい。人の命はこんなに簡単なものなのか。(イスラム国に対して)憤りを感じる」と声を落とし、疲れ切った様子で話した。
イスラム国殺害脅迫 「震え止まらない、間違いであってほしい」湯川さん知人 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
木本さんが「危ないから行くな」と言うと、湯川さんは「独りもんだから死んでも構わないんです」。昨年7月にシリアを再訪し、8月に拘束されたとみられる。その数日後、朝日新聞の取材に応じた後藤さんは湯川さんの経験不足を案じていたが、「(渡航を)止められなかった」と悔やんでいた。
湯川遥菜さん知人「いつかこうなるのではと」
▼以前、拘束されていると思われる 後藤健二さん
昨年8月、湯川さんがシリアでイスラム国に拘束された際、都内に滞在していた後藤さんは日刊スポーツの取材に応じた。自身が96年に設立した映像通信会社「インデペンデントプレス」のシリアにいる現地外国人スタッフ3人と連携し、湯浅さんの安否情報を徹夜で仕入れていた。
邦人拘束 後藤健二さんとは – 国際ニュース : nikkansports.com
現地への取材、湯川さんの捜索中に拘束される
期限当日の23日午前には後藤さんの母が会見を開いた
藤健二さんの母親が23日に都内で会見し、後藤さんの解放を訴えた。後藤さんの母親の石堂順子さんは、「日本国民、政府、諸外国のみなさんにご迷惑をおかけしていることに心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
後藤健二さんの母が解放を訴え、「イスラム国の敵ではない」 | ワールド| Reuters
「健二が大変ご迷惑をおかけしていることに、心よりおわび申しあげます。健二はいつも『戦地の子供たちの命を救いたい』と言っていました。あと残された時間はわずかです。日本政府の皆さん、健二の命を救ってください」
「『イスラム国』の皆さんに申し上げます。健二は『イスラム国』の敵ではありません。健二は正義感の強い子供ですから、釈放していただけましたら、子供たちのためにも、未来のためにもつくしていける子供だと思います」
シリア渡航2週間前に子供が…後藤さん母 | 日テレNEWS24
シリア渡航2週間前には子供も生まれていた
今月22日になって後藤さんの妻と電話で会話したという。石堂さんはこの電話について「2週間前に赤ちゃんが生まれたそうで、びっくりした。2週間しかたっていない子供を置いて、なぜ遠いところへいったのですかと質問したら、『知り合いを救出するため』ということだった」と話した。
【イスラム国殺害脅迫】後藤さんの母が会見「2週間しかたっていない子供を置いて、なぜ遠いところへ」「健二を救ってください」(1/2ページ) – 産経ニュース
ビデオメッセージでは「私になにがあっても私の責任」
私の名前はゴトウ・ケンジ。ジョーゴ・ケンジです。ゴトウ・ケンジ。ジャーナリストです。これからラッカに向かいます。イスラム国、ISISの拠点といわれますけれども、非常に危険なので、何か起こっても、私はシリアの人たちを恨みませんし、どうかこの内戦が早く終わってほしいと願っています。ですから、何が起こっても、責任は私自身にあります。どうか、日本の皆さんもシリアの人たちに何も責任を負わせないでください。よろしくお願いします。まぁ、必ず生きて戻りますけどね。よろしくお願いします。
「これからラッカへ」「必ず生きて戻ります」… 後藤健二さんメッセージ動画全文 – DMMニュース