カザフスタンの村人約60人が「眠り病」の症状を報告

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カザフスタンで「眠り病」約60人

カザフスタンの片田舎で、住民が次々と「眠り病」を発症するという恐るべき事態が発生している。
放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

この謎の病気は2013年3月にはじめて報告され、これまで村人約60人が症状を報告
カザフスタンの小村カラチで謎の居眠り病が流行 原因特定できず – ライブドアニュース

一時期この病気は収まったように見えたのですがたびたび流行っては終わるといったリズムが不定期に繰り返されています
6日間一度も目を覚まさない「眠り病」が拡大中ーカザフスタン – Ameba News [アメーバニュース]

2014年の5月に再びこの病気が人々の間に流行し、現在60人前後の人々が何日も眠り続けています。
6日間一度も目を覚まさない「眠り病」が拡大中ーカザフスタン – ライブドアニュース

カラチ村周辺で眠り病が蔓延

今月14日、ロシア国営放送局「ロシア・トゥデイ」が報じたところによると、謎の病気を発症しているのは、カザフスタンの首都アスタナから450kmほど北に位置するカラチという小さな村の住民だ。
放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

2010年4月、この村の1人の女性が、何の前触れもなく深刻なめまいとだるさに襲われ始めた。女性は、やがて自力で立ち上がることも困難になった上、記憶障害も起こしたのち、数日間眠り続けるという奇妙な経過をたどった
放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

なんと子どもから大人まで、村人たちが続々と同様の症状に見舞われるようになったのだ。以来カラチ村では、4年にわたりこの「眠り病」が猛威を振るい続け、とうとう今年の9月には60人もの患者を出す爆発的流行を示した。
放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

患者は仕事場や学校で急に眠りに落ちたまま数日間眠り続け、目覚めた後にも無気力感や記憶障害、幻覚症状を訴えている。また、回復したものの、再び眠りに落ちてしまった患者もいるという。
カザフスタンの小村カラチで謎の居眠り病が流行 原因特定できず – ライブドアニュース

眠っている期間は人によって違うそうですが最大で6日間という記録が出ています。
6日間一度も目を覚まさない「眠り病」が拡大中ーカザフスタン – Ameba News [アメーバニュース]

原因の調査が行われるも…

この異常事態を受けて様々な調査が行われている。まず医師たちは、患者の脳に体内の水分が溜まって腫れた状態(浮腫)となっていることを突き止めており、ウイルスやバクテリア感染の可能性を否定している。そして科学者たちも、村の土や水に症状の原因となるような化学物質が含まれていないことを確認している。
放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

しかし、どうやら村の住民には他に心当たりがあるようなのだ――。

このカラチという村、実は旧ソ連時代のウラン鉱山に隣接している。
(2ページ目)放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

今は廃山となり採掘場も閉鎖されているが、昔は厳しく立ち入りが制限される秘密の場所だった。
(2ページ目)放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

当時の村は、採掘場で働く労働者たちで賑わってもいたという。そして現在、多くの村人は、このウラン鉱山跡こそが「眠り病」の元凶ではないかと考えており、有毒物質が風に乗って流れたり、地中を伝っているのではないかと恐れているようだ。
(2ページ目)放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

実際、「ロシア・トゥデイ」の取材クルーがウラン鉱山跡で放射線量を測定してみたところ、基準の16倍という高い数値を示した。また地元の有志が調査した際、採掘場には絶えず不思議な“甘い匂い”が漂っていたと伝えられている。
(2ページ目)放射線か、奇病か!? 突然、人々が目覚めなくなる「眠り村」の謎=カザフスタン|TOCANA

専門家や科学者はこの謎の病気を解明すべく捜査に精を出していますが、鉱山から発生している天然ガスが原因ではないかと語っている
6日間一度も目を覚まさない「眠り病」が拡大中ーカザフスタン – ライブドアニュース

患者のいずれも鉱山で働いた経験はなく、チームが実際に計測したところ、村の放射能数値は至って平均的なものだったとしている。また専門家も、ウランガスや放射能によって眠気が引き起こされることはないと話している。
カザフスタンの小村カラチで謎の居眠り病が流行 原因特定できず – ライブドアニュース

一部の患者からは〝何らかの原因による脳の損傷〟も認められているが、この眠り病との関連はまだ不明である。今後も研究チームは現地で患者たちの救助活動と、原因の究明を続けていく予定だという。
カザフスタンの小村カラチで謎の居眠り病が流行 原因特定できず – ライブドアニュース

▼イギリス

“眠り姫”という病 ― 1日22時間眠る女性、夢と現実の区別つかず

べスさんは16歳の時にこの病気を発症した。彼女はだいたい5週間ごとに眠りの発作に襲われ、発作が始まると1日22時間眠り続けるという。その発作は短くて1週間、長くて3週間続く。
“眠り姫”という病 ― 1日22時間眠る女性、夢と現実の区別つかず|TOCANA

その間、べスさんは学校に通えないだけでなく、食事も摂れなければトイレにも行けない。そして、ベスさんの母親が、医者に言われた通りに無理に起こしてトイレに行かせ、食物を食べさせる…という日々が続く。
“眠り姫”という病 ― 1日22時間眠る女性、夢と現実の区別つかず|TOCANA

無理に起こされた数時間、べスさんは夢と現実の区別がつかず、年端もいかぬ子どものようになってしまうため、24時間体制の看護が必要となる。
“眠り姫”という病 ― 1日22時間眠る女性、夢と現実の区別つかず|TOCANA

イギリスに住む別の患者であるリリー(20歳)さんのケースでも、普通の内科医に始まり、神経学者、心理学者、内分泌学者、婦人科、精神科医、脳神経学者、外科医と、続けて診断を受けたものの病名が分からなかった。その挙句「あなたの娘さんは親の注意を惹こうとしてわざとやっている」という“トンデモ”な診断までされたという。
(2ページ目)“眠り姫”という病 ― 1日22時間眠る女性、夢と現実の区別つかず|TOCANA

この病気は世界でも症例が1000例ほどしかない奇病である。

長期間眠り続ける病気「眠り姫病」こと「クラインレビン症候群」にかかってしまったのはイギリスに在住のベサニー・ローズ・グーディアさん(18才)だ。
いつまでも眠り続ける奇病「眠り姫病」にかかった少女 | ロケットニュース24

結局、彼女は2010年11月から2011年5月まで約6カ月間眠り続けた
いつまでも眠り続ける奇病「眠り姫病」にかかった少女 | ロケットニュース24

ベサニーさんが眠っている間家族と恋人のアダムさんが交代で24時間看病しているそうだ。アダムさんは「付き合い初めて3カ月で彼女は病気になってしまった。そのときは独りぼっちになってしまったようで、本当に怖かった」と語る。眠り始めて6カ月後ベサニーさんが目を覚ましたときは、家族と手をとりあって喜んだそうだ。
いつまでも眠り続ける奇病「眠り姫病」にかかった少女 | ロケットニュース24

https://matome.naver.jp/odai/2142139105911326801
2017年08月24日