「シャルリー・エブド」社への襲撃・殺害事件の発生
仏週刊紙「シャルリーエブド」のパリにある本社で7日午前11時半(日本時間同午後7時半)ごろ、黒い覆面をかぶり銃を所持した少なくとも3人の男が押し入り、銃を乱射した。仏メディアによると、同紙編集長と編集関係者、風刺画家、警官2人の計12人が死亡し、約20人が負傷した。
Yahoo!ニュース – <フランス>覆面男3人銃乱射、12人死亡 パリの週刊紙社 (毎日新聞)
ユダヤ教食品店に武装した男が人質を取り、立てこもり
パリ東部にあるユダヤ教の戒律に基づいた食料雑貨店で9日、武装した男が人質を取って立てこもった。
Yahoo!ニュース – ユダヤ教食品店に武装男籠城=1人負傷、人質に女性や子供も—パリ (時事通信)
2つの現場で同時に犯人を射殺、事件解決へ
フランス風刺週刊紙シャルリー・エブドの本社が銃撃された事件で、仏捜査当局は9日午後5時(日本時間10日午前1時)頃、逃走中の容疑者2人が立てこもったパリ北東のダマルタンアンゴエルの印刷会社に強行突入し、2人を射殺した。その直後には人質事件のあったパリ東部ポルトドバンセンヌのユダヤ系食料品店にも突入し、犯人の男を射殺した。現場では人質4人の死亡が確認された。
Yahoo!ニュース – 仏テロ 同時籠城の3人射殺、人質4人死亡 仏にテロ組織網浸透 (産経新聞)
ユダヤ系スーパーを襲撃したのはアムディ・クリバリ容疑者。
シェリフ・クアシとアムディ・クリバリは、同じイスラム過激派に属していた過去があり、繋がりがあると見られている。
フランス大統領や各国首脳も参加するテロへの反対を示すデモ行進が実施され、参加者が第二次大戦終了後のパリ解放を上回る
フランス連続テロ事件の犠牲者を悼むため仏各地で実施された大行進について、仏内務省は11日、全国の参加者の合計が少なくとも370万人に達したとの推計を発表した。
Yahoo!ニュース – 仏大行進、参加者は370万人超=「パリ解放」超え史上最高 (時事通信)
フランスの国中で「私はシャルリー」と書いたプラカードを掲げる中、このような雰囲気に違和感を表明する学者も
私も言論の自由が民主主義の柱だと考える。だが、ムハンマドやイエスを愚弄し続ける「シャルリー・エブド」のあり方は、不信の時代では、有効ではないと思う。移民の若者がかろうじて手にしたささやかなものに唾を吐きかけるような行為だ。ところが、フランスは今、誰もが「私はシャルリーだ」と名乗り、犠牲者たちと共にある。私は感情に流されて、理性を失いたくない。今、フランスで発言すれば、「テロリストにくみする」と受けとめられて、袋だだきに逢うだろう。だからフランスでは取材に応じていない。独りぼっちの気分だ
風刺画はユーモアとエスプリが大切だ: 眞鍋貞樹の研究部屋
読売新聞(2015年1月12日)の紙面より、エマニュエル・トッド氏の論説
トッドは「一連の事件に驚きをひどくし、実行犯らの排除にひと安心した。私はテロを断じて正当化しない。」と語り、反面、「フランスの社会構造的問題を直視すべきだ。」と提言している。
私はもちろん表現の自由を尊重するし、テロ行為を容認するつもりはない。ただ、「私はシャルリー」というプラカードを持つつもりはない。なぜなら、シャルリー・エブドの風刺画は、ユーモアやエスプリというよりも、おちょくりや侮蔑あるいは愚弄だからである。
風刺画はユーモアとエスプリが大切だ: 眞鍋貞樹の研究部屋







今回の事件は、イスラム教の預言者であるムハンマドを風刺した絵を掲載したことで、イスラム教徒が「侮辱している」と感じたことが背景にあると思われる。