映画、ドラマ、ゲーム、漫画でよくある、’’ありえない銃描写’’をまとめてみた

shujiDX
映画には切っても切れ離せない”銃’’ しかし、現実とはかなりかけ離れた使われ方が多いと思うので、それらをまとめてみたいと思います

いろいろおかしいところをまとめてみた


https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141959379273004603
銃の威力の過小評価
まず口径7.62ミリ(AK47など)以上の銃で足や腕を撃たれると手足は吹っ飛びます。また胴体などに被弾した場合は大きな穴が開きます。ナイフなどと違って、骨を貫通し、骨折する可能性も非常に高いです。特にショットガンは至近距離で撃たれた場合は内臓がそこらじゅうに飛び散ります。
ただし、近年のアメリカ映画「プライベートライアン」「ブラックホークダウン」などはそこらへんもきっちり、リアルの戦場を描き切ってます。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141962524592469003
銃弾で車、ガスボンベ爆発
これも嘘です。砲弾の榴弾と混同した映画のプロデューサーか監督かが始めたインチキですね。この辺の描写に関しては銃描写に定評のある、実銃、実弾を使用したアルパチーノ、デニーロ主演の「ヒート」では何発車に撃っても爆発しませんでした。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141959379173003703
ランボーの弾薬、身体に巻き付け
これはまずありえません。ランボーの愛銃M60のベルト給弾ですが体に巻き付けると必ず給弾不良を起こし、発砲出来なくなくなります。なので、本当であればM60を撃つときは必ず弾薬は手にもって行います。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141962419492368103
マシンガンは一般的に思われているように連射できない
これまたランボーネタですが、彼の使うM60、100発前後で銃身の交換が必要です。熱で、故障又は命中性精度が著しく落ちてしまうからだ。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141962567192594803
戦場での交戦距離は200m~500mが基本 見える敵は豆粒レベル
ゲームなどによく見られますが、あれはサバゲーとかそういったレベルの距離です。本当の戦場では敵と撃ち合う距離はかなり遠いです。肉眼では豆粒のように見えます。画像のゲーム’’ARMA”シリーズは兵士育成用に作られた戦場シミュレーションで、撃っても撃っても当たりません。実際の戦場でもこのレベルだと思われます。
弾が無限の如く発砲可能
弾はリロード(再装填)しなければ撃てません。画面外でリロードしているんだ!と言われたらあれですけど、ノーカットで一般的なハンドガンを数百発撃つ映画も多いと思います。

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銃を構えたときに出る謎の”ガチャ”音
なぜ、音が出るのかが理解不能な描写。どこから音が出ているのか知りたいほどである。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141959379273004503
ハンドガン横撃ち
まずサイティングを犠牲にし、さらに、保持の体系が銃の反動をモロに受けるため、命中精度がかなり落ちることは想像に容易い。見た目だけカッコいいというだけで実用性0

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2丁拳銃
画像のチョウ・ユンファ主演、ジョン・ウー監督、香港映画”男たちの挽歌”から始まった2丁拳銃ブーム。今やハリウッドでも多数見受けられますが、片手で撃ったほうが明らかに素早いサイティング、命中精度が期待できますし、連射するにしてもマガジン交換にまごつく可能性が高いので実用性はまったくもって0である。

https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301/2141962470692414003
ハンドガンは最後の手段、基本的には護身用アイテム 又は自決用
語弊があるかもしれませんが、ハンドガンは戦闘向けの武器ではありません。ストック(銃床)がなく、安定性にかけ、基本的には連射の効かないハンドガンは動く目標に関しては気休めレベルの効果しか挙げません。故に超接近戦か護身用に持つといった用途しかありません。事実、アメリカ軍兵士は、その役立たずぶりに戦場ではハンドガンを持ち運ばずに、それより小銃のマガジンを持ちたがる人が多いです。

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無反動、無煙火描写
ハンドガンは、特にそうですが、手のひらだけで銃の反動を受け止めるため、もろに手首にリコイルを受けます。故に手首は跳ね上がり、次の標的のサイティングには時間がかかります。最近では流石にアメリカ映画、ドラマでは無反動描写は無いと思いますが、日本ドラマ、映画ではまだまだ散見出来ます。又、銃の発煙、発火の、マズルフラッシュが火薬の規制?のためかかなり怪しいものもありますね。
https://matome.naver.jp/odai/2141958911168328301
2014年12月27日