名画をつなぎ合わせて一つの物語の始まりを妄想する画廊1

きょどリンゴちゃん

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とある王国に住まう公爵の令嬢であるコレット嬢には友達がいません。

何故なら完璧な美しさと心の清らかさを誇る彼女と一緒にいると、

誰もが自分がとてつもなく醜く、無価値な存在であることに気付かされるから…

ところがある日のこと…


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「僕のほうが圧倒的に美しいし、完璧な存在ですよ。友達になりましょう」

と、領地を接する伯爵家の末っ子が、お澄まし顔で写真つきの手紙をコレット嬢に送ってきたのです!

それに対してどう回答していいか悩むコレット嬢…

「なんで片乳だして、花男なの?…」

カラヴァッジオ『バッカス』


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困惑したコレット嬢は、祖父の代から一族をあげて親しくしている知恵深い天使二人に、

どうすればいいかお伺いを立てることに

天使たちの回答は…

「お前の気持ちしだいじゃね?」


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途方にくれたコレット嬢は、お屋敷の庭師の男に相談しました。

男の回答

「とにかく俺より美しい男なんて、この世にいないってことだろう。それにお前って結構醜女(しこめ)だぜ」

コレット嬢はお父様に頼んで、早速、庭師の男に暇を与えてもらいました。


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ぼんやりしていると、別の天使が天上からやってきてコレット嬢にお告げを
「友達がいないと、老後はかなり退屈ですよ、ナルシストの子兎ちゃん」

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コレット嬢は妹と姉と、庭を散策しながら相談にのってもらいます…

姉「あの伯爵の末っ子は、変だけど不能だから相手をしても害はなくてよ」

妹「不能って、西瓜よりも美味しいの?」


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家に帰るとコレット嬢の母君である公爵夫人が妙に赤い顔の天使にまとわり付かれています。

天使「授乳でタレ気味のおっぱいを、俺がひと舐めすれば、たちまち形が補正されるはずだぜ」

公爵夫人「おだまり赤い顔の天使!授乳は乳母がやったから、私のは一切垂れてなくてよ」

それを見て、コレット嬢が決意した事とは…

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2015年02月10日