解党や熊手問題などが起因か
解党したみんなの党元代表で、無所属で出馬した渡辺喜美氏(62)=栃木3区=が大苦戦を強いられている。
かつては「渡辺王国」ともいわれた同区だが、情勢調査では自民党の簗(やな)和生氏(35)に引き離されている状況だ。
8億円借り入れ問題やみんなの党解党が影響する中、渡辺氏は地元に張り付き、親族総出のどぶ板選挙を展開し、支持を訴えている。
これまでとは全く違う選挙を強いられていた
「渡辺喜美は、くじけません!」。解党したみんなの党元代表で無所属の渡辺喜美氏(62)は、最後の街頭演説となったJR黒磯駅前で、約100人の聴衆を前に涙ながらに叫んだ。
演説には、まゆみ夫人も同行。「生まれ変わった渡辺喜美を、皆さんの重い重い1票1票で国政に送って下さい」と涙ながらに絶叫した。
今年4月、夫妻は12年12月に離婚したが仲直りし、事実婚状態であることが伝えられた。しかし、今選挙では、二人三脚で「どぶ板」に徹してきた。
この日は、マイクが使えない午後8時以降も、那須塩原駅前に立ち、最後の声掛けをした。選対関係者は、「(ここまでのどぶ板は)記憶にない」と話した。
9月に家宅捜索を受けていた?
元みんなの党代表の渡辺喜美氏(62)の政治資金問題で、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで、宇都宮市にある渡辺氏の事務所などを9月に家宅捜索していたことが14日、関係者への取材で分かった。
特捜部は今後、渡辺氏本人から事情を聴き、同容疑での関係者の立件を検討する。
4月に公表された党の調査報告書は、2010年の参院選前後に渡辺氏が9千万円を借り入れ、返済していた先を匿名の「A」としていたが、特捜部の調べで政治団体「渡辺美智雄政治経済研究所」(同市)に関連する個人名義の口座だったと分かった。
政治団体の収支報告書に出入りの記載はなかった。
福宮 良延@fkmy1177


