価格は税込み、ランニングコストは毎日使うとして計算されています。
日経トレンディ参考。
掃除機でのお掃除は大変ですよね。
そんな時便利なのが、ロボット掃除機。
「でも機種が多いからどれを選べばよいかがわからない・・・」という人も多いハズ。
そんな人のために、どんな人にどのロボット掃除機がぴったりなのかを紹介します。
ロボット掃除機を比較する際の選ぶポイントとは?
ロボット掃除機を選ぶ上で、ポイントをまとめています。
記載されていないロボット掃除機を検討中の方にも役に立つとおもいます。
メンテナンス
ロボット掃除機は可動部が多く、メンテナンスすべき部分が多い。ダストボックスやフィルターはもちろん、ローラーブラシも外し、絡んだ髪の毛などを取り除く必要がある。
この際、重要なのが水洗いできるかどうか。
国内勢はすべて水洗いできるが、海外勢は対応していないことも多い。
海外勢については、ルンバがダストボックス・フィルター・ローラーブラシともに水洗いが難しい。その他のメーカーはダストボックスは水洗い可能だが、フィルター・ローラーブラシは水洗いが難しい。
ランニングコスト
ランニングコストを左右するのが、バッテリーとフィルターの価格と交換頻度。
ココロボとトルネオロボは破損しない限り、フィルターの交換が不要。
6年間毎日使うと仮定すると、6年間でトルネオとココロボが1万5000 円程度、クレモンとスカウトが4万円、ルンバが4万円〜5万円、ディーポットが6万〜8万円、ボットバックが最大で11万円台だった。
ゴミ捨て
ココロボやトルネオロボやディーボットのように充電台がゴミを吸い取ってくれる機種がもっともゴミ捨てがラク。その他は注意してダストボックスを開かないとゴミを床にこぼすことがある。
では、機種を比較してみましょう。
ルンバ880(実勢価格:6万9960円)
充電時間:約3時間、運転可能時間:約1時間
吸引口の機構を刷新して吸引力が従来の5倍になった他、毛がからまりにくいシリコーンゴム製ブラシを採用。さらにバッテリー寿命が2倍の3年に延びるなど、ランニングコストも抑えたルンバの最新機種。
ルンバ880はルンバ社の最上位機種のため、安くはない。ルンバ880よりは型落ちするがルンバ620は3 万円代で購入ができる、。
清掃能力は、隅や目地こそ取り残すも全般的に清掃能力は高い。じゅうたんの掃除能力は高い。
2部屋連続でも隅を除いて上々の結果を残した。
短い清掃時間にもかかわらず、能力は長時間動作モデルに匹敵する。
ランニングコストは6年間で4万円ほど。
日経トレンディより
ロボット掃除機の代表格ですね。
ココロボRX-V200(シャープ、実勢価格:8万6460円)
充電時間:約4時間、運転可能時間:約1時間40分
約1年前に発売されたココロボ最上位機種。スマホで家庭内の家電を操作したり、声に応じて掃除したりする機能は独特だ。
清掃能力は、自動モードでは隅やカーテンの下などに少し取り残しがあったものの、全体的には綺麗に仕上がる。掃除に1時間40分かける「念入りモード」なら隅以外はほぼ完璧に掃除する。
2部屋連続でもまずまず。
ランニングコストの少なさ(6年間で1万5000円ほど)とメンテナンス性も強み。
日経トレンディより
トルネオ ロボVC-RCX1(東芝ライフスタイル、実勢価格:12万4840円)
充電時間:約5時間、運転可能時間:約1時間10分
ブラシが本体から僅かに飛び出しており部屋の隅を掃除しやすい構造。本体側のゴミを充電台に吸い取る機能は便利だ。
ゴミを充電台で吸い取れる機能は便利。いちいちロボット掃除機本体からゴミを取る必要がなく、たまに充電台からゴミを捨てるだけで良い。
清掃能力は、清掃時間こそかかるが、充電台の周辺を除けば、ほぼ完璧に隅まで清掃。
2部屋連続では時間はかかるものの、奥の部屋の隅までほぼ完璧に清掃した。
音は比較的静か。ランニングコストも6年間で1万5000円ほど。
日経トレンディより
価格が高いだけあって、性能・吸引力はともにトップ。価格を気にしない人であれば、これを選択すべし。
ダイソン360Eye(ダイソン、実勢価格:10万円超の見通し)
充電時間:約2時間、最長運転可能時間:約20〜30分
世界初のサイクロン式で、価格は10万超と高めの見通し。他社の20倍という吸引力と、カメラによる部屋の形状認識によって短時間で隅々まで清掃しやすい点を売りにする。実際に動きは機敏で小回りが利き、素早く掃除を終えそうな印象だった。
デザインはスマートとは言い難いが、性能は間違いなく保証できる。
価格・外見を気にしない人は買う価値がある。発売は15年春の予定。
実際まだ発売されていないため、清掃能力の詳細は不明だが、試験機では掃除音が大きい。
Botvac85(ネイト ロボティクス、実勢価格:6万9984円)
充電時間:約2〜3時間、運転可能時間:約1〜1時間30分
米シェア2位メーカーが上陸。レーザーを周囲に照射して部屋の形状や障害物を認識。”地図を描きながら移動する”
清掃能力は、1つの部屋なら性能は上々、しかし2部屋連続なら奥の部屋の隅や家具の脚元などを見落とした。
狭い部分への周り込みに弱い。動作音はうるさくはない、短時間で清掃するので在宅中でも気にならない。ランニングコストが高いのが弱点。(6年間で最大11万円ほど)
日経トレンディより
もっとも効率よく部屋を掃除するが、吸引力・ランニングコストから見て選択肢としては薄い。
Scout RX(ミーレジャパン、実勢価格:8万6140円)
充電時間:約2時間、運転可能時間:約2時間
ドイツ家電大手の最初のモデル。本体上部にカメラを備え、ジャイロセンサーも使って部屋の形状を認識しながら動く。
清掃能力は、同じ地点は1度しか掃除しない、だからこそゴミには到達しても取りきれていない箇所があることが弱点。
3回連続で動かすと他と同様に綺麗になる。連続動作モードがないのが残念。
ランニングコストは6年間で4万円ほど。
日経トレンディより
最短距離でゴミまで到達し、掃除を行う性能を持つが、吸引力などに難がある印象。価格も安くはないので選択肢としては薄い。
DEEBOT D79(エコバックスジャパン、実勢価格:6万7820円)
充電時間:約5〜6時間、運転可能時間:約2時間
トルネオ ロボと同様に充電台が本体のゴミを吸い取る機構を備える。充電台を分離するとハンディ掃除機にもなる。
清掃能力は、清掃時間を2時間かけるだけあって、隅以外はほぼ完璧。ただし2部屋連続ではややゴミを取りきれていない箇所があった。
ランニングコストは6年間で6〜8万円ほど。
日経トレンディより
設置面積が他のモデルより大きい。机などの細い脚に当たる衝突音も大きい。大切な物がある部屋の掃除には向かない。力勝負のイメージが強い。
クレモンMR6850M(モニュエルジャパン、実勢価格:6万4460円)
充電時間 :約1時間、運転可能時間:約1時間
韓国メーカーのモデル。ゴミを吸い取るだけでなく、付属のモップで拭き掃除もできる1台2役なのが特徴。
時間がない人にとってはうれしいロボット掃除機。
清掃能力は、全体的に取り残しが少ない、毎回バッテリーが尽きるまで1時間5分程度清掃を行う。カーテンの下やラグとの境目には取り残しがない。2部屋連続でも上々の結果を残した。
ゴミの吸引機能の他、から拭きや水拭きなど豊富な動作モードを備え、幅広く使える。
充電性能も良い。ランニングコストは6年間で4万円ほど。
日経トレンディより