コンピュータ界を牽引するAppleや世界のディスプレイシェア1位のDELLが
5Kディスプレイを搭載した製品を発表した。
Appleは米国時間10月16日、同社の高解像度「Retina Display」を搭載した新版の「iMac」デスクトップコンピュータを発表した。
「Retina 5K」ディスプレイ搭載「iMac」が登場–アップル、27インチ新モデルを発表 – CNET Japan
HDテレビが1920×1080の解像度を持つのに対して、Appleの「Retina 5K」ディスプレイはピクセル数が7倍とAppleでワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhil Schiller氏は説明する。ディスプレイの解像度は5120×2880で、1枚のディスプレイ上におけるピクセル数は1470万となっている。
「Retina 5K」ディスプレイ搭載「iMac」が登場–アップル、27インチ新モデルを発表 – CNET Japan
デルが「世界初の5K モニタ」を謳う、27型5120 x 2880 解像度のUltraSharp 27 Ultra HD 5K を発表しました。
デルから「世界初の5K モニタ」Ultrasharp 27 Ultra HD 5K。2500ドルで2014年Q4発売 – Engadget Japanese
5Kディスプレイとは
その名の通り横幅が5120ピクセルあるディスプレイのこと。
※K=1000
ちなみに現在テレビ放送で用いられるHD(1080i)は横幅1920ピクセル、
4Kは4096ピクセル。
その精細さにTwitterでの反応も上々
Mamoru Komachi@mamoruk
大杉信雄@nobuo_o
4Kじゃダメなんですか?
メーカ各社は4KのテレビやPC向けモニタを熱心に売り出している。
その理由は至って簡単
4Kディスプレイでは4Kの映像や写真の編集ができない!!
4Kディスプレイで映像などを編集する際に等倍で表示してしまうと、編集ウィンドウやツールバーを表示するスペースがなくなってしまう。
しかし5Kディスプレイなら、映像を等倍で表示しながらツールバーなどを表示するスペースがたっぷりとある。
完全な4K映像を表示しつつ、編集作業ができる
スマートフォンやタブレットの普及に伴いPCの売上が低迷している。
今PCを必要とするのは映像や画像をつくる人々だけと言っても過言ではないだろう。
彼らが必要とするのは映像を見るための製品ではなく、映像をつくるための製品だ。
AppleやDELLは4Kの流行を無視したのではなく、その流行を支えるクリエイターへ向けた製品を作り上げたのだ。