インナーダウンとは
寒い時期のアクティビティで、フリースに代わるインナーとして注目をあつめている薄手のダウンウェア。フリースよりも保温性が高く、フリースよりも軽量・コンパクトになるので、使用する場所を選ばずに携帯できる。またダウンは風にも強いのでアウターとしても使える汎用性の高さが特徴。手のひらサイズの超軽量のモデルから保温性を重視したモデル、デザインが優れたモデルまで様々ある。
インナーダウン|アウトドアウェアの選び方
とにかく軽く、薄いということが特徴のインナーダウン。ダウンといえば、これまで重ね着の一番外を担うアウターだった。インナーダウンはまさに「インナー」として、コートやジャケットの下に着ることができる。インナーダウンの登場によって、コーディネートの幅はぐっと広がった。
繊研新聞・秋冬メンズカジュアルヒット番付は「インナーダウン」が堂々の1位
昨シーズンは、一部アウトドアブランドの商品の人気が目立ったが、今秋冬はセレクトショップのオリジナルや別注のほか、ユニクロまで、一気に提案が増えた。ベスト、半袖、長袖などバリエーションがあるため、本来のニット代わりの中間着としてだけでなく、秋口の軽い羽織りアウターとしても売れた。
秋冬メンズカジュアルヒット番付 | 繊研プラス: ファッションビジネス専門紙、繊研新聞
インナーダウンを出しているブランドをご紹介
・NANGA
滋賀のシュラフ(寝袋)ブランド「NANGA ナンガ」セレクトショップでは
アーバンリサーチに取り扱いがある。街着ダウンとして、シルエットが洗練されている。
・ノースフェイス・パープルレーベル
「NORTH FACE パープルレーベル」は少し光沢のあるインナーダウン。
前を開けてもシルエットが崩れることはなさそうだ。
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)
ファーと切り替えのついたダウンベストが人気のロッキーマウンテン。
キルティングタイプとストライプタイプとがあるようだ。鋭いVネックがシャツスタイルに◎
DESCENTE(デサント)
スポーツブランドのデサントからもインナーダウンが登場。ダウン以外に、フィルメランジェやポーターなど有名ブランドとのコラボにも注目したい。
・ヘリーハンセン
ノルウェーのマリンブランド「ヘリーハンセン」からはスウェットのような
Vガゼットがついたダウン。お腹のポケットが印象的。
・モンベル
日本の登山用品ブランド「モンベル」。登山の道具としてだけでなく、街着としても大いに活躍するだろう。少し落ち着いたお洒落さんが着ている印象。
・Barbour
オイルドジャケットが人気沸騰中のイギリスブランド「Barbour」。他のダウンと比べると
心もとないが、ジレタイプで他にはない上品な雰囲気。
・ウエスタンマウンテニアリング
、登山用ダウンスリーピングバッグメーカー「ウエスタンマウンテニアリング」の
フラッシュベスト。ハイスペック故に、登山用品店にしか置いていないかもしれない。
人と被りたくないのならば、ここだろう。
・ユニクロ
ファストファッションの王者ユニクロからは、ウルトラライトダウンの襟なしバージョンがカーディガンタイプとベストタイプで出ている。
・Snugpak
イギリスブランド「スナッグパック」ダウンとしては少し頼りなさそうに見えるが、その分重ね着で着膨れしにくい。柔らかな雰囲気が特徴。