100人あたり1人統合失調症は起こる! 意外と身近な病気なんです

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決して患者数は少なくない統合失調症について、薬物治療についてを中心にまとめてみました。個別の薬剤の詳しい説明などはありませんが、統合失調症の治療においての薬の大切さについてまとめました。加筆修正中

そもそも統合失調症ってなに?

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。

多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすく、その間に幻覚や妄想が強くなる急性期が出現します。
新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者のほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるようになりました(WHO 2001)。
以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、「統合失調症」へと名称変更されました。
統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

だいたい100人に1人がかかるといわれており、そこまで珍しい病気ではないのです。この病気はまだまだ偏見があるため患者さんは自分が病気であることを隠したり、人目につかないような生活をしていたりで少なく感じるのだと思います。
この病気は早く治療を始めることがとても大切になってくるので、初期症状を覚えておく事は身近の人の健康を守るためにも大切なことです。

症状は大きく分けて「陰性症状」「陽性症状」とがあります。

陽性症状とは、簡単に言うとないものがあるように感じる症状です。幻覚や妄想、自分が自分であるといった当たり前の感覚がなくなるといった症状です。
急性期に多く見られ、多くの人のイメージする統合失調症の症状はこちらだと思います。

陰性症状とは、簡単に言えばあるものがなくなる状態です。
感情がなくなったようになってしまったり、ほどんど話さなくなったり、自分で何かをしようとはしなくなったりします。
慢性期に多く見られます。長い間引きこもっている人の中にはこの病気の人もいると言われています。

統合失調症にもいくつかのパターンがあるので、症状も少しずつ違ってきます。

【2000】私の統合失調症の徴候は中学2年の頃からあったように思うのです。もっと治療が早くできていたら、発病を防ぐことができたのではないでしょうか。
http://kokoro.squares.net/psyqa2000.html

あくまで一例ですが、統合失調症の経過です。

治療には抗精神病薬が用いられます。

これらの薬とは長い付き合いになると思います。統合失調症の治療において薬はとても重要になってきます。
信頼できる医師を見つけ、医師の指示に従って治療を進めて行きましょう。

ちなみに向精神薬と抗精神病薬は違うものです。
向精神薬は、うつ病などに用いられ、抗精神病薬は主に統合失調症に用いられます。
ネットでは、この二つをごちゃ混ぜにしたものがありますが、効果も副作用も全然違うものです。

病気の症状により、医師が信用できなくなったり、治療を受ける必要性を感じなくなったりする点が他の病気とは違います。
最初に医師の指示に必ず従うと決めておくといいかもしれません。
しかし、多くの患者さんでは病識(自分が病気であるということが分かること)がなくなってしまい、これは難しいことです。ですが、治療を進めて行くうちに病識ができてくることもあります。

最初の症状は薬によってほとんどなくなると言われています。

しかし、統合失調症には再燃(再発)するリスクがあります。

抗精神病薬による治療で幻覚や妄想がいったん改善しても、薬物療法をその後も継続しないと、数年で60~80%の患者が再発してしまうとされています。
統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

そのため症状が治まった後も再燃防止のため、薬を飲み続ける必要があります。

また、再燃した場合には、自分が病気である感覚が失われることがあります。その場合にはもう一度治療を始めることがとても難しくなります。ここが他の病気とは違う点です。
そして、再燃するたびに脳はダメージを受けます。再燃を防止することはとても大切なのです。

薬には副作用があります。副作用にも個人差が大きく、辛い場合には医師に相談して自分に合った薬を探したり、副作用どめの薬を使ったり工夫して服用を続けましょう。
医師に相談し辛い場合は、薬剤師に相談するのも手です。信頼できる薬剤師さんを見つけておくといいでしょう。

ただし一生飲み続けなくてはいけない訳ではない

高血圧の場合に、降圧薬による治療を長期間続け、血圧が正常な期間が長くなると、降圧薬を中止したり減量したりしても血圧が上がらなくなることが増えてきます。
統合失調症の場合も同様で、精神症状が安定した状態が長く続くと、抗精神病薬を中止したり減量したりすることができるようになります。
その段階にまでなれば、抗精神病薬による治療は、一時的に症状を抑えるだけの対症療法とはいえなくなります。
ある意味では、服薬を続けることで病気そのものが軽くなっていくといってよいでしょう。
統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

1番いけないことは自己判断で止めることです。
どんな些細なことでも相談する事が大切です。

精神科リハビリテーションもあります。

薬による治療も大切ですが、病気とうまく付き合って行くトレーニングも大切です。

https://matome.naver.jp/odai/2141623748154457701
2015年02月23日