新卒内定率が上昇!そのニュースの一方で辞退者もいる不思議 ~最近の就職事情

tbiz
4年連続で新卒の内定率が上昇しているそうです。その一方で内定が決まらない学生も14万人いるとのこと。一部の優秀な学生が複数の内定を得たり、内定を辞退するなどして内定を取れない学生は依然としてたくさんいるようです。若い人の就職意識の変化も見られ多彩な様相を呈しています。

■新卒内定率が上昇しているらしい

・4年連続で内定率が上向きになっているとは!

新卒学生の内定率は上昇中!

人手不足感により「売り手市場」になっている。

内定率は、男子大学生が67・6%(同3・1ポイント増)だったのに対して、女子大学生は69・4%(同5・4ポイント増)と男子を上回った。
産経新聞

2015年3月新卒の学生さんには朗報

過去最低だった平成22年度から4年連続で上昇した
産経新聞

景気回復を受け企業の人手不足感が高まっている。学生の選択肢も増え、売り手市場になっている
産経新聞

内定率の上昇はグラフなら一目瞭然!

大学生の就職内定率68.4%、4年連続で改善

高卒の内定率が遂にリーマンショック前の水準を超えました。本格的に人材不足時代の到来です。
blog.livedoor.jp/otsuakinori/ar… pic.twitter.com/HRKY3PLeye

まれいたそ@y_takahashi24

16卒は売り手市場、内定率爆上げ待った無し16卒は企業から引く手数多という情報を純真無垢で真白な透き通った心の持ち主である俺はすっかり信じ切って今朝を迎えたのである pic.twitter.com/YmM7wdqXMq
15卒の間違いでは?16卒からは就活期間の変動があり、内定率が下がるのでは?と言われています。奇しくもこの日はGDPマイナス成長の一報が入り、日経平均が500円以上の下落をした。

Ura Nobu@UraNob

大学生の内定率が少し上がっただけで売り手市場と景気か良い様に言うが、内情を見ると売り手市場とは到底思えない。単に即戦力が欲しいという要求とそれに応える事が出来る学生の数との問題の様に思える。

■内定がもらえない人、内定を辞退する人

・内定を得られていない学生もまだまだ多い

20年度のリーマン・ショック前に近い水準に戻ったが、就職希望者も多く、いまだ約14万人が内定を得られていないと推計
産経新聞

一部の優秀な就職活動生が、内定を複数持つこととなり、「内定辞退」者が数多く生まれ、その裏で、未内定者も生まれる
就職氷河期の異変

ニャルソ@milksabu

二年後にはゆとりではない人たちが大学受験・・・今のうちに就職しないとまじで就職できなくなるのでゆとりの人たちは気を付けましょうwwwと、二年後就活の俺に一言
http://www.youtube.com/watch?v=K0ImF_cyM4U
氷河期と言われた2012年の頃の映像です。内定を得られない学生の切実な様子が伝わってきます。

・内定辞退をする人もいる

せっかくもらった内定を辞退する理由は?

就活生の意識の変化が見られる。

神奈川県庁の内定辞退者数が78人に上り、内定者全体の3割に達したとのニュースがメディアを賑わせました。しかも、内定辞退率は、2009年以降、3割超が続いています。
就職氷河期の異変

リーマンショックで業績が急激に悪化した際に、「内定取り消し」に踏み切った企業があらわれ、就職活動生が企業に対して、強い不信感を持った
就職氷河期の異変

その結果、
1.多くの企業の内定を持とうとする学生が現れてきた。
2.入社する気がないのに「練習」として参加する。
そんな学生が増えてきた。

大手志向が強くなった影響で、一部の企業に学生が集中しています。結果として、内定を獲得できない学生が増え、就職活動生の危機感をあおることになりました。
【プロが教える就活最前線】内定辞退者に「おまえのせいで計画が狂った」 圧力、罵詈雑言…違法すれすれ

■仕事選び

・競争やノルマを避ける ゆとり重視の草食系

若い男性の“職業観”に異変が起きている。
仕事選びも草食系か

派遣社員や契約社員として働く道を選ぶ男性も増加し、働き方が多様化。
仕事選びも草食系か

企業の非正規社員雇用の拡大が可能になり、社会に出てからの職業は、正社員希望者が普通であると思えたが、一時のフリーター等の働き方が賞賛されたりして、現在では労働人口の40%近くが非正規社員で埋められるという結果になった。
時給上昇でも敬遠される外食産業や小売業の、厳しい経営環境。 – 元気いっぱいの前期高齢者の ツッパリ発言

・正社員総合職が敬遠される?ゆとり志向の若者が増えている

就職や転職先を選ぶのに「ゆとり」を重視する傾向が強まり、企業側の採用や働き方の見直しに影響しそうだ。
競争、ノルマはイヤ…「ゆとり」重視の若者 仕事選びも草食系か

競争やノルマのある「正社員総合職」を敬遠し、事務作業で営業や企画など部門ごとのサポート役に徹する「正社員事務職(一般職)」を志望するといった草食系男子が増えている
仕事選びも草食系か

『仕事もプライベートも大事にしたい』という若者が増えた。残業が少なく、休暇をきちんと取れるイメージで正社員事務職を希望しているのではないか
【ビジネスの裏側】競争、ノルマはイヤ…「ゆとり」重視の若者 仕事選びも草食系か

神無月 社@noah_kuroduki

競争、ノルマはイヤ…「ゆとり」重視の若者 news.mixi.jp/view_news.pl?s…

俺も正社員事務職だけど、ゆとりなのか?いつ貰えるかわからん年金よりも安定した職種って考えはおかしいのか?結婚や子供、老後を考えて安定した職種を選んだのだが…?無謀と勇気は違うぞ?

最近の男性就活生は「草食系」「ゆとり」として面白おかしく書いたニュースにて
「この10年ほどで『仕事もプライベートも大事にしたい』という若者が増えた。残業が少なく、休暇をきちんと取れるイメージで正社員事務職を希望しているのではないか」

これはいけない事なんだろうか?

■今後は? 2016卒内定率の動向

・選考の解禁日が大きく変わる!2016年は内定率低下?

選考の解禁日が大きく変わる。これまでの大学4年生と大学院2年生の4月から8月へと4ヵ月も後ろ倒しになる
2016卒内定率は景気が良くても大幅ダウン!?インターンシップ参加倍増に見る“就職戦線の異変”

採用選考開始は現在の大学4年生、大学院2年生の4月から8月へと繰り下げられる。
2016卒内定率は景気が良くても大幅ダウン!?インターンシップ参加倍増に見る“就職戦線の異変”

中堅企業の就職が叶わなかった学生にとっては、夏休みが企業研究などのリスタート期間だった。それが秋、冬になってしまえば、卒業のかかった大学の試験勉強の時期にも重なり、大学を卒業する3月までに内定をもらえるかどうかも危ぶまれる。
2016卒内定率は景気が良くても大幅ダウン!?インターンシップ参加倍増に見る“就職戦線の異変”

OfferBox_開発担当@OfferBox_Dev

就活は自分の将来のために、自分の時間と労力を投資する時。内定の早い遅いは関係無い。自分が納得できる企業に出会えたかどうかが重要。すぐに理想の企業と出会える人もいれば、出会えない人もいる。ただし、努力している人の方が、出会った時に本領を発揮できる。 #16卒
https://matome.naver.jp/odai/2141600798816015101
2016年06月25日