コンビニ多店舗展開に踏み切る可能性
価格や品ぞろえで既存のコンビニとの差別化を図っており、10店程度の実験店舗で検証後、多店舗展開に踏み切るかを決断する。小売業界で数少ない成長市場で一定の存在感を示すことができれば、大きな波紋が広がりそうだ。
ドン・キホーテが次に狙うはコンビニ市場 実験店舗で検証中 – ライブドアニュース
実は一度コンビニ事業から撤退している
ドンキは以前、「情熱空間」というコンビニを展開していた。2006年8月の1号店から1年足らずの2008年1月に全店舗の閉店を終え、撤退した。安田会長によると、キッチン付きのコンビニにしたことで、消費者からの支持は高かったもののコストが掛かり過ぎたことから、撤退を決めたという。
ドン・キホーテが次に狙うはコンビニ市場 実験店舗で検証中 – ライブドアニュース
新たにドンキが“ビッグコンビニ”として仕掛ける「驚安堂」
(驚安堂は)ドン・キホーテ(通称“ドンキ”)が仕掛けたコンビニ型の実験店である。
ドン・キホーテの新業態「驚安堂(きょうやすどう)」は、コンビニ勢力地図を塗り替えるか!?! | コンビニウォッチ
「驚安堂」は”ドン・キホーテ”とは異なり、既存のコンビニエンスストアのようなシンプルな店舗設計が特徴だ。
陳列棚を低くし、通路も広めにとって、普段使いの買い回りの良さを考慮している。また、商品価格帯は従来のディスカウント店と同じ水準だが、食品・日用消耗品などは「驚安価格」で提供し、割安感を訴えるという戦法だ。さらに、雑貨、化粧品、メンズ衣料、スマホグッズなどの商品も豊富に取りそろえるという。
ドン・キホーテの新業態「驚安堂(きょうやすどう)」は、コンビニ勢力地図を塗り替えるか!?! | コンビニウォッチ
従来のような大商圏型の店舗ではなく、周辺の小商圏から高頻度に来店する単身者、ファミリー層などを対象とする戦略を目指すものとみられる。
ドン・キホーテ、大型コンビニ再進出−東京・杉並に1号店:日刊工業新聞
ドン・キホーテならではの強み
対コンビニの強みは、価格面と選択肢の多様性だ。コンビニがひしめく中で新たな需要を引き出すには「全く違うものを差し込むしかない。コンビニ銀座の中で、コンビニより安い物を、コンビニより大きな面積でやられれば、コンビニにとっては痛い」
ドン・キホーテが次に狙うはコンビニ市場 実験店舗で検証中 – ライブドアニュース
コンビニ商材で来店頻度を高めつつ、ドン・キホーテが得意とする非食品で特徴を打ち出す。
ドン・キホーテ 小型フォーマット「驚安堂」を実験 – 流通ジャーナル
多彩なカウンターフーズも楽しめる”コンビニ”
1階は前述の中食関連のほか、カウンターフーズとしてホットスナックやポップコーン、生ビール、米国から直輸入したコーラ、コーヒーマシンによる複数種類のコーヒーを提供する。ポップコーンの塩味やコーラその他の飲料はレギュラーサイズを50円に設定した。ポップコーンは自分の好みでカレーやコンソメ風味をシーズニングできるほか、キャラメルポップコーン(100円)も品揃えする。コーヒーは1杯100円とした。
ドン・キホーテ 小型フォーマット「驚安堂」を実験 – 流通ジャーナル
大宮南銀店のケース。
その一方で、宅配サービスや公共料金の収納代行サービス、コピー機の設置といった通常のコンビニにある機能はない。
品揃えとしては、青果は扱うが、精肉や鮮魚はなく、デリカやパン、即席麺や酒、飲料、菓子、冷凍食品、デイリー品と2類・3類の医薬品、日用消耗品を1階で品揃えし、地下1階ではコスメ商品や化粧品、パーティグッズ、実用衣料などを販売。
通常のコンビニとは違う試みを実験している。
バックナンバー801号
現在5店舗が営業している
埼玉県 大宮南銀店
東京23区 梅島駅前店 、桜上水店 、目白店
神奈川県 日ノ出町店
「驚安堂」がコンビニ業界を脅かす存在になるかどうか、そう遠くない時期に答えは出そうだ。
ドン・キホーテが次に狙うはコンビニ市場 実験店舗で検証中 – ライブドアニュース
2013年06月28日オープン。