衆院解散の意向を表明!!年内解散が安倍総理にとって都合が良い4つのワケ

hososato
ついに安倍総理が衆議院の解散の意向を表明しました。消費税の10%引き上げは29年4月へ先送りに。安倍総理が解散を決意するにいたった思惑と動向をまとめました。

自民役員会で衆院解散の意向を表明

安倍晋三首相は18日夕、自民党臨時役員会で、消費税率10%への引き上げを平成29年4月に1年半先送りするとともに、国民に信を問うため衆院を解散する意向を伝えた。
Yahoo!ニュース – 首相、自民役員会で衆院解散の意向を表明 (産経新聞)

衆院選は12月2日公示―同14日投開票の日程で実施する方針だ。
Yahoo!ニュース – 早期解散の見方広がる=消費税判断後「19日にも」—政府・与党 (時事通信)

自民党の高村正彦副総裁は18日午前の同党役員連絡会で、衆院選に関し「デフレとの戦いの正念場になる」と強調。谷垣禎一幹事長は「首相の判断を踏まえながら、政府・与党、衆参両院で連携し、しっかりまとまって頑張ろう」と結束を呼び掛けた。
Yahoo!ニュース – 安倍首相、今夜解散表明=消費増税先送り決断へ (時事通信)

与党内は二分していた…

ベテラン議員を中心に「大義がない」など反対の声が公然と出始めた。一方、選挙基盤の弱い若手議員は、世論の反対が強い消費増税が先送りされるとの期待感から「戦いやすくなった」と歓迎する声が多く、党内は二分されている。
Yahoo!ニュース – なぜいま解散 自民ベテラン「議席減るのに」若手は歓迎 (朝日新聞デジタル)

税金の無駄遣い…。解散するのわ…。

なぜこのタイミング? 実は総理にとって都合の良いワケが…

1.政治とカネの問題をリセットしたい

女性閣僚が相次いで辞任した「政治とカネ」問題

民主党の川端国会対策委員長は「衆議院の解散ということになれば、アベノミクスがうまくいかず、閣僚のスキャンダルも続いたので、すべてをリセットしたいというご都合主義の身勝手な大義なき解散になる」と指摘しました。
民主 川端氏「解散すれば身勝手」 NHKニュース

増税いまやるか否か悩んで、国民に意向を問いたい場合、解散総選挙しかないってわけじゃないよねえ? もろもろの幕引き&リセット&選挙勝てるタイミング=解散総選挙 ってことなのかなぁ。 なんてーか、政治もゲーム的要素満載なのね。

2.支持率の高い今がチャンス

10月末に日本経済新聞社が行った世論調査によれば、内閣支持率は48%、不支持率は36%である。自民党の政党支持率は37%である。野党の支持率は低く、民主党は6%、維新の党は2%である。さらに、野党は分裂状況にあり、小選挙区制中心の衆議院総選挙では自民党は戦いを優勢に進められると考えられる。
解散・総選挙の可能性:消費税引き上げ「先送り」以外の理由?(竹中 治堅) – 個人 – Yahoo!ニュース

3.野党の選挙態勢が整っていない

与党に対抗するための野党間の候補者調整は難航必至だ。民主党は、10月から公認内定者のいる選挙区を中心に党独自の世論調査を実施した。候補者擁立の最終判断や維新の党など他の野党との選挙協力の材料とする考え。本人に結果を通知し始めており、海江田氏は10日、「新人の公認候補の決定を急ぐ」と表明した。解散・衆院選の場合の争点として「アベノミクスは失敗ではないかといっていく」とも意気込んだ。
Yahoo!ニュース – 「年内解散」臨戦モード アベノミクス争点 (産経新聞)

ただ選挙協力を模索する民主、維新、次世代、みんな、生活の野党5党でみた場合、候補予定者が競合する選挙区は50以上。選挙協力の前提となる統一政策作りは未着手で、候補者調整と並び苦慮することになりそうだ。
Yahoo!ニュース – 「年内解散」臨戦モード アベノミクス争点 (産経新聞)

次世代の党の中田宏国会対策委員長は13日、「安倍政権は今(選挙を)やらないと負けがこむからやる。『負けないためには、今でしょ解散』だ」と断じた。
Yahoo!ニュース – 解散の「大義名分」を巡り火花…与野党 (読売新聞)

4.増税見送りを争点に民主党を分断したい

消費税10%=野田政権時の三党合意

野田政権時代の3党合意は「社会保障費の財源のための消費税増税」というロジックであったが、本当はそのロジックを嫌う有識者は多い。これは自民党政権ですらなかなかできなかった消費税増税を民主党政権が実行するにあたって、国民世論や当時の民主党議員の離反を抑えるために仕方ないものとして看過したに過ぎない。
衆議院解散の大義は「3党合意路線からの転換」 – Munchener Brucke

元々、次の総選挙までにはこの方向に舵を切らせるのは官界では既定路線であり、思いの他早く解散風が吹いた今、急いでシナリオライティングに追われているのではないか。「社会保障費への切り込み=3党合意路線からの転換」を期待させることができれば、有識者や保守系マスコミを味方につけることは可能だ。
衆議院解散の大義は「3党合意路線からの転換」 – Munchener Brucke

https://matome.naver.jp/odai/2141569324984589001
2014年11月18日