インドの性犯罪が減らない理由 「22分に1回でも釈放が多すぎる」大臣が「レイプは正しい場合もある?」

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インドで性犯罪被害を訴えても、裁判までいくことは少ない。「たとえ小児性愛者が逮捕されても、短期間の拘束で釈放される。捜査の手が足りなかったり、証拠が不十分だったりするためだ」と、あるデリーの警部は匿名で明かす。

法医学上の物証を収集・保存する訓練を受けた警官はほとんどいない上、証拠品を適切な状態で保存し移送するための機材を備えた警察署はほぼ皆無だと、デリー高等裁判所の弁護士ラジンダー・シンは言う。「そのせいで、科学的証拠によって有罪を下すチャンスが失われる」

インドの司法システムも事態を悪化させている。裁判までたどり着いたレイプ事件の約3分の1で有罪判決が出ているが、起訴までに10年以上かかることも珍しくない。司法システムが過密状態だからだ。インド国家犯罪記録局によると、15年では常時平均して80~90%の性犯罪事件が裁判待ちの状態だった。
インドの性犯罪者が野放しになる訳 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

インドの性犯罪は「22分に1回」という割合で発生。

インドの性犯罪は「22分に1回」という割合で発生。これが現実だ。

記憶に新しいのは、バス内少女暴行事件。2012年、インドの首都ニューデリーにて、23歳の女性が男性6人に性暴行を受け、2週間後に死亡した。
【映像】ついに、「レイプ被害」の実験動画を公開。インドで性犯罪が減らないワケ | TABI LABO

6人の子を持つこの父親(36)は先週、警察に出頭し、娘(14)をレイプしたことを認めた隣人の男(45)を絞殺したと自白したという。娘が妊娠したと知り行動を起こしたと話しているという。

供述書によると、娘が父親に、隣人から性的暴行を受け、誰かに話したら殺すと脅されたと打ち明けたとされる。暴行があったことは医師の報告でも確認されている。隣人の男は一家が信用している借家人で、「家族の一員のように付き合っていた。信頼を裏切られショックを受けた」と父親は供述している。

インドでは、レイプ事件が罰せられない例が頻繁にある。裁判が始まるまでに数年かかることもある一方、被害者が社会的な汚名を着せられることが少なくない。
娘レイプした隣人を拷問・殺害し自首、「メッセージ」だと父親 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

女性を暴行しようとした男への罰として、男の14歳の妹が村の長老の命令でレイプされる事件がインド北部の村で起きた。地元警察が明らかにした。

事件が起きたのは今月7日。警察によると、妹は男が起こしたとされる暴行未遂事件の被害者の夫にレイプされたと話している。命じたのはスワング村の長老だったという。

ジャールカンド州警察の広報担当者によると、報復レイプを行ったとされる男と少女の兄は11日の段階で警察に拘束されているが、まだ訴追されていない。警察は長老も逮捕した。捜査は継続中だという。
インド長老の命令で14歳少女が「報復レイプ」被害 – WSJ

インド北部カタラサダトガンジ(Katra Shahadatganj)村の女性たちにとって、夜のとばりが下りた後に家の裏に広がる野を歩くことは、普段から身の危険を感じる恐ろしい体験だ。しかし先月27日、野外に用を足しに出た少女2人が連れ去られ、集団レイプされた末に殺害された事件は、日々の試練に新たな恐怖をもたらした。

農場労働者としてのわずかな収入で生活する5児の母マハラニ・デビさん(40)は「事件があってから、私たちは以前よりもさらに恐怖を感じるようになった」と語る。デビさんが住む3部屋からなる家には、この地区の大半の家と同様、トイレがない。

先週に起きた12歳と14歳の少女殺害事件は、2012年12月に首都ニューデリー(New Delhi)で個人バスに乗り込んだ女子学生が集団レイプされ死亡した事件が生み出した激しい抗議運動と共鳴し、国内外で広く報じられた。
インド貧困女性を襲う「トイレの恐怖」、2少女レイプ殺人で明らかに 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

インド東部・西ベンガル(West Bengal)州の村で24日、前日夜から行方不明になっていた7歳の少女が、木に首をつった状態の遺体で見つかった。地元住民らは、少女が誘拐され、レイプされた上で殺害されたと主張している。地元警察が明らかにした

AFPの電話取材に応じた地元警官によると、犯人とみられる3人の男は、怒った住民らに追い詰められ、暴行を受けて重傷を負い病院に搬送された。住民らは男らを絞首刑にするよう要求しているという。

地元メディアは容疑者のうち1人が住民の暴行によって死亡したと伝えているが、その情報の真偽は確認できていない。
インドで7歳少女の首つり遺体発見、「レイプ犯」らに住民が暴行 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

よその国で起こったレイプ事件は非難しやすいのだろうか? ではすぐ隣の国で起こった場合はどうか? 今度はパキスタンでハッシュタグ #MenAgainstRape (レイプに反対する男たち)が立ち上がり、ツイッターでの議論が始まった。インドのマディヤ・プラデシュ州大臣バブラル・ガウルが、 「レイプは時によって正しいことも、悪であることもある」と発言 したのを受けてのことだ。

何百人ものパキスタンの若い男性が、このハッシュタグに参加して議論を始めた。恥知らずという意味のbaysharam(訳注:ウルドゥー語のbesharamのもじりか?)というハンドルネームを持つパキスタン人は、次のように言う。
インドの大臣が「レイプは正しい場合もある」と発言し、パキスタンで#MenAgainstRape(レイプに反対する男たち)が立ち上がる · Global Voices 日本語

https://matome.naver.jp/odai/2141526105982778901
2018年05月18日