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IELTSとは?
International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)は英語熟練度を測る英語検定の1つで、ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education社によって協同で運営されている。アカデミック・モジュール(Academic Module、大学や他の高等教育機関への出願のためのテスト)とジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)の2種類がある。
IELTSはオーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国のほとんどの教育機関で受け入れられ、アメリカ合衆国の3000以上の教育機関で受け入れられている。またオーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移民の必要条件となっている。
IELTS – Wikipedia
つまり、移民や留学の際に必要となる英語の検定試験のようなものです。
TOEFLと何が違うの?
TOEFLはペーパーのものもありますが、基本的に留学に必要なそれは、パソコンで行います。また、筆者の個人的な感覚ですが、IELTSはTOEFLに比べて簡単に目標スコアが取れると思います。
IELTSのテスト風景
IELTSのテストはこんな感じで行われます。
注意事項としては、IELTSはパスポートがないと受験できません。
持っていても、テスト当日にそれを忘れてしまうと、失格となるので注意しましょう。
勉強方法
筆者が最初にIELTSの問題を解いたときは、おそらくoverall4.5程度だったと思われます。そこから約2か月でスコアを3あげることができました。その際に使った参考書を紹介します。
① IELTSの形式を理解する
この本は、ケンブリッジ大学(IELTSの公式問題もケンブリッジが出版している)が出版している、IELTSの基礎の基礎がすべてのセクション(Listening Reading Writing Speaking)別に載っています。
この本に載っているTIPSはテストで大変有効なので、IELTSの勉強を本格的に始める前に、2周程度こなしておくことをお勧めします。
残念な点が一つあり、この本は日本語の記述が一切ありません。
② 語彙を増やす
この本も同じく、ケンブリッジが出している本で、IELTSに頻出する分野の単語を様々な形で、効率よく学べる本です。
この本は大変重要です。なぜなら、IELTSの頻出単語は大変癖があり、それを得意にするか不得意にするかでスコアに大変な差ができてしまうからです。
③ 仕上げ
この本は、またまたケンブリッジが出している、IELTS公式問題集です。
先に挙げた2つの本を徹底的にやりこんだ後、この本をすべての問題に正解できるまでやりこめば、6,5を下回ることはないと思います。
パート別徹底演習
個人的な感覚ですが、以上のトレーニングを毎日2か月続ければ、Reading Listeningについては全く問題がなくなると思います。しかしながら、強敵は、WritingとSpeakingです。なぜなら、これはネイティブの添削が必要となるからです。
おすすめWriting教材
この本は、ライティングに特化している本です。
ライティングに必要な単語から、段落の構成までカバーしていて、大変便利な参考書です。
しかしながら、やりこむにはかなりの時間と労力を必要とするため、IELTS6.0程度を目指すなら、あまり必要とは言えないと思います。
おすすめSpeaking情報
スピーキングを自分一人でお金をかけずに勉強するのは大変です。
お金に余裕があるなら、SKYPE英会話等をお勧めしますが、そんな余裕がない人は、
今迄に出題された問題をリストアップすることがかなりの効果があると思います。
たとえば、
Where is your hometown is located?
という問題に対し、
My hometown Izumi ward is on the southern fringe of yokohama city. I see my hometown as an urban place.
のようにです。
これをすべてのパート(1~3)をやれば、6,5は取れると思います。
しかし、IELTSは暗記したものは減点される(ライティング、スピーキング)ので、コンセプトを覚えておいて、それを思い出しながら、試験では話すようにしましょう。
スピーキング お役たちリンク
ここで、IELTSのスピーキングの問題を調べられます。
やれば絶対報われます。がんばりましょう。
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http://totsugekitotaishi.blog.jp/