▽最近話題の「フルーツ魚」とは?
フルーツ魚(フルーツさかな)とは、日本において、養殖魚の臭みを消すために、餌にかんきつ類などの果物生成物を混ぜて育てた食用魚のこと。
フルーツ魚 – Wikipedia
九州で柑橘類などをエサに混ぜた「フルーツ魚」の養殖が進んでいる。
Yahoo!ニュース – フルーツ魚登場「かぼすヒラメ」「柚子鰤王」エサに柑橘類、生臭さ消える (産経新聞)
▽フルーツをエサに混ぜる理由は?
大分県の「かぼすヒラメ」や鹿児島県「柚子鰤(ゆずぶり)王」など、果汁を使うことで生臭さがなくなり、味がよくなるという。
Yahoo!ニュース – フルーツ魚登場「かぼすヒラメ」「柚子鰤王」エサに柑橘類、生臭さ消える (産経新聞)
▽消費者の反応は?
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▽フルーツ魚のルーツは高知大学
日本で初めて「ゆずぶり」(高知県)の研究を手がけた高知大学農学部の深田陽久(はるひさ)准教授。
かぼすブリ、みかん鯛、レモンはまち。「フルーツ魚」って何だ? – エキサイトニュース(1/2)
「高知のオリジナルブランド魚をつくろうということで始めました。当時、養殖魚のエサにポリフェノールなど抗酸化作用のあるものを入れることがはやっていて、それならと同じ効果を持つ高知特産のゆずをエサに交ぜてみたんです」
かぼすブリ、みかん鯛、レモンはまち。「フルーツ魚」って何だ? – エキサイトニュース(1/2)
すると、狙いが当たった。抗酸化作用が発揮され、傷みにくいブリができたのだ。ブリは傷むのが早い。店頭で半日も置くと変色し、値引きしないと売れない。その欠点が解消された。
かぼすブリ、みかん鯛、レモンはまち。「フルーツ魚」って何だ? – エキサイトニュース(1/2)
しかも、予期せぬ副産物まで。
かぼすブリ、みかん鯛、レモンはまち。「フルーツ魚」って何だ? – エキサイトニュース(1/2)
「当時、研究室のメンバーはゆずをどのくらいエサに配合すればよいか探るため、毎日、大量のゆずぶりを食べていました。ところが、あるとき、研究員のひとりがゲップをしたら、ゆずの香りが研究室内にパッと広がったんです(笑)。それで詳しく調べてみると、ゆずの香りの成分がブリの身に移っていることがわかったんです」
かぼすブリ、みかん鯛、レモンはまち。「フルーツ魚」って何だ? – エキサイトニュース(1/2)
▽「フルーツ魚」に期待されていることとは?
世界的に魚の養殖が急速に進展し、市場獲得競争が激しくなる中で、高付加価値戦略で差別化を図る。
Yahoo!ニュース – フルーツ魚登場「かぼすヒラメ」「柚子鰤王」エサに柑橘類、生臭さ消える (産経新聞)
水産物の輸出入が盛んになる時代、フルーツ魚のように付加価値のある養殖魚は、国内外市場の開拓が期待できる。
Yahoo!ニュース – フルーツ魚登場「かぼすヒラメ」「柚子鰤王」エサに柑橘類、生臭さ消える (産経新聞)
九経連で第1次産業を担当する産業第1部の真次一満課長は「九州にとって、水産業も農業に負けず劣らず重要な産業です。将来的に海外への販路を確立し、持続できる漁業にする地盤をつくっていきたい」と語った。
Yahoo!ニュース – フルーツ魚登場「かぼすヒラメ」「柚子鰤王」エサに柑橘類、生臭さ消える (産経新聞)