謎の恐竜・デイノケイルス「背中に帆」北大准教授の大発見

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最もミステリアスな恐竜、として長年研究者を悩ませていた「ディノケイルス」という恐竜の全身骨格をついに特定!というニュースをまとめてみました。モンゴルで発掘・研究を続ける小林快次准教授ほかのチームによる発表です。

「最もミステリアスな恐竜」の全身骨格をついに特定

デイノケイルスは1965年にモンゴル・ゴビ砂漠で初めて発見
北大など、約50年間謎とされていた恐竜の姿を解明 | マイナビニュース

およそ7000万年前の地層から腕などが見つかり、その後、50年近くにわたって全身の姿や形が分からず、研究者の間で「謎の恐竜」と呼ばれてきた
「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース

デイノケイルスの想像図
背中に帆があった
毛でふさふさの想像図もある

北海道大学などの調査チームがほぼ全身の骨格を特定できたとする研究成果を発表
「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース

・歩く様子はこんな姿

http://www.youtube.com/watch?v=VfReZ3XcqKQ

▼研究成果を発表した小林准教授

小林快次准教授

1971年生まれ 福井県出身

北海道大学総合博物館准教

「先端が丸みを帯びた足の爪は湿地を歩くのに適している。さまざまな恐竜の特徴を併せ持ち、非常に珍しい。異様な恐竜だ」
2014年10月27日ニュース「ゴビの謎『恐ろしい手』恐竜の姿わかった」 | SciencePortal

北海道大学総合博物館のサイト

※ 人気テレビ番組にも出演!

▼発見の歴史

65年にモンゴル・ゴビ砂漠の白亜紀末期(約7千万年前)の地層から、長さ2・4メートルの両腕と肩の骨の化石が発掘
謎の恐竜、姿見えた 化石発見から半世紀 全長11m、北大准教授ら発表−北海道新聞[道内]

腕が異様に大きい

2006年に若いデイノケイルス、2009年に成長したデイノケイルスの胴体などを発見し
「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース

残る頭や手足などの化石についても現地で盗掘されたあと、最終的にドイツに運ばれていた
「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース

今回、全長11mと発表された

▼特徴は?

とにかく腕がでかい

獣脚類オルニトミモサウルス類の恐竜であることが判明
北大など、約50年間謎とされていた恐竜の姿を解明 | マイナビニュース

鋭いつめも特徴

くちばしがあるなどの特徴がある。腹部からは食物繊維の消化を助ける胃石と魚の骨が発見されたことから、雑食性
謎の恐竜、姿見えた 化石発見から半世紀 全長11m、北大准教授ら発表−北海道新聞[道内]

カモノハシのようなくちばしだった
魚も食べる雑食性

・様々な想像図が再現されています

http://www.youtube.com/watch?v=fYuMQhVTl0A
デイノケイルス 想像力をかきたてる
デイノケイルス 恐竜は鳥の祖先

▼朝鮮日報の報道はこちら

デイノケイルスの正体、韓国人科学者が解明
Chosun Online | 朝鮮日報

▼参考文献など

鳥類は恐竜の子孫

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2015年04月09日