厚生労働省によると・・・
厚生労働省では、年次有給休暇を取得しやすい環境整備を促進するため、今年度から 10 月を「年次有給休暇取得促進期間」 として、広報活動を行います。
ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議において策定された、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」において、 2020 年までの目標値として、年次有給休暇の取得率を70%とすることが掲げられていますが、 直近の取得率は47.1%(2012年)と、厳しい状況にあります。そこで、来年度の年次有給休暇の計画的付与について労使で話し合いを始める前の10月を「年次有給休暇取得促進期間」とし、全国の労使団体などに対して周知の依頼やポスターの掲示など、さまざまな広報活動を行っていきます。
なお「年次有給休暇取得促進期間」の実施に加えて、地方自治体などと連携して地域での休暇取得促進の働きかけを行う「地域の特性を活かした休暇取得促進のための環境整備事業」を、熊本県人吉市と愛媛県新居浜市、埼玉県秩父地域で実施します(※)。
10月は年次有給休暇取得促進期間です |報道発表資料|厚生労働省
2020年までに取得率70%を目指しているそうです。
他国の有給取得率は??
それに対して日本は???
比較的有給休暇が少ないと言われている韓国(70%)と比べても日本の有給休暇取得率がとても低いということがわかる。
この結果に対し、日本人はどのように感じているのか?
まず、有休取得率で1位を獲得したフランス(取得率100%)では、なぜか90%の従業員が「満足していない」と回答しているのです。
一方、有休取得率がワースト1位だった日本はといいますと・・・・何と、約半数の49%は、今の有休消化日数に「満足している」と回答しているのです。
ちなみに、同じ有給日数を取得している韓国は、70%が「満足していない」という回答です。このような結果からすると、「日本人は働きすぎ」というよりも、もともと休みに対する欲求が少ない、つまり「日本人は働くのが好き」ともいえるのではないでしょうか。
日本は有給消化率ワースト1位! 有給休暇取得の促進方法について | 福岡 労働問題|福岡の弁護士による労働問題Online
感覚がマヒしてしまっているような・・・・
まとめ
実際に働くのがすきな方も多いかもしれませんが、有給休暇が多ければ日々の生活をより楽しめるのではないかと思います。有給休暇の義務化を目指すなら、国民全員が「働くのが美徳」というような考え方を変えることが第一歩になると思われます。